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カテゴリ:バングラデシュ生活日記
まさかこんなことになろうとは!!! バングラデシュの結婚式は、90%以上がイスラム教徒なので、イスラム方式で行われ、基本的に3日間続くという。 現在は、簡素化のためか、式に先立って半年前ほどに聖職者を中心にして結婚の契約(登録)が行われる。 我が家も、かなり前に登録の儀式は済ませ、本当なら去年の2月、私達が日本にいるときに式が終わっているはずでした・・・・ やっと今回、式が挙げられることに。 1日目。 新郎、新婦それぞれの親族を招いて、それぞれ別々に門出の式がある。 いわゆるガヤホルート(Halud=ホルッドだが発音はTに近いので便宜上トと表記しています)の儀式。 「ガヤホルート(ホルッド)」とは、新郎新婦の家それぞれに分かれて、親族が門出をいわってガヤ=体 に、ホルート=黄色 を付けるというものです。 ホルート(ホルッド)とは、黄色と言う意味だが、黄色くなるターメリックやマリーゴールドをペースト状にして、新郎新婦の顔に塗りつける。そして、ミスティ(ミルクと砂糖で出来たこちらの典型的なお菓子)などを一口ずつ食べさせるのだ。 黄色が光に照らされて黄金色になることから縁起を担ぐ。 これは前に出席したことがある。 今回は3日間リアルタイムで見れるのだ。 で、だんなに何度聞いても、そのあとの、2日目、3日目の行程がよく分からない。 というのも、だんなと私の結婚は式を挙げず、弁護士に頼んで国際結婚の登録だけしたので。 前夜の打ち合わせで、午前中、式に使うサリーをみんなで買いに行くことに。 朝起きたら、藤棚のように竹組みが組まれ、つるの生えた草が絡み合って人類未踏のエリアになっていたところが、きれいに刈り取られ、舞台を設置するべく、区画整理されていた。 以前、式用の豪華なサリーを買う予定はないようだったので、ダッカにみんなが遊びにきたときに、買ってあげるといったら「ダッカは高いので、マイミシンで買う」と帰っていった妹さん。 その後なんの音沙汰もなかった。 で、今回聞いてみると、だんなさんに買ってもらったという。 で、今日買いに行くのはいつ着るの?と聞くと、あさってという。 あさってって3日目・・・ とりあえず買い物に出かけると、なんだかだんなさんのかぶる帽子とかも買ってた。 普通はもっと前もって買うよね・・・(汗) でお茶してくつろぐはずだったが、喫茶店がなかったので、速攻帰る。妹さんとは別行動。 朝藤棚だったそのスペースが、買い物から帰ったら、きれいに竹が組み立てられ、特設会場になっていた。 すごい早業。というかバングラぽいというか・・・。 日本だったら、少なくても3日前とかにやりますよね。例えば盆踊り会場のやぐらとか・・・その日の数時間前とかに絶対やらないでしょう。 なんだか思いっきり民族性が出ますよね。 そして夕方。まだ妹さんは帰ってこない。 もう式が始まるのでは?? だんなは「マタ カラップ!」と叫ぶ。 マタ=頭 カラップ=悪い 馬鹿と言う意味か。 そして妹が帰ってくると、我が家の居間ではなにやら大騒ぎ&新婦の泣く声が・・・・ ドラバイ(姉妹のだんな)が結婚式にはこないとボイコットしたことが発覚。そしてだんなが「そんな迷惑野郎はこなくていい!」と言い放ったらしい(汗)。 あんた、いつも家にいないくせに、こんなときに長男ずらすると大変なことになるよ・・・ ま、気を取り直して準備。 親戚一、ロマンチックで、化粧好きのラジャが登場し、美容師を連れてきて妹さんのメイクアップ。 のはずが、ラジャが化粧してもらってる・・・・・(汗) そして本当は新婦がこうしたい!っていう構想理想があったようなのですが、ラジャが自分勝手に設定して、しかも中途半端にして帰っていった・・・・ 新婦は照れくささも加わって、最初はかなりむっとしていた。 式は何とか終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月28日 02時49分44秒
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