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ばんブロ(ばんえいスタジオのブログ)

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2019年03月14日
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カテゴリ:牧場
ばんブロ初登場、楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦です。

 北海道も徐々に雪解けが進み、春が近づいてきました。先週は札幌から帯広へ特急で移動しましたが、朝の札幌は雪が降っていたものの、帯広に着けば天気に恵まれ、普段に比べれば暖かい1日でした。

 さて、3日と4日の1泊2日で帯広に行った訳ですが、その理由は、楽天競馬が超テラ盛りの会員の方々を対象とした「ばんえい生産牧場ツアー」に同行しました。

 ばんえい競馬は、生産頭数が減少するとともに馬主も比例するかのように減っています。競馬を運営する上で、馬はもちろん、馬主を増やすことが求められている時期に来ています。今回のツアーは、生産牧場を訪ねることで重種の馬たちと触れ合い、馬主に興味を持って頂く意味合いもありました。今回は道内から6人、三重から1人、計7人の会員の方々が参加されました。三重から参加した方も、北海道出身ということで、皆さん北海道に関わる人たちのツアーとなりました。

 JR帯広駅で集合し、帯広空港へバスで移動。最初に訪れたのは、ばんえい牧場十勝でした。帯広空港から本当に近く、到着してすぐ行けるので、観光スポットとしては最高の立地です。個人的には、グリーンチャンネルのロケで昨夏に訪れて以来、2度目の牧場見学でした。

 この牧場は、「ジェイ」の冠でばんえいファンにはお馴染みの小森唯水さんが運営されています。小森さん自ら、牧場を案内して頂く豪華なツアーとなりました。最初に1頭のばん馬が見えましたが…



 種牡馬となったジェイワンです!2歳から3歳春に懸けて行われる2歳三冠すべてに出走して2着、3着、2着に健闘。ばんえいダービーでも僅差3着に頑張るなど、世代の重賞で常に上位争いを演じていました。昨年、悲願とも言える柏林賞で重賞初制覇を飾り、今年に入ると特別戦を3連勝して引退、種牡馬となりました。2月9日、引退レースとなった「然別賞」では、ばんえい界次世代のエースと言えるセンゴクエースを破り、惜しまれての引退となりました。


「馬格があり、種牡馬としての資質が高く感じています。このような素晴らしい馬に出会うことは、そう簡単なことではないので、これからという時だからこそ、良い子供を作って欲しいという思いから、5歳という若さで種牡馬となる道を選択しました」

と小森さん。ばんえい競馬の一時代を築いたカネサブラックの後継種牡馬として、頑張って欲しいと思います。

 徐々に奥へ進み、放牧中の1歳馬や2歳馬、




そして生まれたばかりの当歳馬も見学させて頂きました。
その中には、ニュータカラコマの半弟(父ナリタボブサップ)もいました。見学した日の2日前に生まれたばかりのとねっ仔は、本当に可愛いですね。そして、ばんえい記念が近づきつつある時でもあり、何か胸がこみ上げるものもありました。



 そして、昨年、種牡馬にするためにフランスから輸入した、純血ペルシュロンであるファルコという4歳馬が、運動から帰ってきたところも見ることができました。

「今は30頭ほど生産していますが、ばんえい競馬を安定的に頭数とレース数を確保するため、まだまだ増やしていこうと思っています」

と小森さんは話し、将来的には年間40頭の生産ができるような状況にしていきたいという思いを、会員の方々に伝えていました。

 ばんえい牧場十勝では、昼食をとる場所もあります。帯広名物の豚丼はもちろん、カレーも豊富な種類があり、北海道ですから当然、ソフトクリームもあります。牧場を訪れた際にはぜひ、食も堪能して頂ければと思います。

 ばんえい十勝牧場を離れる際、第二牧場をバスでグルっと回り、放牧されている繁殖牝馬を見学。



その流れの中で、本別町の本寺牧場へ移動しました。約80分と、少し離れた場所ですが、北海道で移動慣れしている人たちにとっては苦にならない距離とも言えます。



 本寺牧場は、2016年にばんえい記念を制したフジダイビクトリーや、ばんえいオークスなど重賞4勝のミスタカシマなどを生産しています。牧場に到着し、まずは本寺政則さんに血統について、講義を受けました。ペルシュロン、ブルトン、ベルジアンの三品種がばんえい競馬を発展させてきました。馬体の体形、得意なレーススタイルなど、それぞれの特徴を勉強することで、ばんえい競馬を観る上で違った見方ができるかもしれません。この三種を上手くマッチした配合から生まれたのが、センゴクエースであるという話も伺いましたが、大変興味のある内容でした。



 その後、厩舎や放牧地に移動し、本寺牧場の馬たちを見学させて頂きました。



アローファイター産駒の2歳牝馬(母は良姫)は、能力検査を前にソロソロ競馬場へ移動するそうです。この馬の配合も、三種が見事に取り入れられ、将来が楽しみな1頭です。



また、繁殖牝馬の放牧地では、2007年の黒ユリ賞で3着、ばんえいプリンセス賞では2着に健闘し、ミスタカシマやタカラシップの母で知られるアグリタカラを見学させて頂きました。


そのアグリタカラの子・エポナビューティーも、5歳という若さで繁殖牝馬として牧場に帰ってきていました。インフィニティーを受胎しているそうで、生まれてくるのが楽しみですね。



 あっという間の牧場見学ツアーでしたが、会員の方々とともに、僕自身も楽しく過ごさせて頂きました。夜の懇親会、そして翌日の競馬場観戦、バックヤードツアーと、2日間でばんえい競馬を満喫できたと思います。

 このブログをご覧頂いた方々も、ばんえい競馬を身近に感じて頂く上で、まずは一般見学ができるばんえい十勝牧場を訪れて欲しいと思います。






最終更新日  2019年03月25日 19時21分40秒
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