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カテゴリ:今週の注目&回顧
日に日に寒さを感じる帯広。
特に朝夕の寒さは厳しく10日(日)の午前5時には-2.6度を記録しました。北海道内の高い山々では雪が積もり、雪景色がひろがる所も出てきました。また今週の開催は風が強く吹き、寒さが増し冬の始まりを感じる週でした。 この寒さの中、今週は日曜日のメインレースに3歳馬の重賞2冠目「ばんえい菊花賞」が行われました。 馬場水分0.9%の中、全馬一団で第1障害を越えます。その後、インビクタ、メムロボブサップ、アオノブラックが差なく先行し第2障害手前に着きます。第2障害ではインビクタが最初に仕掛け、メムロボブサップ、アオノブラックが続きます。 各馬が挑戦する中、メムロボブサップが先頭で障害を降り、続いてインビクタ、アオノブラックが降り追います。後ろからアオノブラックが迫りますがメムロボブサップはトップハンデを感じさせない脚を見せ先頭のままゴール。見事「ばんえい菊花賞」を制し2冠を達成しました。 ※上記2枚の写真は主催者から頂いた写真です。 メムロボブサップを管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師と、騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手は共に「ばんえい菊花賞」初制覇。そして2週連続の重賞制覇となりました。プレイヤーインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第44回 ばんえい菊花賞 メムロボブサップ 2着にはアオノブラックが入りました。メムロボブサップを懸命に追いかけ、こちらも良い脚をみせましたが届かず。3着には追い込んで来たアオノゴッド。2歳時はイレネー記念を4着。今年9月に入り馬体重を1000キロに乗せ前走B3クラスを勝利して今回の出走でした。この世代の新星的存在になるかもしれません。 この世代の次の重賞3冠目は12月29日に行われる「ばんえいダービー」です。ここは定量戦ですので今回の内容を見る限りメムロボブサップが有利とは思いますが、荷物は今回より重くなります。しかも次週からヒーティングとロータリーハローが入り馬場も冬仕様に変わりますので、どんなレースになるか今から楽しみです。 また、その前の12月8日には牝馬限定の「ばんえいオークス」が行われ、このレースの内容も注目が集まります。引き続き3歳戦もお楽しみ下さい。 さて、3歳戦の次は2歳戦のお話し。 ばんえい菊花賞の前のレースで今年も「ばんえい甲子園」がスタートしました! 産地を5つのブロックに分け各ブロック事のレース上位2頭が12月30日に行われる重賞ヤングCSに出走する事ができます。 今年の第1戦は「第36回釧路産駒特別」です。 ゴール前は横並びの大接戦でしたが、そこから抜け出しエンゼルフクヒメが勝利しました。 2歳の重賞1冠目ナナカマド賞は悔しい結果だっただけに2冠目ヤングCSで改めての重賞挑戦となります。 管理するのは小林長吉(こばやし・ちょうきち)調教師。 騎乗する中山直樹(なかやま・なおき)騎手は、この馬で重賞初制覇となるのか?その点にも注目が集まりそうです。 2着にはタケノダイマオーが入り、この馬もヤングCSを目指します。 残り4戦ある「ばんえい甲子園」次週からもご注目下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月12日 08時10分05秒
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