ゴール寸前で差し返してクリスタルコルドが『第34回はまなす賞』(BG3)を制す。
27日(土)は雨が降る時間帯もありましたが、28日(日)は開催前に雨は上がりました。薄い雲に覆われての開催でしたが、夕方頃に雲がちぎれ、茜色の空も見られるシーンもありました。雨か曇りの日が続いていましたから、これは少しホッと出来る時間帯でした。ただ最近は日暮れが早まり気温が低く、馬場は軽め。もう秋の馬場ですね。そんな中、この日のメイン競走『第34回はまなす賞』(BG3)が行われました。各馬スタートすると、ほぼ横並びで第1障害を降ります。その後も8頭が、ほとんど差がなく第2障害へと進んでいきます。2障害手前で一団から抜けてクリスタルコルドが先頭で来ます。その後、2番手以下が差なく来ます。一息置いてクリスタルコルドが最初に2障害を登ると、他の馬も次々と登り始めます。クリスタルコルドが一腰で2障害を先頭で降りると、続いてヘッチャラ、ヤマカツエースも追いかけるように降ります。下って切れ味を見せ僅かに先頭に立ったのはヤマカツエース。しかしクリスタルコルドも簡単には譲らず。この2頭の直ぐ後ろでヘッチャラ、ツガルノヒロイモノが追う展開に。僅かながらリードがあるヤマカツエースが押し切るかと思われた残り10М。クリスタルコルドが粘り強く歩き、ヤマカツエースにじわりと迫り並びます。そしてゴール直前で見事に差し返してのゴール。これで重賞2連勝としました。※主催者から頂いた写真です。※主催者から頂いた写真です。クリスタルコルドを管理する西弘美(にし・ひろみ)調教師は「はまなす賞」を初制覇。騎乗した西謙一(にし・けんいち)騎手はコウリキで制した2015年以来の2度目の制覇となりました。西謙一騎手のインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓※主催者から頂いた写真です。勝ったクリスタルコルドは力を益々つけてきた印象です。ヤマカツエースは惜しくも敗れましたが、相変わらず好内容でした。3着ヘッチャラは荷物が上位2頭に比べ10キロ重い点に泣いたでしょうか。これで重賞を6戦して全て2着か3着。重賞制覇が近いようで遠いですね。最後、追い込んで4着のミソギホマレは障害で少し時間が掛かってしまいました。終わってみれば重賞勝ち経験馬が上位2頭。3歳馬が上位独占しました。でも、まだまだ将来楽しみな馬達。引き続き応援お願いいたします。