出産帝王切開での出産はあまり感動的ではない。(と思う) まず、腰椎麻酔がいたい。 脈拍と血圧を測る機械を取り付けているので手術台に縛られていて動くに動けなくて苦しい。 「ぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴっぴ・・・」と規則的に鳴っていた脈拍計が ドクターの「それでは始めます。よろしくお願いします。」と言う声に反応して 「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ」と鳴り始めたのには自分でもおかしくなって噴出してしまった。 効いてるんだか効いてないんだかよく分からない麻酔にまいった。 メスを入れる前に子供を切らないように子供を押し上げるのだが、上半身は麻酔が効いてないので 胃が押されて気持ち悪い。そして何より皮膚が引っ張られて痛い!!!! メスが入った後は子供を押し出す・・・。 手術中は常に「痛い~~~~~~痛い~~~~」と言っていた記憶がある。 子供が出てきて一瞬嬉しさがこみあげたのもつかの間、「痛いもんは痛いんじゃ~~~~」と叫び始める。(←これは恥ずかしかった。) 子供が出て全身麻酔に切り替えてくれたのだが、点滴がもれたらしく「痛い!!もれてる!!」とドクターに叫んで意識が無くなった。 意識が戻ったのは手術室からでるときだった。夫が何かしゃべってるのに気付いたが、聞き取れるほど意識は戻っていなかった。 |