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2005/04/05
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カテゴリ:小説
「つくづくあんたって、庭造りが下手ね」
あきれたようにあたしは言った。
人もうらやむ、庭付き一戸建て、カーポートの横に十分な花壇スペースがとれる。
日当たり良好、あたしなら、あれとあれを寄せ植えして…と、いくらでもイメージが膨らむのに。
栄子は、それを雑草の野原にしてしまっているのだ。
”イングリッシュガーデン”などと自称して。
それでも、花を植えたい気はあるらしい。
「苗で植えると、雑草と間違えて、花が散った後抜いちゃうのよ。」
栄子は笑う。
それで、全部球根で植えることにした、と。
「でもねぇ、肥料をやったり、植え替えたりしないから、次の年は咲かないのよね。」

それで、自称英国風サバイバル”強いものだけが生き残れ”ガーデンか。

「来年は、がんばるわよ。」
そう言って栄子は、球根の寄せ植えを秋に買い集めた。
猫の額の庭をブロッキングして、色を揃えて植える気だ。
ところが、球根を植えてすぐ、栄子はあっけなく事故って逝ってしまった。

そして、春。

栄子の庭が狂ったように咲いた。
休眠していた球根まで全て。
それは、みごとな点描画風であった。






Last updated  2005/04/06 09:49:00 PM
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Comments

わに庭@ Re:売り切れてました!(03/24) chonakochiさん >覗いたら売り切れてまし…
chonakochi@ 売り切れてました! 覗いたら売り切れてました!サメの歯がか…
わに庭@ Re:お久しぶりです!(04/19) うわぁ、コメント放置ですみません! そう…
chonakochi@ お久しぶりです! お久しぶりです!そんな機能ができたんで…
わに庭@ Re:RSSリーダーも…(08/07) yamahusaさん えええ、どこに告知ありま…

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