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ある女性銀行員の日記-退職後ステップアップ編

ある女性銀行員の日記-退職後ステップアップ編

女性総合職 入社後 色々なケース

女性総合職 入社後 色々なケース

(1)入社したものの、良縁に恵まれ2年で寿退社コース
先輩であった例である。
女性としては羨ましい限りである。
ただ、一部男性からは、「総合職が2年で寿退社なんて詐欺だ。総合職で入ったら、ある程度長く働いてもらわないと。」という声が出たのも事実。
でも、あんまり長く勤めたら、「女性の本当の幸せは結婚なのに。」といわれるのも、事実であろう。

(2)転勤が嫌で、一般職になるコース
入社当時は、転勤があってもかまわないと思っていたが、実際勤めてみると転勤はやっぱりいやだわと思い、一般職、または転勤を伴わない総合職を選ぶコースである。
このタイプの中でも、
・最初に地元に配属になり、そのまま地元に残りたいと思うコース
・最初の配属先に恵まれず、地元に帰りたいと思うコース
・家族の都合で、地元に帰らざるを得ないコース
という3つがある。
これも先輩の例だが、最初の配属先があまりに嫌で、精神的にまいってしまい、一般職になるコースを選んだが、実際次の配属先を見てみると、「実家から1時間かかる」支店だったと言う例も2つ目の例にはある。
私の銀行に限って言えば、自分だけの都合転勤では、実家から近いところに配属されるケースは少ないようだ。

(3)総合職→役席になっては見たものの
役席になるにはなったが、かなり辺鄙なところにやられるようだ。
というのも、女性で役席になる人は、独身が多く、辺鄙なところにも、何も気にすることなく身軽に赴任できるかららしい。
私が知る限り、私の銀行で女性の役席が居るのは、本部か郡部である。
他の金融機関では分かりませんが・・・

これから、女性総合職がもっと増えれば、職場環境も良くなると思うが、現実はこのような感じである。
福利厚生も整っておらず、出産後は働きづらい。
特に銀行は、「寿退社」が慣習のようになっていた職場なので、なおさら年配の役席の意識を変えるのは難しいであろう。
でも、私たちが職場環境を変えないと思っている今日この頃である。



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