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カテゴリ:今週の注目&回顧
年末年始の5日間連続開催が終わり、お馴染みの「土、日、月」の開催に戻ったばんえい競馬。
盛り上がりも少し落ち着くかと思われましたが、今季は1月11日(土)にレディスヴィクトリーラウンドIN帯広競馬場が行われ、遠くから各競馬場で活躍する女性ジョッキー6名集結!ばんえい竹ケ原茉耶(たけがはら・まや)騎手と共に大いに盛り上げてくれました。 各地の騎手が到着し、まずはエキシビションレースに向け、ばんばに触れながらの練習が行われました。 ![]() ※主催者から頂いた記念写真。 記念撮影の一コマを見ても何だか楽しそうですね♪ 一番の目玉であるエキシビションレースでは残念ながら中島良美(なかしま・よしみ)<浦和>騎手が参加できませんでしたが、5名の騎手と竹ケ原茉耶騎手が競い、日本人女性騎手最多勝利数を日々更新している宮下瞳(みやした・ひとみ)<愛知> 騎手が見事勝利。これは、ひょっとすると2月4日(火)高知から始まる本線に向け弾みになったかもしれません! ![]() ![]() ※主催者から頂いた写真です。 その他にも場内や「ばんスタ」でトークショーを行いました。ばんスタでは、 ![]() まずは左から関本玲花(せきもと・れいか)<岩手>騎手、中島良美(なかしま・よしみ)<浦和>騎手、宮下瞳(みやした・ひとみ)<愛知> 騎手が登場。 ![]() 続いて左から木之前葵(きのまえ・あおい)<愛知>騎手、濱尚美(はま・なおみ)<高知>騎手、岩永千明(いわなが・ちあき)<佐賀>騎手が登場しました。 普段から一緒に居るのでは?と思うぐらい、活躍する地域の違う騎手達が楽しそうにお話をしている所を見られ、こちらまで楽しくなってきました。トークショーの中では、3年のブランクを乗り越え復帰した岩永騎手が「サラブレッドもばんばんも目が同じ」と語ってくれた事は強く印象に残りました。怒ったり等の感情を目から感じる事があるのは馬というか生きるもの全てにあるのかもしれませんね。 ![]() ![]() ↑ この二人が何をしていたのかは、さておき(笑) 今回のレディスヴィクトリーラウンドは関本玲花(せきもと・れいか)<岩手>騎手、中島良美(なかしま・よしみ)<浦和>騎手、濱尚美(はま・なおみ)<高知>騎手と3名も一気に新人騎手が増えた事は本当に明るい話題だなと思います。ばんえいも、もっともっと男女を問わず新しい騎手や人出が増える事を願うばかりです。 遠く帯広まで来てくれました6名の騎手達、そして各競馬場や関係者の皆様の協力で帯広でもレディスヴィクトリーラウンドを開催して頂いた事に本当に感謝いたします。今後も現在ばんえい唯一の女性騎手、竹ケ原茉耶(たけがはら・まや)騎手との関りが生まれるような企画があると嬉しい限りです。 さて翌日1月12日(日)には坂本東一(さかもと・とういち)調教師の通算1000勝セレモニーが行われました。 こちらも昨日の女性騎手達に負けないぐらいの坂本調教師の笑顔、笑顔の連続でした。 ![]() ![]() この日も白いスーツ姿がまぶしかったです。 ![]() ![]() ![]() 持ちきれない花束を両手にし満面の笑み。 ![]() ![]() ![]() ![]() 騎手として2000勝を達成し、今回の1000勝達成は調教師開業11年8ヶ月で、ばんえい競馬史上最短での記録達成。 そんな事を成し遂げた方なのに、いつもどんな方にも親切に丁寧に、そして冗談も時々交えながら相手の緊張をほぐすようにお話をしてくれる坂本調教師。 一瞬、偉人という事を忘れてしまいそうですが…。何か大きな事を成し遂げる方は普段から前向きで明るいのかなと感じました。 偉人と言えばミスターばんえい金山明彦(かなやま・あきひこ)調教師が管理するサクラユウシュンが12日(日)のメインレースサッポロビール杯第43回ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン別定・準重賞)を勝利しました。 ![]() ![]() ![]() 金山調教師は「障害だけは気をつけてと伝えておいたが、初騎乗なのに西将太(にし・しょうた)騎手が上手く乗ってくれました(西将太騎手は横で照れ笑い)。ハンデ差があったのでチャンスはあるかなとは思ってました。流れが落ち着いたのも良かったです。とにかく今日は騎手が上手く乗ってくれたお陰です。」とコメント。 勝利騎手インタビューを終えた直後に「今日は俺の腕で勝ちましたって言えば良いのに」と、嬉しそうに西将太騎手に声をかけていました。騎手をべた褒めしながら終始笑顔の金山調教師でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月14日 08時20分06秒
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