はっきりいってライオンズ/レッズびいきです

常に上位を争っている我が浦和レッズですが、どうもここ数試合はあまり良くない試合が続いています。
用事があり、ほとんど見ることができなかった千葉戦はよく分かりませんが、引いた相手を崩しきれていないように思います。正直、ワシントンの１トップというシステムが引いた相手にはいまいちマッチした戦略とは思えないのですが、どうでしょうか？　引いたＤＦに対してワシントン１枚ではやはりワシントンが囲まれるシーンが多く、前を向いてボールをキープできていません。フォローに行くべきトップ下の小野・ポンテもワシントンを追い抜いて飛び出していくというタイプではないですし、やはり２トップがいいのではないでしょうか。達也が戻ってきたら２トップという風潮もあるようですが、待つまでもなくうちには永井というスピード・テクニックのあるＦＷもいます。是非試してもらいたいものです。

一方のＤＦ陣ですが、こちらはまずまず安定していると言ってもいいでしょう。しかし、清水・千葉戦と２失点とここ数試合は安定感に欠けてきています。
課題としては２つ。時折切れる集中力と層の薄さ。
象徴的なのがまさに清水・千葉との試合です。まず清水戦での２失点は集中力を欠いた瞬間にやられたものと言っていいと思います。清水戦以前にも開幕直後の試合終了間際の余計な失点をしており、いつか致命的な失点をするのではないかと思っていたのですが、それが清水戦で出てしまったように思います。
豊富な中盤に対してＤＦは層が薄いと開幕前から思っていたのですが、それが出てしまったのが千葉戦です。負傷の堀之内、出場停止の啓太の穴を結局埋め切れなかったのが敗戦の一番大きな原因ではなかったでしょうか。今年、ＤＦは闘莉王・坪井・堀之内・内舘・細貝が入りましたが、内舘・細貝は本職はボランチの選手ですし（堀之内ももとはボランチですが）、もう１枚計算できるＤＦが欲しいところです。ネネの復帰が待たれるとともに南・堤の成長に期待したいところですね。

最後に個人的に期待したい選手を一人。なんといっても相馬ですね。クールな見た目とブログで披露しているお茶目な性格のギャップもさることながら、出場した試合で時折見せている縦への突破は目を見張るものがあります。三都主というぶ厚い壁が立ちはだかっていますが、レギュラーを勝ち取るぐらいの成長を期待しております。