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カテゴリ:今週の注目&回顧
10月31日(金)から始まった昨日までの変則3日間開催。
お楽しみ頂きありがとうございました。 振り返れば月が替わって直ぐの11月1日(土)。 道東を中心に朝から暴風雨に見舞われました。 帯広では最大瞬間風速19.2メートルを記録しました。 外出は少し怖い中でしたが、開催が行われました。 まとまった雨の影響で軽い馬場になり、強い向かい風を感じさせない速い時計が目立ちしました。 翌日は青空が雲の隙間か見える時間帯もありましたが、前日の水分が残り馬場水分2.9%からスタートしました。 この日も時計は速めの決着が目立ちました。 第10レースには胆振日高生産連杯『第38回南北海道産駒特別』が行われました。 今季も“ばんえい甲子園”が幕を開けました。 2開催レースをせずに出走してきたフェスタクィーンが人気を集め先頭で第2障害を降ります。 これに、その後2障害を下ったパワーウンカイが残り30メートルで一気に並びかわし勝利。 これら上位2頭が2歳2冠目の重賞ヤングチャンピオンシップに駒を進めました。 ![]() ※パワーウンカイ(主催者提供) ![]() ※フェスタクィーン(主催者提供) 2頭共に降りて良い脚を見せ、2冠目が楽しみなパフォーマンスを見せてくれました。 第11レースには3歳3冠戦の2冠目『第50回ばんえい菊花賞』が行われました。 各馬スタートし第1障害を越えるとホクセイテンリュウが先行。他馬も大きく離れず続き、ほぼ刻まず1~2障害の中間を過ぎます。 その後、ようやくペースが多少ですが落ち着きます。ほぼ10頭が一団のまま進み、先行するホクセイテンリュウが先頭で各馬が第2障害に到着します。 第2障害では一息入れたスターイチバンが最初に挑戦、その後ラポピージュニア、ココロノニダイメ、ホクセイテンリュウ、スーパーシンと続々と登坂を開始。 するとスターイチバンとラポピージュニアがほぼ同時に2障害を降ります。その後ホクセイテンリュウ、スーパーシンが続きます。 前を行くラポピージュニアとスターイチバンにスーパーシンが並びます。その後ラポピージュニアとスーパーシンが並んで抜け出しマッチレースに。 激しい競り合いは、ゴール寸前でラポピージュニアが1、2歩ほど前に出てゴール。 重賞初挑戦で3歳2冠目である「第50回ばんえい菊花賞」を制しました。 ![]() ※主催者提供 ![]() ※主催者提供 スーパーシンは僅かに遅れての2着。スターイチバンは3着でした。 ラポピージュニアを管理する鈴木邦哉(すずき・くにや)調教師は昨年のスマイルカナに続く2度目のばんえい菊花賞制覇。騎乗した西将太(にし・しょうた)騎手はばんえい菊花賞初制覇となりました。 お二人のインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第50回ばんえい菊花賞BG2ラポピージュニア 性格は母親(サンシルクラポピー)に似ている。でも母親は体が大きかったのに対し、この馬は小さかったので無理をさせず少しづつ成長させたとの事。 サンシルクラポピーはミスタカシマと同じ世代。重賞は「黒ユリ賞」と「クインカップ」の3着が最高でした。 母の果たせなかった重賞制覇を初挑戦で果たしたラポピージュニア。 今後の更なる成長が楽しみです。 関係者の皆様おめでとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年11月03日 07時14分33秒
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