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カテゴリ:今週の注目&回顧
8月10日(土)から始まったお盆開催。
南側広場では「ばんえい夏まつり」が行われ、昨日までの3日間賑わいを見せました。 レースの方は、9日(金)に入ったロータリーハローの影響で時計のかかるレースが目立ちました。 そんな中、11日(日)は注目レースが目白押しでした。 まず第9レースに今季の2歳戦で最初の特別戦。『第49回白菊賞』2歳牝馬オープンの一戦が行われました。 競馬新聞を見て、混戦だなあと感じていましたが…。 キョウエイカスミが先頭で2障害を降りると、懸命な粘りを見せ押し切って勝利しました。 ※主催から頂いた写真です 止まりそう、緩みそう。そんな雰囲気が少しあったのですが、終わってみれば止まらず根性を感じる内容でした。 追い込んで2着のサッコは良い脚がありました、1番人気マツサンブラックは粘って3着でした。 前日には「2歳A-1」の一戦が行われ勝ったスーパーシン、2着のキョウエイエースが3番手以下を大きく離していました。 10月の2歳1冠目に向け、今後どのような勢力図になるのか? ばんスタでは基本毎週㈯の前半のどかかで「2歳馬InTheFnture」というコーナーをお送りしています。 こちらもご覧頂きながら引き続き、2歳戦にご注目下さい。 そして第10レースは、ばんえいグランプリデーお馴染みになった『第3回ばんえいスタートロフィー』(3歳以上ファン投票選抜 別定)の一戦が行われました。 残り20メートル辺りで5頭が拡がる混戦。そこから抜けたのは昨年のばんえいグランプリ2着馬ゴールドハンターでした。 正直、ゴールドハンター限らずばんえいグランプリに出て欲しいなと思わす馬も見受けられた一戦でした。 その後、いよいよメインレース『柳月杯第36回ばんえいグランプリ』<BG2>(3歳以上ファン投票選抜 別定)の一戦が行われました。 まず公式ホームページに掲載があった詳しい出走条件を記しておきます。 …ここから… 概要/ファン投票上位7頭に、ファン投票上位馬を除く通算収得賞金上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられる。真夏の大一番レース。 ※出走回避馬が出た場合、ファン投票上位馬の場合は投票順位、通算収得賞金上位馬の場合は通算収得賞金順位の次点の馬が繰り上がりとなります。 …ここまで… このような条件で出走馬が決まるわけですが、今年は6頭立てと少頭数に。 回避した馬の原因のほとんどは「夏の暑さ」です。 暑さに弱い馬ですし、以前までの北海道の夏の暑さではない昨今。開催時期を変更するなど、何らかの対策が必要に感じます。 今年、過去一番のファン投票数23957票を集めたレースです。 良い形での発展を期待したい所です。 さて、レースの方は自然と前に行ってゴール前ではハンデ頭とは思えない脚で後続を突き放し、メムロボブサップが勝利しました。1994年アサギリ以来30年ぶり、史上2頭目のばんえいグランプリ4連覇達成です。 ※主催から頂いた写真です ※主催から頂いた写真です 騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手、坂本東一(さかもと・とういち)調教師のインタビューはこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第36回ばんえいグランプリ(BG2)メムロボブサップ ※主催から頂いた写真です 負けられないという思い。そして夏に強いメムロボブサップですが、8歳と年齢を重ねてきている辺りでより大事にという思を感じた阿部武臣騎手のインタビュー。坂本東一調教師の目を細めての嬉しい表情も印象深かったです。 関係者の皆様、おめでとうございます。 2着コマサンエースも金田騎手とのコンビで、メムロボブサップを一瞬ですがヒヤッとさせたのは素晴らしかったですね。3着インビクタで8歳が上位を占めました。メムロボブサップと同じ荷物の5歳クリスタルコルドが2障害を降りて前へ前へと迫っていきインビクタと差の無い4着。今季、北斗賞、旭川記念と連勝しましたし確実に力をつけている印象でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月13日 06時30分09秒
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