bangladesh de matsu

朝5:30に目が覚め、おなかがすいてしまう。夕方、朝食の余りの食パンを妹にあげてしまったこと、猛烈に後悔した。

仕方がないので、下にいって、ジュースを買おうか偵察に行く。近くのスーパーで買えば大きなパックが安く買えるし・・・。と思いとどまる。

上に戻ると、息切れした。

やはり無理はできないのか。

洗顔等済ませ、もう一度下に行ってジュースを買う。さっき買えばよかったのに。

飲み始めると、看護婦さんがきて体温計を差し出す。

ちょっと恥ずかしかった。

本を読んだら疲れたので、もうひと眠りする。

８：００朝食。

あんなにおなかがすいていたのに、今は体がだるくてどうでもよくなっている。が、仕方なく起きて食べる。

９：００。いつものように外来に呼ばれる。が気が付くと寝てしまっていた。

診察後、やっと病院の寝巻きから妹がもってきた寝巻きに着替え、赤ちゃんを見に行く。

また寝ていたが、目を閉じたままにやっと2回笑った。

変なの。目を明けてくれないかなとおもったがだめだった。

妹が半休とったということで、午後来る。また赤ちゃんを見に行く。

ちょうどおなかがすいて泣いていた。が、看護婦さんも手薄でずっと泣かせっぱなし。

でも、長く見ていられたので、よかった。

この日、初めて目を開けた状態を見た。

看護婦さんは、「ホントにくっきりした二重でかわいいでしょ！」という。

よくわからなかったが、よく見ると、少し離れたとこに目のしわがあった。

ミルクを飲む速度もゆっくりで、飲む量も多くはなかった。体が小さいせいらしい。

４:00頃、乳房の様子を見にきてくれる。周りは硬くなり、痛かったが、まだ搾るまでもなかったらしい。

今日からシャワーが使えるはず。

いつ入っていいんだろうと心待ちにしていたが、夜になっても何もいわれない。

7:30頃聞きに行くと、「夜はやめてください何か会ったときに対処できないので。」といわれた。

目の前が真っ暗に。せめてごめんねって言って欲しかったな。14日に点滴うけてから、ずっとお風呂15日に入れないままだったので、とっても悲しかった。

胸の痛みがあったので、冷やすといいといわれ、冷却剤をもらって帰る。

名つけも難航し、だんなもなんだか忙しくて名前のことなげやりだし、シャワーに入れないしで、かなり悲しくなって涙が出てきた。

いわゆるマタニティブルー？？

友人2人にメールでぐちって、だんなにもぐちのメールを入れた。

ひとしきり落ち着いたら甘いものが食べたくなって下へ行き、ミルクティを買ってくる。

財布に硬貨はあと180円。最大2回しか購入できない。

妹に、ドリンクとお菓子の調達依頼をする。

（妹は病院のすぐ近くに勤務している）

9時。もう寝ようかと思ったら、ドアをノックする音が。

看護婦さんではない。

こんな時間に点滴の患者さんか？？と思ったら「お夜食で～す」

？？？

「？夜食？」と思わず聞き返してしまった。

本には授乳時、４０％増のカロリーが必要と書いてあり、こまめにおやつ、夜食などで補いましょうと書いてあったので、それかとおもったら「はい、週に1回なんですけどね、チーズケーキ作ってます」ということ。

すごい。紅茶付。

びっくりしたが、もっと早く言って欲しかったな。

神様の慰めか。

入院中も、「○○が食べたいな」と思ったら次の食事では考えたものが出てくるなど、すごい現象が続出した。私は結構あるんですけど、病院でもおこるとは思っていなかった。

例えば、おやつ。

前から「ずんだ（枝豆をつぶしたもの）が食べたいな。でも、めんどくさいし、買うと高いし」と思っていたのだが、今回、2日目のおやつ、ずんだのきんちゃくだった。

食べながら、「毎日ずんだでもいいのにな」と思ったら、翌日のお菓子はずんだあんの饅頭だった。

これにはかなりびっくりしたが、かなりうれしかった。

今日も、泣いてる私を慰めるのに神様が与えてくれたに違いない。ホントにすんません。

朝用に残そうか、迷ったが、食べちゃった。

ほのかに温かい。手作りなんだな。

だんなと妹に、チーズケーキの報告メールをして、仕切りなおす。