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カテゴリ:今週の注目&回顧
新型コロナウイルスの影響で、2月29(土)から3日間の開催は無観客での開催となったばんえい競馬。
ある騎手に話を聴くと「歓声が無い中の競馬は何だか寂しいね」と話してくれました。 私のような出入業者も、シーンとした中で実況するのは寂しい限りでした。 普段いかにファンの声援のお陰で「時には興奮し、時には驚き…、」そんな気持ちを、より強くさせてくれていたんだなと感じた3日間でした。 昔話で申し訳ありませんが、今は無き、すすきのの400坪あった大型キャバレーで司会らしき事をしていた時も、少くても4人はお客様が居ました。また、そんな時でも、お客様待ちのホステスさんが100人ぐらい居て、何故かそのホステスさんの待機場が司会が喋るブースの真後ろ。私が噛む等したら小さな笑い声やヤジが飛び、気の弱い私は随分と落ち込みましたが…。 無観客というのは、そういう事すら起きないんですよね。。。 日常が1日も早く戻る事を祈っいます。 無観客の中での競馬。3月1日(日)のメインレースには重賞チャンピオンカップが行われました。 雪の影響で馬場水分2.4%と軽めの馬場で行われました。7頭がスタートすると、アアモンドグンシンが積極的に前に行くと負けじとオレノココロ、センゴクエースと有力所が先行する形でレースが進みます。 第2障害に先頭で着いたアアモンドグンシンは後続馬が来るまで待ち、一気に障害を上がっていきます。センゴクエースも、これに続きますがヒザをついてしまいます。その後、仕掛けたオレノココロはすんなりと2番手で降り、アアモンドグンシンを追いかけます。しかし先頭のアアモンドグンシンは十分なリードを生かし、じわりと迫るオレノココロに並ばれる事なく、しっかりした脚色のままゴール。ハンデ差はあったものの、先行し押し切る内容で快勝しました。 ※主催者から頂いた写真です。 アアモンドグンシンを管理する小林長吉(こばやし・ちょうきち)調教師、騎乗した長澤幸太(ながさわ・こうた)騎手はともに「チャンピオンカップ」初制覇となりました。お二人のプレイヤーインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第41回チャンピオンカップ(BG2)アアモンドグンシン ハンデ差や馬場の味方もあったとは言え、一線級を相手に先行押し切りと王道の勝ち方。ますます今後が楽しみになったアアモンドグンシン。長澤幸太騎手もレースを重ねる度に自信を増して騎乗しているようにも思えます。 2着にはオレノココロが入りました。障害をスムーズに超え、先頭に迫りましたがハンデ10キロ差もあり、捕らえるまではいきませんでしたが好内容で大一番に向けて順調のように思いました。障害でヒザをついたセンゴクエースですが、若い頃とは違い直ぐに立て直し自慢の脚で最後は3着まで浮上しました。コウシュハウンカイはTOPハンデでしたので仕方のない競馬だったように思います。 これら古馬一線級は3月21日(土)ばんえい記念に多くは向かうと思います。そこで、どんなレースが見られますか?今年も楽しみです。 さて、この日の第6Rでトワトラナノココロに騎乗し勝利した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手が通算1500勝達成を達成しました。 ※主催者から頂いた写真です。 オフィシャルホームページにも掲載がありますように、 ↓ ↓ ↓ ↓ 阿部武臣騎手が通算1500勝達成! 新型コロナウイルスの拡大防止のため、阿部騎手本人の意向により記念セレモニーは行われません。これは、残念ですが仕方がないのかなあ、という所です。 ばんスタではファンの皆様に少しでも1500勝達成の思いを届けられればと思いインタビューを行いました。是非ともご覧下さい。 ↓ ↓ ↓ ↓ 【インタビュー】阿部武臣騎手通算1500勝達成 本当に色々な場所で新型コロナウイルスの影響が出ています。 今の私の廻りでは、普段からお世話になっている場外発売所の方々で仕事が無い状態の方が居て本当に辛いです。 ばんえいファンの皆様の中にも日常で大変な思いをしている方が多く居る事と思います。 このウイルスの終息を、ただただ願うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月03日 08時10分05秒
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