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カテゴリ:今週の注目&回顧
元日から青い空。強い風。
最低気温はマイナス10度以上の日々。 例年以上に寒さ感じる 2019年の開催がスタートしました。 新年は元日から5日連続開催のばんえい競馬。 2日には900キロ前後の荷物で争われる高重量戦。 伝統の古馬戦、第41回帯広記念。 3日には4歳(あけ5歳)の重賞ロード最後の一冠。 第12回天馬賞。2日連続での重賞開催。 この豪華2本立てが今年もお正月開催を更に盛り上げました。 まずは帯広記念のお話から。 寒さと風で乾いた馬場は、 昨年の帯広記念の日と比べて 時計が掛かる馬場に…。 そんな中でのレースはセンゴクエースが 好スタートを決めて飛び出すと、 道中は高重量戦らしく何度も刻みながら歩を進め、 フジダイビクトリー、コウシュハウンカイ、オレノココロらが 先行して第2障害手前に来ました。 じっくりと息をいれて最初にフジダイビクトリーが仕掛け、 オレノココロ、コウシュハウンカイらが続きます。 各馬懸命な挑戦の中、障害巧者のコウシュハウンカイが ヒザをつきます。そんな中、後から仕掛けたシンザンボーイ、 センゴクエース。それからフジダイビクトリー、 立て直してコウシュハウンカイ、オレノココロが ほぼ同時に第2障害を降ります。 その中から降りて脚のあるセンゴクエースが 先頭に立ち押し切りを狙いますが、これにオレノココロは猛追。 この2頭がソリの後端を並べてゴール。 結果は僅かにオレノココロが先にゴールし、 帯広記念3勝目を挙げました。 ![]() ![]() ※上2枚の写真は主催者から頂いたものです。 鈴木恵介(すずき・けいすけ)騎手、 槻舘重人(つきだて・しげと)調教師の プレイヤーインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第41回帯広記念オレノココロ これでオレノココロは重賞21勝を達成。 カネサブラック(2013年引退)が持つ 重賞最多勝記録に並びました。 センゴクエースは惜しい2着。 3着にはフジダイビクトリー。 やはり高重量戦ですと存在感を増します。 また第2障害を先頭で下ったシンザンボーイが4着。 今後の古馬重賞において楽しみな存在が登場しました。 5着のコウシュハウンカイは今回は展開が キツかったように感じました。 激戦の翌日は天馬賞が行われました。 9頭中7頭が重賞勝ち馬と正に激戦の世代。 それだけ将来楽しみな馬が多くいる世代です。 レースは好スタートのメジロゴーリキ、 ジェイワン、ゴールデンフウジン、 ミノルシャープらが先行し後ろはバラける展開。 第2障害ではゴールデンフウジンが先に仕掛けると、 その後はミノルシャープが仕掛けますがヒザをつきます。 その中でメジロゴーリキが力強く一腰で上りきり、 障害を先頭で下ります。その後たて直してミノルシャープ、 マツカゼウンカイ、ゴールデンフウジンが下りゴーリキに猛追。 最後はメジロゴーリキとゴールデンフウジンが 2頭がソリの後端を並べてゴール。連日の大接戦は、 僅差でメジロゴーリキが勝利しました。 ![]() ![]() ※上2枚の写真は主催者から頂いたものです。 西謙一(にし・けんいち)騎手、 松井浩文(まつい・ひろふみ)調教師の プレイヤーインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第12回天馬賞BG1メジロゴーリキ 松井調教師がインタビューの後。 「最後は天国から岡田先生が そりを押してくれたんじゃないのかなぁ」 と、故人を懐かしむような笑顔で話してくれました。 メジロゴーリキは元々、 昨年12月21日に亡くなられた岡田定一(おかだ・さだかず)調教師の管理馬でした。 亡き人の思いが天から届いた天馬賞となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月05日 12時40分25秒
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