もし運転ができたら、折りあるごとに訪れたいお店を見つけてしまった・・・大沼で。

～ 山田農場チーズ工房 ～

北海道亀田郡上軍川900-1　Tel・Fax;0138-67-2133　Close;金曜+不定休
（函館近郊、大沼のすぐ近く。少量生産なので事前に電話で確かめてから行きましょう！
地方発送、ギフトなどにも対応できるそうです。相談してみてください。）

レンタカーのカーナビには【亀田郡軍川】までしか入力できなかったので、
私たちのJR大沼駅からの軌跡を、お店でもらったチラシの地図に付け加えてみました。

ええとー、駅のロータリーの出口を右折してま～っすぐ、

「ソフトクリーム」の看板の誘惑ニモ負ケズ！力強く通り過ぎ、

お寺の建物が見えてきたら手前の道を右折、

しばらく行くと左手にある「ミルクロード」の看板も気になるけど、意思を強くもって通り過ぎ、

道なり～に左に折れて、左側の小さなおうち「我路会館」（学生街の喫茶店？）を過ぎて間もなく、

右手前方に、この看板 ↓を見つけられる、そういうものに私はなりたい。

「山羊チーズ・牛チーズ」の看板に従ってココを曲がって、はい、到着～

笹の茂り具合が、北海道っぽいです（笑）

お店の中では、素朴な一枚板のカウンターがいい味出してました。

ここで、山田農場さんのすっごく可愛い息子さん（3才くらいかなー）が、
「きっかんしゃ」（彼いわく「機関車」ではなく「きっかんしゃ」なんだって。めんこいねぇ♪）
の絵本を、わざわざ母屋から持ってきて読んでくださいました。ありがとうございました。

こちらは、山羊乳だけで作ったフレッシュタイプのチーズ。

斜面に広がる放牧地を自由に闊歩する山羊や牛たちが、その季節おりおりの草を食べ、
その乳をいただいて、その季節ごとの恵みの気配まで閉じ込めた手作りのチーズです。

こちらは、ブラウンスイスの牛乳と山羊乳を半々で熟成させたハードタイプ。
試食した瞬間、果物の香りが広がりました。どこのチーズでもない、ここのチーズの味。

どちらのチーズも、熟成の進み具合で、その時々の味わいが楽しめます。

農場へ向かう坂の手前に懐かしい「薪小屋」があるということは・・・、やっぱりストーブだぁ。

煙突掃除もできない私の、ストーブへの慕情はつのるばかり・・・

山田農場さんのチーズをいただくにあたって、北海道三笠の山崎ワイナリーさんの、
Pinot Noir（ピノ・ノワール）2005、私が持ってる最後の1本を開けました。

どちらも堂々の存在感で、互角です。