Banの手づくり家日記！

空気は目に見えない、しかし休むことなく、
吸って吐いてる。吸った空気は、肺で血液の中に
吸収されて、全身に送られる。
（空気と一緒に空気中の微生物も摂取している。
この微生物が、善玉菌か、悪玉菌かが重要です。
抗酸化工法とは、空気中に善玉菌の多い環境を
作ることです。)

空気の良し悪しが本当は、重要なんだと思います。


僕は以前、大分県、山口県に転勤で行ったことが
あります。どちらも田舎の県です。
そして北九州に転勤で来た時、びっくりした。
正直いって、街が錆付いてる感じがした。
まだ抗酸化工法を知る前です。

それと、道の狭いこと、曲がりくねって平野部が少ない
せいもあるけど、ごちゃごちゃした感じがした。
その割りに車が多い、三号線とくに黒崎の混み具合は
結構すごい。

大阪から来た人さえも、あまりの道の混み具合に
活気がありますねと、いってましたから。勘違いですが。
道は混むけど、商店街は、がらがらで寂しい
気持ちになりました。


道路行政が悪いから道が混むというのが、
教えてもらったのは、ずっと後のことでした。


話しが、それました。北九州に比べて、
大分県も山口県も山が多く、樹木が多い。
当然、空気はきれいでした。
山口県から北九州に入ると空気に臭いがしてると
いわれました。北九州は、工場が多く、
煙突がいたるところにありました。


物を燃やして、製造するということは
酸化、燃焼の強い地域だという事ですね。
そういうところは、やはり物が錆びやすい
食物が腐りやすい（逆に、還元が強いところは
物が発酵しやすいそうです。)
人間にたとえると、酸化が強いと、体内の
活性酸素が増えて、消化しきれなくなり、
病気がちになったり、老化が早まるといわれてます。

僕たちが目指してる家つくりは、空気中の善玉菌
たちが好んで集まる、環境を作ることです。
そうすれば、その善玉菌たちが、空気中の
揮発性化学物質を無害化してくれるし、
還元が優勢な空気を作ってくれるし、
カビが発生しにくい。
カビが発生しないと、それを餌にしている、
ダニ、ゴキブリ等が寄り付かなくなる。

カビの胞子、ダニの糞などで、子供の喘息なども
軽減される。善玉菌のいっぱい住める家つくりが
理想です。それを現在の技術で高くない単価で新築、
ﾘﾌｫｰﾑする。そしてお客さんに喜んでもらえる。
それが我々の理想です。


昔の家は、土壁でした、近くの山の土と
藁を混ぜて発酵させて、それを壁に塗っていた。

その土の中には、発酵菌（善玉菌)がいっぱいいたでしょう。
それが、知らず気づかないうちに、昔の人達の健康に
寄与していたと、私は思っています。

つづく