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カテゴリ:野菜・果実
葡萄類
岡山県産 桃太郎ぶどう 桃太郎伝説の岡山県がこの桃太郎という品種名をなぜ桃ではなく、葡萄につけたのか?それはこの葡萄を食べれば納得できるだろう。この葡萄が誕生したのは一昨年ぐらいだったか。誕生とともにいきなりトップブランドとして販売された。この葡萄は緑色をし、香りは最高級といわれていたアレキサンドリアに匹敵する香り。そして、種も少なく、皮ごと食べる事ができる。是非ネット検索で[桃太郎ぶどう]を検索していただきたい。 メロン類 北海道産 タカミメロン(2004年千葉県飯岡市からの告訴により、デリシーメロンから改名) メロンも瓜系の植物。西瓜と同様、厳しい環境でこそ甘みを発揮する果実である。本来タカミメロンは千葉県の飯岡市が発祥の地である。 もちろん飯岡のタカミメロンも十分においしいのだが、北海道の気候条件には適わず、味には差が出てしまう。メロンの育成に限った事ではないが、花がしぼみ実が出来てから 、収穫までは適正の累積日照時間と積算温度がある。一日の日照時間が短いほど長い間木からの栄養をもらえる。積算温度が達成すると熟す。この累積日照時間と積算温度が絶妙にクロスした時がその果実の最高の味となる。 北海道はまさにそれにあたる恵まれた(?)地域になる。さらに人の手で水分バランスを調整し、味を濃くしている。 余談 北海道夕張市産 夕張メロン 日本のメロンの代名詞とまでなったこのメロン。しかし現実はどうだろうか? 東京の大田市場では日本中のメロンを扱っている。そして日本全体の相場を決めるこの市場には全農協が抜群の商品を送り込む市場である。 そんな中で、東京大田市場の夕張メロンの評価は意外にも低い。それは何故か? 日本中のメロンが集まってくるが、評価をするのは東京の人なのだ。東京の人は見た目と甘さに着目して果実を評価する傾向がある。甘さだけなら、千葉県銚子市アムスメロン、北海道産タカミメロン、見た目ではマスクメロンという俗称で呼ばれている、静岡県静南地区アールスメロンを除いて他ならない。そんな中で夕張メロンは1ランク下に見られてしまうのだ。北海道夕張市に行った事がある人は判ると思うが、そこで売られている夕張メロンは非常に高価な価格で販売されている。しかし、そのメロンを大田市場に送ると、半値以下で価格を仕切られてしまうのだ。わざわざ運賃をかけて東京に送り込んだメロンが地元よりも、半額で売られてしまっては、夕張市の農家も東京には出荷しなくなってくる。本来ならば日本中からメロンが来るなら日本中の人に審査してもらいたいものである。メロンとは決して甘さだけではなく、風味や香りも重要で、決して見た目は関係ないと言いたい。このような悲劇の中、夕張メロンは本来の価値を評価されずにいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/06 05:11:30 PM
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