取るに足らない日々の出来事

2006/04/16(日)10:27

桜の花びら舞う春祭。

景色(19)

とうとう、春になり・・・・。 四月から、仕事の担当業務が変わって急激に忙しくなった。 反面、プライベートでは こないだまで、毎週雪山で遊んでいたので なんだかぼーっとしてしまう毎日だ。 私は、桜が大好きなので この時期は、たいてい桜見物を楽しみにしている。 今年の春は、四月に入ってからというもの 平日の夜には花見弁当を作って近くの川辺で夜桜を 休日の昼には花見弁当を作って近くの川原で満開の桜を・・・ と、かなり満喫できた。   私は子供のころから、特に、夜桜が好きだ。 ぼんぼりの柔らかい光に照らされた桜を下から見上げると 満開になった花びらの隙間から漆黒の夜空がその後ろを埋めている。 夜の桜は昼の桜と違って、なんだか艶っぽくて しっとりとした風情を感じるのだ。 *** 昨日は、地元の町の春祭だった。 残念ながら雨が降ってしまったけれど これが今年最後の桜かも知れないと、出掛けることにした。 春祭が開かれたのは、近い町だったが 近すぎて、これまで殆ど行ったことがなかった。 桜の時期に行ったのは、これが初めてだった。 街道を歩いていると、獅子が出ていた。 地元では、町によって色々な獅子舞があり この町の獅子舞を見るのは初めてだった。 いつもの町の風景が 軒先に吊るされた提灯と、獅子の舞いで 一気に異次元の空間に変わった。 雨にしっとりと濡れた街には 花びらがはらはらと舞い落ちていた。 散り初めの頃、地面いっぱいに 白い花びらが敷き詰められた風景も大好きだけれど 今年の桜は、これで終わりだろうか。 また、来年を楽しみに・・・・。

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