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カテゴリ:今週の注目&回顧
まだ帯広は雪こそ無いが、朝晩の気温は氷点下。土曜・日曜は風も強く日中も非常に寒い12月のはじまりとなった。
風は強く吹いても、馬場の水分は抜けず。馬場水分3%超えは今は当たり前に思えてきた。 そんな中、今季最初のBG1レースである「ばんえいオークス」が行われました。 各馬の荷物は670キロの定量。レースはイオンが積極的に先行し、それを見る格好でミソギホマレ、サクラヒメらが追走。後続はばらけた展開になり、第2障害へと進んで行きました。 第2障害でイオンが後続を待つ間もなく、一息入れて果敢に仕掛けます。何とか登り先頭で障害を降ります。 2番手で仕掛けたミソギホマレが障害で苦戦する中、続くサクラヒメがひと腰で障害を降ります。 残り30メートルを切ったところで先頭を行くイオンの脚色が鈍り始め、サクラヒメが詰め寄ります。 残り20メートルで止まったイオンを一気にかわし、そのまま他馬を寄せ付けない力強さを見せ、見事3歳牝馬の頂点に輝きました。 ※上記2枚は主催者から頂いた写真です サクラヒメを管理する今井茂雅(いまい・しげまさ)調教師は「ばんえいオークス」初制覇。騎乗した渡来心路(わたらい・こころ)騎手は今季重賞初制覇をしたばかりですが、これで重賞4勝目としました。 ※主催者から頂いた写真です お二人のインタビューはこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第46回ばんえいオークス(BG1)サクラヒメ 2着に敗れましたがイオンと鈴木恵介騎手の「これしか勝つ方法は無い」と思わす果敢な先行は見応えたっぷり。1度止まっても2着に入る粘りも素晴らしかったですね。 それにしてもサクラヒメの完勝が同世代牝馬に敵は無し。という印象。ばんえいダービーでの戦いぶりも楽しみですね。 関係者の皆様、おめでとうございます。 さて、その1つ前に今季最後の「ばんえい甲子園」胆振日高生産連杯|第34回南北海道産駒特別が行われました。 人気馬3頭が下り切れ味で抜けたヤマカツエース、キングフェスタの2頭の戦いに。 勝ったのはヤマカツエース、少し遅れてキングフェスタが2着という結果でした。 荷物10キロ差を考えれば上位2頭は大きな力差は無い印象でした。 これで今季5戦の「ばんえい甲子園」は全て終わり、ヤングCSのメンバーが出そろいました。 ヤングチャンピオンシップは12月30日に行われます。 年末も見逃せません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月07日 08時40分06秒
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