十勝側と日高を結ぶ日勝峠で、とうとう雪が降ったらしい。
帯広も寒暖差が激しい。
15日(金)の最高気温が21度と暖かったが16(土)・17(日)と10度前後。
ぐっと気温が下がった。
また朝方に記録した最低気温は1度~2度。
いつもの寝具に毛布をプラスしたが、それでも寒い。
そして18日(月)は-1.1度を記録。
とうとう最低気温がマイナスになった。
もう、我慢の限界。
設定温度15度と低めながら、ストーブをつけてしまった。
ああ、道民ならではの何か、負けた感じもするが…。
コロナ渦で風邪もひけないのだから灯油代をケチっても仕方がない。
しかし、原油価格高騰のニュースに敏感に反応するシーズンに入った事は間違いない。
チャートを調べてみたが、まだまだ原油は買い気配が強い。
車の燃料や暖を必要とする寒い地方の人々にとって心配な冬である。
雪こそ流石に降らなかったが、帯広は土曜にまとまった冷たい雨が降った。
金曜のみ入るロータリハローの効果も土曜の前半で終わった印象。
早い時計が出る軽い馬場の中、17日(日)のメインレースには2歳重賞の1冠目。
この世代にとって初の重賞レース第44回ナナカマド賞(BG3)が行われた。
スタートすると各馬一斉に綺麗な飛び出しを見せ第1障害を越えます。
道中はツガルノヒロイモノ、クリスタルコルド、キングフェスタ、シンエイアロイらが入れ替わりながら先行。
各馬ほとんど差なく一団で第2障害まで進みました。
第2障害ではシンエイアロイが一呼吸おいて最初に仕掛けると、ツガルノヒロイモノ、サツキヤッテマレ、ジェイホースワンらが続きます。
障害を一団で駆け上がっていく中、ジェイホースワン、キングフェスタ。
そしてヘッチャラ、ヤマカツエース、クリスタルコルドらも続々とクリアします。
降りて抜群の脚色を見せたのがキングフェスタで先頭にたちます。
2番手以下が懸命に追いかけますが差が詰まらず。キングフェスタは最後まで力強く歩き切りゴール。
他馬を寄せ付けない歩きで世代最初の重賞を手にしました。

※主催者から頂いた写真です

※主催者から頂いた写真です
キングフェスタを管理する小北栄一(こきた・えいいち)調教師はナナカマド賞初制覇。騎乗した鈴木恵介(すずき・けいすけ)騎手はセンゴクエースで制した2014年に続く3度目の制覇となりました。
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第44回ナナカマド賞(BG3)キングフェスタ
ここまでの勝ち星が他馬と比べても抜けて多く、今回ハンデ頭で勝った所を見ると今の所はキングフェスタが1歩、2歩抜けた存在のようだ。
ただ2冠目は「ばんえい甲子園」を突破し、ようやく出走できる「ヤングCS」である。
出走を果たしても荷物も積む事を考えれば簡単な2冠目では無い。まだまだ他馬にも目が離せない。