シンガポールのチャイナタウンの南側、タンジョン・パガー周辺のショップハウスは
現在もいろいろな店舗として使われています。

昨日UPした淡い色合いのクーン・セン・ロードのショップハウスと比べると、色はハッキリめ。

タクシーの運転手さんが心配してくれたのか何度も「タンジョン・パガー？パガーOK？パガー？」と
行き先を確認してくれたのですが「バカ、バカ」と言われているようでちょっと滅入りました（笑）
Pagar（パガー）なんですけど、つい「バカ」を連想してしまいまして・・・

どこからどこまでだか分かりませんが、歴史的建築物保存地区に指定されているそうです。

メインストリートからちょっと路地を覗いたら、
「ここはフィンランドですか？"かもめ食堂"ありますか？」な塗装の建物に遭遇（笑）

意図的なんでしょうか、偶然なんでしょうか （＾-＾ゞ

営業していない様子の、静まり返った建物もありましたが、

それだって、この街の長い歴史から見ればほんの一時のこと。

スタイリッシュな高級ファッションに身を包んだ人たちが整然と闊歩するシンガポールだけど、
ビルという山々に囲まれた盆地の底のようなチャイナタウンのショップハウス周辺には、
ちょっとだけ昔の美意識と現在の混沌の香りが漂っているようでした。

この日の夜に息子の女友だち達に引きずられて再びこのエリアを訪れることになるとは、
このとき夢にも思わず・・・　夜のタンジョン・パガーは、全く別の表情を見せてくれました。