2018.09.11

北海道胆振東部地震、皆さまどうかつつがなく / セトウツミにぞっこん / ホッチーノコーヒーズ・Hoccino Coffees(帯広) / 古舘賢治さん小郷正彦さんのギター

テーマ:北海道綺譚(128)
震度5強の揺れの後、家人が留守のため一人ぼっちで闇の中。

夜がしらじら明けはじめ
物体の輪郭が頼りなく網膜に届きはじめたときの
ありがたさといったらもう。

数日後停電が解消されテレビで家族を亡くされた方々のニュースを目にして
・・・。
家が住める状態ではなく避難所などへ身をよせている人も
​まだ大勢いらっしゃいます。
普段の暮らしを取り戻しまた平穏な日々が訪れますよう!

電話やインターネットがつながりづらく(或いはつながらず)
失礼した方々ごめんなさい。
お見舞いのお電話やメール、嬉しゅうございました。

岩手の知人からお電話で「原発が止まってて良かったねぇ」と言われました。
私も心底そう思います。
泊原発に何かあったら北海道全体が住めない大地となり
530万人超の難民が生まれ、日本国にいつ終わるとも知れぬ大混乱と
立ち直れないほどのダメージを与えたかもしれません。
根拠のない安心で苫東厚真発電所に頼りすぎ危機管理努力を怠っていた
北海道電力経営陣が、もし泊原発再稼働なんて最悪で無責任な選択をしたら、
知っていても今は黙認してあげている諸々がきっと各所から・・・
現場の社員は頑張っているのにね。

建設中の大間原発(青森県)はもっと恐ろしい。
だって福島第一原子力発電所で制御不可能に陥ったウラン燃料より
遥かに放射能・毒性が強いMOX燃料を利用する悪魔の原発だもの。
天下りの巣窟=電源開発という不透明な事象が多い会社と、
大間原発訴訟で「現時点で重大事故発生の危険性があると認められない」と言い切った
浅岡千香子裁判長は未来の子供たち未来の地球にどう責任を取るつもりなのだろう。


皆さまどうかつつがなく。




地震の夜、不安でそっと玄関から外をうかがうと
鼻先から続く北海道全域停電の漆黒の向こうに
今まで市内では見たこともない大きさで強く輝く満天の星々。
それはまるで黒漆(くろうるし)の器に散らした金箔銀箔。

都会の夜空の星々は電飾の光に薄められ影が薄いけれど
宇宙(そら)ではこんなに強く光っていたんだなぁ。
あれ?
金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」?

見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ

停電のつれづれに、何度読んでも笑えて沁みる
此元和津也さんの「セトウツミ」をまた読み返してみたり。



映画版「セトウツミ(菅田将暉くん+池松壮亮くん)」はまったくつまらなかったけど、
葉山奨之くんと高杉真宙くんのTVドラマ版「セトウツミ」(テレビ東京)の方は
ほんの数秒見ただけで絶妙な空気感の虜(とりこ)になり、
それから慌てて本を買った次第。
(​「猫のニダイメ」のiPhoneケース​も注文しちまった)

此元和津也さん、続編か新作書かれないのかなぁ。


しばらくはみんなで知恵と工夫で節電しなければなりませんし、
計画停電もあるかもしれませんが、
美味しいコーヒー屋さんへ行ったりできる暮らしが戻ってきつつあります。
まだ余震も続いており、うかつに安心はできないけれど、
それは地球上のどこにいても同じこと。


ホッチーノコーヒーズ・Hoccino Coffees
帯広市東1南6-2(電信通り沿い)


節電で思い浮かんだのが「便座の暖房」(苦笑
ぼんやりしてると凍死する極寒の冬へのトラウマからか、設定を変え忘れたのか、
はたまたバカげたマニュアルに従わされているのか
北海道では真夏でもホッカホカな温度設定の便座が多数存在しています。
ホテルやターミナル、デパートなど商業施設やビル、観光施設、
高速道路のサービスエリアや道の駅などあらゆる所に。
いちばん困るのが夏なのに熱々ホカホカな便座の飲食店。
ほら、お酒が入ってるのに温められると(いや炙られる感じの所もあるな)
一気に気持ち悪くなり一刻も早く帰りたくなってしまいます。
トイレで具合悪くなるのって、お酒のせいだけじゃなく
熱すぎる便座とこもった空気のせいもあると思う今日この頃。
この際、微々たる節電かもしれないけど
10月か11月くらいまでなら便座の暖房なしでも耐えられるっしょ。

あゝ、そうそうパチンコ店。
ガソリンスタンドよりも、宿泊施設よりも、乳飲み子を抱え断水と停電で
粉ミルクをどうしようかと半泣きの若い母親が住むマンションよりも早く、
煌々と照明を点け営業していたそうです。
停電が解消されても、まだ停電中の地域の停電を解消するため節電を!
とラジオやTVやネットであれほど呼びかけられていたにもかかわらず。
韓国でさえ法律でパチンコが禁止され全廃されたというのに、
日本では与党・野党問わず多額の献金を受け取っているのと
昔から警察の天下り先になっているから優遇されているのは周知の事実。


東日本大震災の被害の重篤さとは比べものにならない今回の地震だけれど、
あのとき東北の人たちの辛抱強く静かに頑張り続ける姿を見せていただいたおかげで、
今も見せていただいているおかげで、辛うじて平静を保てたような気がします。


落ち着いたら、
古舘賢治さんや小郷正彦さん(写ってないけど右の方にいるのです)の
ギターを聴きに街へ出よう。












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Last updated  2018.09.11 07:45:32