ばんえい記念が終わった後も、ばんえい記念ウィークは続きました。

３月２２日（日）にはクリスタル特別、４歳オープン別定の一戦が行われました。



この世代の前季の３冠戦では…。

・第４４回 ばんえい大賞典
（１着）メムロボブサップ
（２着）ギンノダイマオー
（３着）アオノブラック

・第４４回ばんえい菊花賞
（１着）メムロボブサップ
（２着）アオノブラック
（３着）アオノゴッド

・第４８回 ばんえいダービー
（１着）メムロボブサップ
（２着）アオノブラック
（３着）ジェイエース

という結果。メムロボブサップがヨコハマボーイ以来１８年ぶりの３歳３冠馬に輝きました。

そして、この３冠戦で毎度３着、２着と悔しい思いをしていたのがアオノブラック。そのアオノブラックが前走ポプラ賞で２歳時のヤングＣＳ以来の重賞制覇。しかも同世代馬や先輩馬（５歳馬）達を大きく離しての勝利はインパクトが残っている所。

今回のクリスタル特別は３冠馬メムロボブサップ、そして成長著しいアオノブラックの２強ムードの中でレースがスタ－ト。

最後は人気通り２頭の争いとなりゴール前でアオノブラックがメムロボブサップを捕らえての勝利でした。












騎乗した西謙一（にし・けんいち）騎手は「他馬は気にせず自分のペースで行きました。来季は重賞でも三冠馬メムロボブサップに勝てるよう頑張りたい。」とコメント。






管理する金田勇（かねた・いさみ）調教師は「最近ますます充実している。今日はメムロボブサップに挑戦したかった、勝てて本当に嬉しいです。」とコメント。





打倒３冠馬にアオノブラック陣営は燃えているようです。

一方、メムロボブサップは３冠し賞金を稼ぎ、出られるレースが無くレース間隔が今回は２か月空いていた事を考えると、決して悪い内容だったわけでは無いように思います。この辺りは、ばんえいの活躍馬の宿命でしょうか…。

いずれにせよ今季の４歳世代ライバル対決が更に楽しみになってきました。この世代の最初の重賞は７月５日に予定している第１４回柏林賞です。ここから、今季はどんな３冠物語が見られるか…ご期待下さい。



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