タマに腹立つが...それがタイ人
タイ人の性格 タイは昔から気候に恵まれ、イサーンと呼ばれる東北部を除き食料が豊富で裕福な国で、現在でも食料自給率200%などといわれるくらい食う分は困らない程です。それ故争いが少なくおっとりとした国民性です。小乗仏教の教えをかたくなに守りお互いに援助し合うことで日々の生活を支えてきました。(タイの小乗仏教は現世の行いが来世につながるというもので、タンブン(徳)を積めば来世は幸せになれるという教えです。)お寺に寄進すること、人のために尽くすことを美徳としています。その為怒りを表すことは恥ずかしい事とされ,微笑みを絶やさず優しく接します。 それ故タイ人は金のない人でもお寺に少ない給料の3分の1くらい平気で寄進してしまったりします。 ただし、タンブンを施せば多少悪いことをしても良いという拡大解釈をしています。その例が売春です。(もちろん体を売ることは悪いことだと理解していますが親のため、家族のために働くなら許されるという考えです。) しかし、最近は、親の為、家族の為というよりは、あれ欲しい、コレ欲しいという物欲的理由から己の為のみに売春、とういうよりは日本で言う援助交際で体を売る女性なども出て参っております。タンブン(お寺に寄進)するからこれでチャラみたいな感覚なのでしょう。 タイ人の性格は大まかに優しくて思いやりがある、人なつっこい、好奇心が強い、恐がり、清潔好き、飽きっぽい、めんどくさがり、すぐ調子に乗る、深く考えない、わがまま、しつこいと言うところが全体的に見られる傾向です。 タイは階層社会です。カースト制度とまで行きませんが国民皆平等とは思っていません上下関係がはっきりしています。それ故に日本のような縦社会ではなく横社会です。 つまりプライベートまで会社の上司とつき合うことはありませんし、身分の違う結婚も往々にして許されません。その分、友達同士の繋がりはかなり深いです。タイ的な階層社会の考え方で、何故か日本人は地位的にかなり高いところに位置していますが、外人は階層社会外で、ある程度の人たちまでは自由につきあえます。 基本的にタイ人はサヌック(楽しい)サバーイ(快適)を大事にし、疲れる事はさけます。ですから大事な物を犠牲にしてまで仕事はしませんし、仕事の中で楽しいことを見つけて仕事しています。 会社自体に忠誠は尽くしません。仕事がイヤだったらすぐ仕事を変えてしまいます。その為、気の乗らない仕事をしてるときは、何も言わず急にいなくなり、次の日から急に仕事に来なくなったりします。その仕事を引き継ぐ人が大変です。仕事の引継ぎの為の情報も何もない中で、現在のある状態を見て判断しなければなりません。 また、たとえば断水があってシャワーが浴びれないと会社を休んだりします。日本では許されることではありませんがタイの会社ではそれで納得してしまうのも問題ですが・・・ただタイは南北に長く大きく地域によって性格が若干違います。チェンマイなどの北の娘は非常におとなしく顔に表情を出さない、自分から意見を言うことは少なく、とても優柔不断で、怒るときはそっぽを向く。焼もちはあまり焼かなく、ディスコで騒ぐより家でおとなくしている方が好きというタイプが多いようです。コラートなどのイサーンはやや正反対で物事をはっきり言いすぐ怒る。そしてとにかく焼もちがすごい。浮気した旦那のちんちんを切ってしまうと言う事件が起きるのはこのイサーンです。優柔不断はタイ人の基本ですが、喜怒哀楽がはっきりしていて泣く、笑う、喜ぶ、怒る、すねるなど激しい。ディスコ等で騒ぐのが好きでイサーン音楽がかかったときなどは全員が奇声をあげて踊りだす。というのが多聞に見受けられます。 バンコクッ子や近郊の娘は情報や知識があるので我々日本人に近い感覚をもっている。垢抜けているがその分プライドが高い。バンコクで育った娘は割と裕福な娘が多く。体を売るような風俗にはあまり働かない。といった具合です。初めにお断りしておきますが、人間の性格ですから十人十色ですべてのタイ人がこういう性格というわけではなく一般的にこういう性格が多いという事であり、尚かつ私のいい加減な分析ですのであしからずご了承下さい。