2023/09/19(火)07:50
アオノブラックが岩見沢記念を圧勝&いちい賞はクリスタルイプセが差し切る
砂の入れ替えの影響でレースの時計がどれだけ変わるのか?
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砂の入れ替えについて
そんな注目の開催が16日(土)から始まりました。
実際、レースが始まると…。
あれ?それほど掛かってない??というレースが多い印象でした。
砂が変わった2障害の手前までは何度も刻む展開ではありますが、その分おりると速い馬は速くゴールし、上がりの競馬が多かったように思います。
通算開催というメンバー構成も影響していたかもしれません。
しかし17日(日)は前日と比べると時計が掛かっていました。本当に馬場は生き物、という事なんでしょうか。
そんな中、この日のメイン競走は伝統の古馬重賞『第59回岩見沢記念』(BG2)が行われました。
入れ替わった砂の影響か、各馬は道中何度も何度も息を入れながら、歩を進めます。
2障害の手前では一団からメジロゴーリキが抜け、第2障害に到着。前半98秒。その後アオノブラック、インビクタ以下が集まります。
障害ではアオノブラックが最初に挑戦。その後、メジロゴーリキ、コマサンエースが続きます。
その間にアオノブラックが、すんなり先頭で2障害を下ります。その後メジロゴーリキ、コマサンエースそしてインビクタが降ります。
先頭を行くアオノブラックは力強く、後ろを大きく離してゴールに向かいます。
メジロゴーリキ、コマサンエースとの2番手争いを後目に、十分なリードを広げたアオノブラックは他馬を寄せ付けぬままゴール。
圧勝で今年度1つ目の重賞を手にしました。これで通算重賞12勝目。
※主催者から頂いた写真です※主催者から頂いた写真です
2着はメジロゴーリキが粘り、3着はコマサンエースに昨年の優勝馬インビクタが最後並び2頭が同着に。
※主催者から頂いた写真です
勝利したアオノブラックを管理する金田勇(かねた・いさみ)調教師、騎乗した金田利貴(かねた・りき)騎手は共に岩見沢記念初制覇。
お二人のインタビューはこちらからどうぞ。
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第59回岩見沢記念(BG2)アオノブラック
メムロボブサップが居ない中、負けられない戦い。
相当なプレッシャーがあった中で勝利した金田利貴騎手は、言葉を選びながら丁寧にインタビューに応えていた姿が印象に残りました。
これから秋、冬と季節が進みライバルが戻ってきての戦いに、また期待したい所です。
関係者の皆様、おめでとうございます。
さて、この日はメインの1つ前に報知新聞社杯『第36回いちい賞』2歳牝馬オープンの特別戦が行われました。
断然人気スマイルカナが抜けるも、最後の最後にクリスタルイプセがゴール前で差し切り勝利。
※主催者から頂いた写真です※主催者から頂いた写真です
またしてもスマイルカナは牝馬特別戦で2着という結果に。
3着イワキエンジェル、4着ホクセイガキタは少しづつクラスを上げてきており、この辺りも今後楽しみな存在ですね。
2歳最初の重賞はナナカマド賞(BG3)で10月15日(日)に行われます。
また牝馬は来年2月11日(日)の黒ユリ賞(BG2)があり、そこが今季は大きな目標になります。
これから始まる2歳の重賞戦線、どうぞご注目下さい。
最後に、この日に行われた「ふれあい動物園ホースショー」の様子を載せておきます。
可愛いですね。本当に癒されます。
馬は人を笑顔にしますね。