どきどき高齢出産！　晩★産★歓★

[ドイツで子育て] カテゴリの記事

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  馴らし保育　調子でてきました

  １週目はだるだるだった末っ子の馴らし保育も、昨日から母ぬきタイムも始まって、ちょっと上向き。今日は９時から１時間が母つきで、その後３０分母ぬきでいけました。わたし的には、先週すでにこのぐらいやっても、問題はなかったとは思いますが、受け入れ先の要である先生が用心深いのだから、しかたありません。母ぬきタイムには、保育園の１階にあるママパパ・カフェ（なんのことはない、何脚か椅子が置いてある小部屋の片隅に、お湯の入ったポットとマグカップがいくつかと、ティーバッグが数種類設置してある）に行って待機します。この時間がけっこう有効に使える！家にいると、兼業個人事業主としては、まずＰＣでやれる仕事関係の作業をやりたくなるし、メールも読み書きしたい。そのあいまにやれ食器洗いだ、洗濯だ掃除だと、雑多な家事も十把ひとからげにかたずけなくてはいけないので、なかなか自分のための時間がとれません。が、ママパパ・カフェでは、本や雑誌を読むかして、時間をつぶすのみ。そこでわたしは、先週けっこうな手間ひまかけて日本からお取り寄せした、佐伯チズ先生の「夢見肌」なるソフトの入ったＤＳを持参。佐伯チズ先生は、造顔マッサージの田中宥久子先生と並んで、わたしがエイジング世代の美肌つくりの第一人者と目する方です。お二人とも６０代とはとても思えない、美しいお姿。さて、ＤＳではお肌の状態チェックや、大和撫子クイズをやったり、理想のわたしコーナーに真剣に書き込みしたりしています。特に、お肌チェックは、表面的なことだけでなく、ゆうべのお風呂は湯船につかったのか、それともシャワーだけですませてしまったのか、とか、美肌の大敵である紫外線を浴びた量はどのくらいだったかなどの外的要因や、自分の生理周期やお通じがあったかなどの生理的要因なども含めてのチェックなので、体の中からきれいになれる実感大。さらに、その日のお肌の状態や季節にあわせた美肌レシピもわかるので、ひごろ何を食べようか悩んでしまうわたしにとって、力強い見方です。ちなみに、今日はお肌の弾力がふだんよりちょっと足りないかなという気がしたのでそのように入力したら、美肌レシピには、お肌のハリや弾力に効果的な鶏手羽とねぎの辛味焼きが登場。新商品！☆絶品鶏を堪能！【いい肉屋】九州産●若鶏手羽元＜約1Kg＞「コラーゲン豊富♪」サラダや天ぷらに是非柔らかく風味豊な鳥取の白ねぎこれならドイツのスーパーでも手に入る材料でできそうです。逆に、いくら肌にいいからといって、メカブ丼とかいわれると、メカブなんてどうせドイツでは手に入らないだろうから、やる気なくなってしまうんですけどね。（ドイツでメカブが手に入る！　という情報をご存知の方は、ぜひ教えてくださいませ）ということで、今日の馴らし保育は、なかなか有意義でございました。

  2008.07.09

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  やった！　１５分延長

  末っ子プリンチーの馴らし保育２週目。今日はおかげさまで、１時間母つき、その後、１５分のみ母ぬきでいけました。は～。フランス・ドイツの家族生活統一ドイツの生活実態

  2008.07.08

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• あせる・・・；　遅々として進まない馴らし保育

  先週の火曜日、７月１日に始まった、１歳半の末っ子プリンチーの馴らし保育。今日でまる一週間たつというのに、まだ母つき１時間の滞在のみ。さすがに明日からは、１時間プラス１５分母ぬきにしてみましょうというけれど。これはわたしに言わせれば、ドイツの保育が、こどもの目線に立ちすぎるとか、うちのプリンチーが新しい環境に馴れていないということではなく、いまの園側が、受け入れ態勢が整っていないということにほかなりません。だって、先週通った４日のうち、一日目の火曜日は初日だからまあいいとしても、２日目水曜日は、園の夏祭りのためにお庭を飾り付けるので、先生方はこどもをみているよりも、飾り付けに必死で、うちのプリンチーなんて、ほとんどかまってもらえず。３日目、木曜日は、やれやれという感じで、二人いる担任の先生と少しはふれあいもあったけれど、１時間ちょっとたったところでプリンチーがふとしたきっかけでちょっとぐずったら、「はいこれまで」４日目の金曜日は、二人いる担任の先生のうち一人が休暇ということで、何も進展せず、それは週明けて月曜日の本日も同じ状態。こんな調子では、いったいいつになったら、馴らし保育が終了するのか・・・。会社からは３週間しか休暇もらってないんですけど。今週ばばっと進めて、一気にランチあとのお昼ねまでもっていってもらいたいものです。

  2008.07.08

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  ドイツ保育園　ふたたび馴らし保育

  お久しぶりです！ずいぶんとこちらのブログをお休みしていました。４児の母としてワーキングママ（兼業個人事業主）をやっているので、職場でも家でもやることがエンドレス・・・。なかなかこちらまでたどりつきません。でもときどきでも、続けていきたいと思っています。さて昨年の１１月から保育園に通っているうちの１歳半のお坊ちゃまプリンチー、この７月から念願のミュンヘン市立の保育園に入れることになりました。いままでの保育園は、私立の認可保育園で先生が二人で１０人の子供を見るという小規模なところでした。小規模でも食事は手作りで、いっぱい遊んでもらって、おうたもたくさんうたって、工作もいろいろしていただいて、お天気のいい日は、すべりだいのあるお庭で遊んだり。入ってすぐプリンチーの満１歳のお誕生日で、誕生日パーティも盛大に開いていただいたりして、本当に手厚いお世話をしていただきました。転園記念に、プリンチーがこれまでやってきたおえかきの作品をつづったものをいただいたのですが、どれもこれも、先生方の創意工夫にあふれていて、とても家でわたしといっしょにいるだけではここまでアイディアあふれることはしてあげられなかったなあ、この保育園でお世話になってよかったなあ、と涙があふれる思いでした。というように、先生方にも保育にもまったく問題はなかったのですが、やはり私立でお値段がお高く、うちの場合はさらに、市の定めた基準をちょっとばかり上回る「高額所得者（笑）」だったため、公の補助が受けられず、月額７００ユーロ（日本円にすると１１万円以上！？）以上の保育費を自腹を切って払わないといけないため、これではなんのために共働きしているのかわからない状態・・・。わたしの手取りのお給料が、ほとんど半分以上消えてしまうのですから。こども一人ならまだいいけれど、うちにはまだ幼稚園に行っているプッチーもいますし、そのプッチーはバレエのお稽古や日本語補習校にも通っているし、お姉ちゃんの学校も私立なので、教育費はかかります。保育費が少しでも安いほうが助かるのです。そこで、公立の保育園にも、機会あるたびに立ち寄って、一日でも早く入れていただけるようにお願いしていたのが、このたびかなえられたというわけなのです。これまでの保育園の先生方とのお別れはつらいけど、経済的事情にはさからえません。で、今日から新しい保育園。新しい環境に入ります。そうなるとまた慣らし保育ということで、本日初日は１時間のみの登園です。担任の先生といろいろ、保育に関する諸注意などのお話を伺い、こちらのこどもの様子をお伝えし、そのあいだプリンチーはわたしのそばで遊ぶともなく遊び、そのあとでみんなが遊んでいる園庭に出てちょっと様子を見る、という状態で１時間が過ぎました。明日また１時間行きます。その次の日は最初３０分母つき、様子を見て３０分母ヌキ、その後ふたたび母をまじえて３０分という予定です。こうして少しずつ園での一人での滞在時間を長くしていき、やがてお昼をいっしょに食べ、お昼寝をし、食後のおやつまでもちこたえられるようになったら、慣らし保育終了になります。わたしとしては、すでに８ヶ月間別の保育園での生活経験もあることだし、明日からでももう２時間一気に一人で滞在してもらいたいのですが、受け入れ側としてはそうもいかないようです。園のマニュアルがありますし。でもできるだけ、ターボ馴らしでいってもらいたいものです。馴らし保育の期間、母は当然、会社を休みます。一応、３週間休暇申請しました。調子がよければ２週間で慣らし保育を終了し、社会復帰したいとひそかにたくらんでおります。だって、いまここで有給休暇を使ってしまうと、８月の本番に休めなくなるんだもーん。がんばってくれ、プリンチー！未来はキミの双肩にかかっている！！！

  2008.07.01

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  きょうだいっていいな

  ドイツではいま、公的な職業の人をサポートするキャンペーンが展開中。街角のポスターなどでも、公立病院の職員や、地下鉄の運転手、ゴミ処理係り、公立教育機関の職員などなど、いままで比較的低賃金でがんばってくれてきた人たちをもっと見直しましょう（そしてお給料をアップしましょう）、というような趣旨で人々を啓蒙しております。そんな運動の一環としてか、木曜日に突如、プッチーの通う幼稚園がストライキをするという。木曜日は朝から、先生方が一人も来ないということで、実質的な一日閉鎖です。その通達は、火曜日の夕方、お迎えのときになされました。さあ、こんなとき困るのは、共働きの家庭。パパかママか、どちらかがお休みをとらないといけません。普段ならば、こういう機会には喜んで休みをとるわたくしですが、今回はたまたま、年に一度の大事な査定面接が木曜日にあるのです。休むわけにはまいりません。そこで急遽、ダーリン・ママにがんばっていただくことに。ダーリン・ママは、もともと来週一週間はプッチーを預かって、二人でショッピングに行ったり、ミュンヘン郊外まで足を伸ばしたりする予定でしたので、ちょうどいいから、この際木曜日から預かるわ、ということで木曜日の朝からプッチーはオーマのところでお泊りです。というわけで、1歳児のプリンチーは、ひとときの一人っ子となりました。いまだにおっぱいから離れられなくて、親といっしょに寝ている彼ですが、今朝起きたとき、おねえちゃんであるプッチーのお部屋の入り口まで行って、小首をかしげてのぞきこんでいました。プッチーがいないのが不思議だったようです。こんなに小さくても、お姉ちゃんのことが気になるんですねえ。何度も何度ものぞきこんでいるプリンチーの後姿が、可愛くて可愛くて。ダーリンも目を細めていました。親ばかです。

  2008.02.22

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  おうちでお仕事雑感

  ドイツ企業に週25時間勤務するかたわら、昨年末からオンラインショップをオープンして、うちにいても子供たちとのんびり遊んだりすることもなく、なんやかんやでＰＣに向かって、ショップのコンテンツを書いたり、ショップのメルマガを書いたり、商品の発注をしたり、ＰＣにむかっていないかと思えば、発送用の商品を梱包したりしています。あっというまに一日が終わります。そのすきにも、子供たちはどんどん大きくなっていって、その成長振りをじっくりと楽しむことをしていないわたしは、なんだかとてももったいないことをしているような気がしますが、やはり自分の夢も育てたい！こういう生き方もあるんだと、自分を納得させつつ・・・。

  2008.02.22

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  ミュンヘン北西部にコチラ出現！

  大変です！ コチラが、コチラが現れました！ それも２体です！！ ミニコチラとコチラ、 どちらも強力ですっ！！！ ドイツ語圏に住み、小さいお子様をお持ちの方ならば、嘔吐することをドイツ語でコッツェン、かわいく表現すると、コッチー、ということをご存知ですよね。 おとといの夜、うちのプリンチーが、ミルクを飲んだ後３０分ぐらいして、いきなりげぼーっとなりました。 コッチーする怪獣、コチラの出現です。 コチラが出たのは、よりにもよって親のベッドの上でした。 ダーリンとプッチーもまきこんで、プリンチーを洗い清め、ベッドのシーツもベッドカバーも取替え、の大騒ぎが終わってやれやれ、これでコチラを退治した、と胸をなでおろしたのもつかのま、飲んだ分を全部吐いてしまってはおなかがすいただろうと思い、それでも用心しておっぱいを飲ませたプリンチーが、ふたたび、どばーっと。 コチラの再来です でも、今度はベッドの上じゃなくてよかったよー。 しかたがない、あとはお茶だけ飲ませて眠りにつかせ、さいわいこの晩はこれ以上なにも起こらず、コチラ本人も翌日は熱もなくにこにこしているので、事情（わたしが病気で、家にいてもろくなこどもの世話がろくにできないこと）を話して保育園に連れて行きました。 なにかあったら、すぐ迎えにくるということで預けましたが、結局そのまま何事もなく、夕方のお迎えの時間まで、ご機嫌よく遊んでいたようです。 お、これなら大丈夫、と普通に晩ごはんを食べさせて、みんなで一家団欒、ＴＶを見ているときに、また事件が。 それまでカーペットの上でにこにこ遊んでいたプリンチーが、急に泣き出したかと思うまもなく、コチラに変身！ もう一度言いますが、カーペットの上ですよぉ。 科学特捜隊は、お風呂場でコチラに一斉放水する係りと、カーペット処理班とに別れて活動を続けました。 ２晩続けてコチラが出現しましたが、翌日プリンチー本人はまた元気で、保育園へ出動。 こどもたちを送っていったついでに、気管支炎という病身ながら、本日オープン、全品開店１割引セール！　の魅力に勝てず、スーパーでの買出しをがっちりすませ、家に帰ってからも、洗濯や掃除をすませて、やれやれと遅めのランチをとっているわたしのもとへ、一本の電話がかかりました。 プッチーの通う幼稚園の先生からで、 「コチラが現れました！」 とこそは言いませんでしたが、プッチーが昼食のあと吐いたので、すぐ迎えに来てくださいとのこと。 ああ～、いままでのはミニコチラで、こっちが大型コチラだったんですね。 それにしても、こういうとき、母が病欠って便利です。 普通だったら、わたしの勤務先から幼稚園まで、地下鉄や路面電車を乗り継いで、急いでも４５分はかかるのですが、今週は自宅からだから、車で５分でお迎えにいけちゃいます。 お迎えに行ってみると、プッチー、意外と元気そうな笑顔で走りよってきました。 お世話をしてくださった先生が、 「でも、吐く前は真っ青だったんですよ」 まあ、吐いてしまえば楽になるのは、こどもも犯罪者も同じですね。 それにしても、いまミュンヘンの幼稚園ではノロ・ウイルスの感染の流行の恐れがあるようです。 これにやられたら、市に届出義務があるということなので、今後ノロの症状である吐き下しの、下しのほうが現れないか、気をつけて見ていてくださいといわれました。 下す怪獣は、なんと名づけましょうか

  2007.12.06

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  「ダンケー」とお辞儀するプリンチー

  我が家の末っ子、今月１歳になったばかりのプリンチー。ここ数日のトピックは、「ダー（ダンケ＝ありがとうの略らしい）」といえるようになったこと。自分の持っているおもちゃを人に手渡して、みごと受け取ってもらうと、満面に笑みを浮かべて「ダー」と言いながら、腰を２,３度かがめます。この腰のかがめ方が、茶髪の半分ドイツ人のくせに、実に日本のオヤジ的で、ついつい笑ってしまいます。ダンケできれいドットコム

  2007.11.25

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• そとづらのいいプリンチー

  今日、仕事を追え、郵便局、コピー屋さんなどの所用をすませ、まずは幼稚園によって５歳のプッチーをピックアップ。その時点ではじめて、そうだ、今日は朝、悪天候（みぞれまじりの雪）のため、ダーリンがこども二人を車に乗せて、それぞれ保育園、幼稚園に送り届けてからご出勤あそばしたので、わたしはまず、ダーリンの職場によって車をピックアップしてからこどもを迎えに行く手はずだったのだ、と気づいてもあとの祭り。今からダーリンの職場に行っていては、４時までの保育園のお迎えに間に合いません。しかたなく、保育園から１０キロ近いプリンチーをだっこして帰る覚悟で、プッチーをせかし、バスに乗って３駅先のプリンチーの保育園へ。４時ぎりぎりセーフ。ほかのこどもはもうみんなお迎えされたあとで、プリンチーが最後の一人。もう先生の手で、スキー用のオーバーオールもお帽子も靴もちゃんと着せてもらっていて、ママが来るのを今か今かと待っていた様子。わたしの顔を見て、また一瞬泣きべそ顔になりつつも、手を伸ばしてわたしのほうへ。そこでわたしが、手に傘やら大きなバッグやら持っていて、プリンチーをすぐ抱っこできずにもたもたしていたら、当のご本人はじれて「ぎゃおーん！！」と怒声を放ちます。その声を聞いて先生が「あら、キミでも怒ることがあるんだ！？　保育園ではいつもにこにこ笑顔ちゃんなのに」とびっくり。どうも母に似て、そとづらのいい子のようです。

  2007.11.16

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  ドイツの少子化傾向に歯止め？

  ミュンヘンの地下鉄構内には、ビーマーで今日のニュースや地元の広告などが映し出されるコーナーがあります。次の電車を待ちながら、見るともなく眺めておりますと、ちょっと気になるショートニュースが。2007年の前半で、ミュンヘン市内に６千６百人以上の新生児が誕生したというもので、これは近年まれにない、高い数字だそうです。2007年前半の調子が後半も続くと単純計算いたしますと、今年は合計１万３千人ほどの赤ちゃんが、新しく市民になるということですね。ミュンヘンの人口は約130万人。１万３千人の赤ちゃんは、ちょうど１パーセントにあたります。これは、すごい！というのも、ドイツでも現在、少子化傾向が問題とされていまして、出生率はヨーロッパの中でも決してよくない、1.4人。フランスの2.1、スカンジナビア諸国の1.8という数字に比べて、かなり低いです。出生数全体としても、1971年をさかいに、ドイツ全国で毎年100万人は生まれていたベビーの数が年々減少していき、２００５年などは、全国で生まれた新生児の数は、68万人。これは1945年以来、最低の出生数だということです。2006年の統計でも、1000人の住人に対して、8.25人の子供が生まれている一方、なくなった方が10.62という計算になるようで、このままの状態が続くと、やがてはドイツに人がいなくなってしまう、ということになりますね。というわけで、政治の方向も、女性がこどもを産みやすい、育てやすい環境を作ることが目標に。今年になって、自身も７人のこどもを持つキャリア・ウーマンであるドイツ家庭相のフォン・デア・ライデン女史が、「2013年までに託児所を７７万人分増大！」という公約（？）を発表したのに応えて、ミュンヘン市内のわたしの家の近所（歩いて20分以内の距離）だけでも、３軒（各10人受け入れ）は小規模ながら認可保育園が新しくできました。おかげでうちの末っ子プリンチーも、市立の保育園はどこもいっぱいで入れなかったのが、この新規の保育園に入れるようになったわけです。ドイツだけでなく、世界中の国で、もっと女性がいきいきと暮らせるような体制を作ってもらいたいと思います。

  2007.11.14

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  ドイツ保育園　慣らし保育終了！　

  というわけで、約２週間の長きにわたって執り行われた、末っ子プリンチーの慣らし保育も本日にて終了でございます。いよいよ来週月曜日から、１年間育児休暇をとっていたドイツ企業に復帰。今週はじめは、バギーに乗って、保育園の緑色の建物が見えてくるとえーん、と泣いていたプリンチー。今日は、保育園の入り口に入っても泣きませんでした。よし、一歩前進。でも、先生に抱っこされてママとお別れの時にはべそべそ。そこで母は、顔で笑って心で泣いて、明るくさよならを言って置いていきます。３時のお迎えの時には、やっぱりまだべそべそになってしまったけど、先生は「問題ありませんよー。朝こそちょっと泣いたけど、あとは全然オッケー」とのお墨付きをいただいて、人生における新しい局面も、なんとかなりそうであります。でもなんだかプリンチー、夕方から熱っぽいのよ・・・。

  2007.11.02

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  ドイツ保育園　慣らし保育順調です

  風邪を引いていったんお休みしたものの、先週水曜日から再開された、末っ子プリンチーの慣らし保育。今週は月曜日からがんがん快調にいっております。月曜日：８時半から２時まで。この間、母は５歳のおねえちゃんを幼稚園に送り届けたのち、いったん家に帰り、少々ネット。１１月オープン予定のオンラインショップの、最後の手直しが山積みなのであります。その後、近所に住むお友達と、ミュンヘンで一番おいしいと評判の、市内の日本食レストランにて、ランチ。何年ぶりかの散らし寿司をいただきましたことよ。ゆったりとデザートもいただいてしまったので、お迎えに１５分遅れてしまいましたが、先生には遅れる旨、電話をいれたところ、「大丈夫ですよー」とおっしゃてくださったので、大手を振って（？）遅れることができました。やっぱり、お迎えに行ったママの顔を見て、それまでなんともなかったのが、泣きべそ顔になるのよね。火曜日：８時半から３時まで。この間、母は５歳のおねえちゃんを幼稚園に送り届けた後、携帯のプリペイドカードを購入のため、歩いて１０分のスーパーへ。そこからバスに乗り、４５分かけて、お友達のところへ、借りたバスタオルを返しに伺い、ついでにつもりつもったおしゃべりをして、お昼ごはんをいただき、２時過ぎてあわてて帰途に着く。今日は５分の遅刻。遊んでいたのが、やぱり泣き顔になるの。本日、水曜日：８時半から３時まで。今日はハロウイーンなので、５歳のおねえちゃんこそ朝からはりきって、ドラキュラのマントをつけて幼稚園に行くのだと意気揚々としておりましたが、さすがにまだ１歳にもなっていないプリンチーにはなにも必要なしと、そのまま保育園へ。感激したのは、保育園の朝ごはんのテーブルがすでに、ハロウイーン・カラーのオレンジとブラックで統一されて飾られておりました。ちゃんとかぼちゃのジャックオーランタンの飾りもあります。先に来ていた子供たちは、先生にお顔にハロウイーン・メイクをしてもらっています。最近プリンチーは、バギーに乗って保育園の緑色の建物が見えてくると、泣き出すようになりまして。泣いている子を、バギーから取り出し、建物に入り、靴を脱がせ、もう寒いので、スキーのオーバーオールを着せているのですが、そのオーバーオールを脱がし、今度は上靴をはかせ・・・。この間泣きっぱなし。母としては精一杯、明るい笑顔で楽しそうに話しかけるしかありませんが。でも、心の中は無力感でいっぱいです。こういうのもやがてなくなって、そのうち泣かないで保育園にいけるようになると、逆に母としては物足りなく感じたりしちゃうんですよね。この一瞬一瞬を大切にしていきたいと思います。

  2007.10.31

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  ドイツ保育園　風邪から復帰

  先週から慣らし保育を始めている我が家の末っ子プリンチー。１０月中旬から急激に冷え込んで、しめっぽいいやなお天気になったミュンヘンの気候をもろに反映して、８人いる子供のうち、半数がはなたれ。案の定、プリンチーもしっかり菌をもらったようで、週末から鼻がずるずる状態。月曜日になっても、ずるずるはいっこうにおさまらず、普段にまして「ママでないとダメ」症状が強く出ているので、こんな子を保育園に連れて行っても逆効果かも、と思い、水曜日まで慣らし保育はお休みさせてました。木曜日の本日、まだはなたれ状態は完治してはおりませんが、熱もないし、おいたなどする元気はいっぱいだし、泣いても笑っても１１月５日からは、わたしも仕事を再開しなければいけないし、などの諸般の理由で、今日からふたたび慣らし保育に再参加。保育園に入ったとたん、こどもがいっぱいで楽しそうな雰囲気に顔を輝かせるプリンチー。「久しぶり～、元気になったの？」と先生が聞きますので、「完治してはいませんが、元気なのでまたよろしくお願いします」と申しますと、「それでは、今日は２時までがんばってみましょう」はら、復帰前は１１時までだったのが、いきなり２時までですか。いやいや、もしどうしてもダメな状態になったら、電話で呼び出してもらえることだし、背に腹はかえられん、先生のおっしゃるとおり、おまかせしましょう。それまでにこにこしていたプリンチー、先生に抱っこされて、ママがバイバイすると、一瞬泣きべそ顔になりましたが、先生も「大丈夫よ～」とおっしゃるので、そのままお預けしてきました。２時までかあ。大丈夫かな？大丈夫だよね。

  2007.10.25

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  ドイツ保育園　慣らし保育５日目

  プリンチーの通う保育園は、現在こどもが８人。みんな１歳から３歳までの、よちよち歩きプラスアルファです。ミュンヘンの中でも外国人居住率が多い土地柄を反映してか、４人は肌の色が黒く、一人は中東系、うちのは半分アジア系、とバラエティにとんだ構成です。慣らし保育の初日から、こどものうちの半分が洟をたらしていたり、咳をしていたりするのには気づいていましたが・・・。やっぱり、金曜日の午後になると、プリンチーもくしゃみを連発。そのまま洟たらし状態に突入してしまいました・・・。（涙）風邪にはエキナセアとローズヒップがいいようですね。 有機JAS　エキナセア 袋入り15gハーブティ 風邪の季節、免疫力の低下にエキナセア：チンキ剤お徳用サイズ(レビューキャンペーン) 風邪の季節を元気に過ごすためにエキナセアにオレンジ・エキスをブレンドし、お子様にも飲みやすく 野生ローズヒップティー（ハ－ブティ）

  2007.10.19

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  ドイツ保育園　今日からママなし

  １１ヶ月の末っ子プリンチーの慣らし保育も、今日で４日目。なかなかいい調子です。今日は、８時半に登園、しばらく様子を見て、２時間ママなしで過ごします。ほかのこどもたちとの遊びに夢中で、ママがさよならしても上の空。１１時に迎えに行きます。

  2007.10.18

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  ドイツの保育園　慣らし保育３日目

  今日は８時半から登園して、まずは朝ごはんタイム。先生手作りのチーズサンド、ジャムつきパン、コーンフレーク、ヨーグルト、それにハーブティー。自由遊びをしてから、ハロウィーンのお絵かき。お絵かきとはいえ、こどもたちは大きくても３歳なので、カボチャに見立てた丸い厚紙に、オレンジや黄色の絵の具をぬりたくるだけですが。それからまた自由遊び、おやつタイム、手遊び唄、絵本タイムとめまぐるしいスケジュールをこなしています。今日は途中で先生がコーヒーをいれてくれたのを、キッチンでいただきました。プリンチーは、そのあいだ、ママがいなくても平気だったみたいで、なかなかよい兆候。２時間半のあいだ、２,３度ぐずってママが抱っこしましたが、しばらくするとまたご機嫌に戻ったのも、なかなかよい兆候。１１時にさよならするときに、明日はいよいよ本格的にママなしで３時間がんばってみましょうということになりました。

  2007.10.17

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  ドイツの保育園　慣らし保育２日目

  慣らし保育二日目の今日は、朝９時から１１時までの出園。朝７時におにいちゃんがギムナジウムへ、会社へ行くパパと、幼稚園へ行くおねえちゃんが７時４５分におでかけして、さてちょっとひといき、と思ったら、６時半から起きていたプリンチーがまた眠ってしまいました。あらら。しばらく寝かせて様子をみていましたが、そろそろおでかけしないと間に合わない８時４５分になってもぐっすりなので、仕方なくまだパジャマのままなのを、靴下と上着だけはかせて着せて、バギーに乗せて出動。歩いて１０分の保育園に着いて、お部屋に入る頃にはまた起きたプリンチー。そこでお着替えなどしていると、すぐ絶好調になって、ママから離れて先生と遊んだり、絵の具遊びに加わったり、と調子良かったのですが、１０時過ぎのおやつの頃にちょっと泣きがはいりました。ママが抱っこして隅っこの方に行くとまた元気になりましたが、そのあとはもう眠いのもてつだって、甘えモードに入ってしまいまして。それでも１１時までがんばって、明日はもっと早めに来て、お隣の部屋でねんねしてみましょう、ということになりました。

  2007.10.16

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  ドイツの新スタイル保育園

  １１月から、現在育児休暇をとっているドイツ企業での仕事に復帰するため、今日から末っ子プリンチーの慣らし保育を始めました。本当は、プリンチーがおなかの中にいるときから申し込みをしていたミュンヘン市立の保育園が、のきなみいっぱいで、今年９月の入園は無理です、と言われていたので、預けるのはあきらめて、もう１年家にいてがんばるつもりでしたが、経済的にはすっごく大変。今後どうしようかと、ちょっと青くなっていたところだったのですが、今年のはじめにドイツ婦人・家庭省の大臣が、「２０１０年までに、保育園を倍増！」という公約を発表したところ、それにこたえて、あれよあれよといううちに、定員１０人の小規模な認可保育所がいくつもできました。政治の力というものも、悪いことばかりではありませんね。うちの近所だけでも、３軒は、新規に保育所ができました。そのなかで、うちから一番近い徒歩７分ほどのところを見学させてもらったところ、市立の保育園ほど大規模ではありませんが、日当たりもいいし、食事も手作りでよさそう。わたしの人生最後の育児。その子をまだ１歳にもなっていないのに、もう手放すのかと思うとちょっぴりさびしいのですが、背に腹はかえられず、お願いすることに。本格的になれば、朝７時半から夕方の５時まで、全日でみてもらえます。とりあえず初日は、朝１０時から１１時まで行ってみて、様子をみましょうということに。行ってみたらば、新規オープンなので、１歳から３歳までの、どの子もまだこの９月から入所したばかりのニューフェイス。そこに、一番ヤングな「ベイビー」が来た、ということで、ものめずらしさから総出でお迎えされちゃいました。しばらくたってみんなの興奮がおさまったところで、お席についてフルーツとハーブティのおやつタイム。それから自由遊びをして、みんなで手遊び唄をうたって・・・、とやっていると、あっというまに１時間がたちました。そのあいだ、特にぐずることもなく、ママが離れたところに座っているのをときどき目で確認するだけで、あとは先生といっしょに楽しく過ごしたプリンチー。この調子なら、明日は９時から２時間やってみましょう、ということになりました。プリンチーは新しい環境でさすがに疲れたらしく、帰りのバギーの中で、早くもぐっすり。明日からまたがんばりましょう！

  2007.10.15

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• 今日で１１ヶ月。来週から慣らし保育が始まります

  我が家の末っ子、プリンチー。さすがに４番目ともなると、自己主張をしないと埋没してしまうというのが本能でわかるのでしょうか、発育が早いですね。１０ヶ月になるやならずの頃から、盛んにつかまり立ちをしているなー、と思っていたら、ここ１週間ほどで、手放し立ち、そしてよろよろながら１、２歩踏み出したりし始めて、あっというまにもう３歩ぐらい歩けるようになりました。人が電話していると、まねして自分の手を耳元に持っていくしぐさ。うちでは「携帯モシモシのポーズ」と呼んでいます。ほかにも、もうずいぶん前から、お手々ニギニギとパチパチができて、おねえちゃんやおにいちゃんに大うけです。これが最後の育児と覚悟して、わが子の成長を見守っているので、一瞬一瞬がいとおしくてたまりません。ああ、こんな可愛いわが子を、来週から保育園に預けなくてはならないなんて・・・。経済的にはわたしも働かなくてはきびしいので、現在育児休暇をとっているドイツ企業に復帰するために、プリンチーは保育園へ。家にいても、いたずらばかりされて、はあーっとため息をつくことも多いのですが、いざ手元からしばらくでも離れるとなるとさびしいです。

  2007.10.09

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  赤ん坊も布、おかあさんも布

  そういえば、環境のことを考えたら子供のオムツは布、という選択があり、これはかなり広く普及しているけれど、おかあさんのナプキンも布、というのは、これまであまり公の場で語られるのを聞いたことがなかったなあ。わたしが不勉強なだけかしら？というわけで、試してみました。布ナプキン。とはいえ、産後１１ヶ月で、まだ細々と母乳もあげているので、生理が再開したのは、つい先月。日本にはいろいろなメーカーのラインナップが出揃っているようですが、わたしの住むドイツではネット検索してみても、２種類ぐらいしかヒットしませんでした。そのうちの、ドイツ国内で手作り生産という、クルミーネを購入。お試しパックがあって、シルクのパンティーライナーから、中ぐらいの量までいける折りたたみタイプまで、ひととおり試しているところです。気に入ったら、次回は日本でも売っているウイムーンも試してみたいな。ポーチなど、アクセサリーが充実しているのがいいですね。

  2007.10.05

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  ご機嫌ななめ

  ここ２，３日というもの、なんだかご機嫌が悪く、寝起きに泣く、抱っこしていないと泣く、ごはんを食べたくないといって泣く、ミルクはもういらないといって泣く・・・。そろそろ１０キロ近くになった赤ん坊を、そうそう抱っこばかりもしていられないので、下におろすと、それがまた気に入らなくて泣く・・・。ちょっと困っております。こういうとき、ドイツの母親連や、おばあさん連は、「あら、歯が生えるのね」と、なんでも全部そのせいにして、すましていますが。日本では、赤ちゃんのご機嫌が悪いのを、歯が生えるせいにはしませんよね？何が気に入らないのかなあ？

  2007.08.28

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  はいはい上手な暴れん坊

  うちの末っ子プリンチー（ドイツ語のプリンツ=王子様　から変形させた呼び名です）も、９ヶ月になりました。今月の始め頃から、つかまり立ちを始めたと思ったら、あっという間にはいはいが上手になり、どこにでも行くので、目が離せません。お食事時も、ベビー用のハイチェアに座らせるのですが、ベルトをしてもそこからうまいこと這い出してきて、身を乗り出しておっこちそうになるので、結局キッチンの床の上におすわりさせるしかありません。お散歩にいけばいったで、バギーに乗っていても、またここから這い出して、バギーの背もたれ部分をよじのぼってバランスをくずしそうになるので、そういうときは１０キロ近いプリンチーを抱っこして、スリングに入れるしかありません。高齢の母にとっては、今後いつまで体力がつづくか、そのあたりが勝負の分かれ目になりそうなので、「１０歳若返るボディ改造法」として、田中玲子さんの本を購入し、らくちんスクワットなどして、鍛えております。ほんと、らくちんなのですが、お腹やふとももなどの効果がすぐに感じられます。

  2007.08.19

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  ドイツの離乳食

  わがやの末っ子、プリンチーも、あっというまに８ヶ月。もう、はいはいはするわ、つかまり立ちはするわ、後追いはするわで大変であります。離乳食も順調に進んで、っていうか、４人目ともなるとけっこう最初からごはんそのまま食べさせたりして、もう手をぬきまくりです。１番目のおねえちゃんのときは、日本でフリーズドライのおかゆやら、お魚やら、ほうれんそうやら、スティック状のフルーツジュースやら、いろいろ買い込んで一生懸命食べさせましたが。というのも、わたしの住むドイツでは、スーパーに売っている離乳食の内容が、瓶詰め、粉末の甘い味付けの穀物系おかゆの元をお湯にといて食べさせる、ぐらいしかバリエーションがないのです。それは１６年たった今も、変わりません。瓶詰め離乳食のほうも、チキンやらビーフやらパスタと、内容物は微妙に違うのだけど、なぜかみな画一的にトマト味だったりして、ほんっと、味覚の幅が広がりません。粉末おかゆも、赤ちゃんに食べさせるものなのに、チョコレート味のものがあったりして、日本人としてはこんなもの、あげたくないです。じゃあ、一生懸命手づくりすれば、とおっしゃるでしょうが、最近家族の食事も手抜きなので、手作り離乳食どころではございません。なので、穀物系おかゆの中でも、味のニュートラルなのを購入したり、瓶詰めでもトマト味でないのを選んで食べさせるのですが、赤ん坊も８ヶ月にもなるとけっこう知恵がついてきますから、きらいなものは、ぷいっと横を向いてしまって食べません。パンの耳などを手に持たせると、喜んで食べるんですよね。もうちょっとがんばってお料理しないといけませんね。

  2007.07.25

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  そろそろ７ヶ月

  ここ数週間というもの、急に頭痛がして、お医者様に頚椎症候群と診断され、首筋から肩にかけての緊張をほぐすマッサージに通ったり、花粉症をこじらせて喘息の兆候が現れたりと、高齢母は大変でした。そんなことしているうちに、昨年１１月生まれのうちの末っ子も、もうすぐ７ヶ月になるのですが、そろそろ母乳が出なくなってきました・・・。もともとそんなに母乳の出がよくないわたくし。上の３人のときも、だいたい７,８ヶ月で自然と出なくなり、雑誌によく書いてあるような、おっぱいがパンパンにはって熱を持って・・・などという断乳のつらさとは無縁で過ごしてきましたが、こうあっさり終焉というのも、なんだかさびしいような。特に今回は、もうわたしの人生で、最後の育児だと思いますので、かわいくおっぱいに吸い付く顔をいつまでも眺めていたい、という親のエゴがありますし。それでも、今回は２月のタイ旅行中、一度も哺乳瓶のお世話にならずに、完全母乳で過ごすことができたので、それだけでもありがたいと思わなければ。そうでなければ、旅先でいちいちお湯を沸かして、それをさましてミルクを作るなんて大変なことになってましたからね。いまはもう、ごはんでもパンでも、その他の離乳食もよく食べるし、ミルクもごくごく飲むし、わたしのおっぱいはデザート程度です。今からまた、母乳をよく出す効果のあるアニスのハーブティーなど飲んでも、もう出ないかなあ。

  2007.06.06

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  久しぶりにゆったりとバスタイム

  生後５ヶ月を過ぎて、早くも８キロを超えたわが息子プリンチー。抱っこしていても、腕が痛くて痛くて。腱鞘炎になりそうです。それに加えて、ネットしてたりしてると、肩までばりばりにこってきました。ヨガやってみたり、スロトレしてみたり、毒出しマッサージしてみたり、前にミュンヘンの市内にできたショップでもらったファイテンのパワーテープ首に貼ったりしてるんですが、ここはやっぱり、あったかいお風呂につかるのが一番、と思って、久しぶりに湯船につかりました。（普段はシャワーですませてしまっているので）ついでに、ガスールのパックもしましたらば、毛穴の汚れもとれて、なおかつしっとりつるつるになりました。（パックしているのを５歳のプッチーがみて、不思議そうな顔してましたよ。だって、わたしの顔、どろんこなんですものね）やっぱり、育児中だからって手を抜かないで、ときどきは手をかけてあげないといけないですね。

  2007.04.14

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  ドイツの布オムツあれこれ

  自然環境にやさしい国といわれるドイツ。確かに、ゴミの分別収集などを見ても、やるときは徹底的にやる、という国民性がにじみ出ていて、お、やってくれる、という気になります。そんなドイツだから、地方自治体によっては数年前から、子育ての際に、ゴミになるだけの紙おむつを使わずに、布オムツを使う人には、補助金をさしあげましょうというシステムがあります。なんでも、こども一人のオムツの必要な期間に、紙おむつを使った場合と布オムツを使った場合とでは、布オムツのほうが、洗濯用の水道料金や電気料金などを考慮にいれても、３０パーセントから５０パーセントは経済的なのだそうです。わたしの住むミュンヘンも、布オムツを購入した証明になる領収書を添付すれば、市からいくらかの金額がいただけます。５年前に第３子のプッチーが生まれたときには、すでにこのシステムがありまして、前のダンナとの離婚の後に新しいパートナーと新しい命にめぐまれ、新規まき直しで育児をしようと心構えしていたわたしは、さっそく布オムツを購入。（資料写真）ドイツの布オムツは、日本のオムツとはちがって、かなり成型がされており、バリエーションもけっこう豊富です。一般的なのは、こんなかたち。（下の写真をご参照ください）要所要所にボタンがついていて、赤ちゃんの成長に応じて、アジャストできます。吸収力を高めるために、中にもう一枚、細長いタオル上の布を敷きます。装着したあとに、うえにオムツカバーをかぶせるのは、日本とおなじ。それで、実はここからが本題なんですけど、布オムツの洗濯ってみなさん、どうされているのでしょうか。環境を考えたら布オムツなんですけど、外出したりするときは、やっぱり紙おむつが便利ですよね。だからうちも、いつも布、というわけではなく、紙おむつと併用っていうか、やっぱり紙のほうが多いです、使用量。布オムツは一日に２，３組も使えば、ああ今日はがんばったな、わたし、と思ってしまうぐらい。対する、ドイツの洗濯機というのは、回転ドラム式で頑丈なのはいいのですが、日本のように高速洗いなどのきめこまやかな設定ができず、いったん洗い出すと２時間は洗っているので、少量の洗濯をしようという気になれません。洗うんだったら、ある程度まとまった量を洗いたい。（日本で売っているのは、３０分で洗いあがっていいですね）で、この一日２,３組出る布オムツなんですけど、ふつうは洗濯機一回分になるまである程度ためてから洗いますが、ちょっと出入りがはげしい日々が続くと、３日間でも、洗濯機一回分にならないことも。だから、ほかの白い洗濯ものといっしょに洗うんですけど、このあいだ、ダーリンのお気に入りの白いシャツといっしょに洗ったら、干しているのをみつかって、「ぼくのシャツとオムツはいっしょに洗わないでくれ」といわれました。わたしは、自分の白いＴシャツとオムツといっしょに洗っても、ぜんぜん平気なんですけど。ほかの方は、どうしているのかなあ。

  2007.04.12

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  聖金曜日とミツバチ

  今日は、ドイツでは、カーフライタークという、祝日。英語ではグッド・フライデー、日本語では聖金曜日と呼ばれるこの日は、本来ならば断食をする日なのだそうですが、食いしん坊ぞろいの我が家ではそんなこともいっておられず、（それに考えてみたら、わたしは仏教徒ではありませんか）それでも一応の敬意は表して、お昼は軽く、ふかしじゃがいもとサラダ。数日前に雪が降ったとは思えないほどいいお天気なので、午後からお散歩へ。気持ちよかったのですが、どうやら今年初めての花粉症の症状がでてきました。右目がかゆくてたまりません。それに、くしゃみが数回立て続けに出て、くしゃみだけならいいのですが、第２子妊娠のときからときどき起こる、尿もれの症状も出てきまして、お散歩どころではなく、あわてて家に戻りました。ドイツの花粉カレンダーを見てみると、４月のこの時期は、白樺、ぶな、樫などのほかに、野原の草、たんぽぽ、菜の花なども花粉をとばしているようです。花粉といえば、それを食料としているみつばちが、過去２５年のあいだに、どんどん数が減ってきているという記事を読みました。養蜂家の数自体の減少、みつばちに食料を供給する自然のままの草原が開墾されて、えさにならない穀物畑に変わったことなど、いろいろな原因が考えられるようですが、特に、春先にミツバチの群れの中の３分の１ほどが死亡することが多い事実が、関係者のあいだに、警鐘を鳴らしています。専門家は、みつばち自体が、過去２５年のあいだに、農作物に散布する薬などのおかげで、病害虫に対する抵抗力が弱っている、だから春先に大量に死亡する、との見解だそうです。ここで問題になっている農作物に散布する、ドイツメーカー製の薬は、お隣フランスでは使用禁止になっている成分を含むものがあるそうです。自然環境を大切にするドイツ人は、自然派食料についても意識が高い人が多く、そういう人は、甘みに関しても、精製された砂糖よりも、有機栽培のはちみつや蔗糖などの、自然のものを選びます。それも、外国のものよりは、自国の物、自国の中でも、より自分の住んでいる地域に近い産地の物がいいのです。それなのに、下手をするとドイツ人はいずれ、ドイツ国内産のはちみつが食べられなくなるかもしれません。それがわかっているのにどうして、フランスでは禁止の散布薬が、ドイツでは許可されているのか、理解に苦しみますが・・・。なんだか、出生率減少で大変だー、と叫びながら、いっこうに子供のいる家庭に不利な社会体制が改まらないドイツの姿が、はちの世界にも反映しているのでしょうか。というようなことを、あたたかいお日様にあたりながら考えてしまいました。

  2007.04.06

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  ４ヶ月＆５歳検診　大きくなりました

  ２００６年１１月生まれのプリンチーと、２００２年３月生まれのプッチーと。二人の４ヶ月検診と、５歳検診が、ちょうどいっしょにできました。びっくりしたのは、プリンチー。３ヶ月で１０センチも身長がのびておりました。現在６７センチ。出ないでないと心配していたおっぱいも、タイに行ってから、なんと完全母乳でいけたのです。旅先で、お湯をわかしたり、哺乳瓶の消毒をしたり、めんどくさいなー、という母の心に、体が反応して、必死で母乳を出すようになったのかしら。プッチーの検診は、身体だけでなく、精神も年齢相応の発達をしているかが主眼です。引っ込み思案な性格ですが、なんとか、クリア。二人とも、寒いドイツから、暑いタイへ行っても、おなかもこわさず、元気に過ごしてくれたのは、なによりもありがたかったです。まだ日本の蒸し暑い夏を経験したことのないプッチーが、タイについてすぐ、あせもが背中一面にできたのには笑いました。それに対して、プリンチーは、あせもこそできなかったけど、連日汗まみれ。寝ているあいだも、頭に汗の玉が浮かんでいました。これからも、元気で育ってください。

  2007.03.12

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• 明日からタイへ

  ドイツ人ダーリンが、末っ子のプリンチーの誕生を機会に、家族で行くぞー、とチケットをとってくれましたので、乳幼児連れですが、明日から１ヶ月ほどタイに行ってきます。むこうでは、ときどきネットもできるとは思いますが、あまり頻繁に更新はできないと思います。その間よろしかったら、わたくしの本家ブログのほうをのぞいてみてください。

  2007.01.30

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  産後フィットネス開始

  うちのお坊ちゃまも生後２ヶ月となりました。おっぱいはちょっと足りなめだけど、それにもめげずに、すくすくとたくましく育ってくれています。さて、母もそろそろ、産後フィットネスを開始。産後しばらくは、貧血だったり、むくみが出たり、出産のためにゆるんだ股関節が、いまひとつしっくりこなくて歩きづらかったり・・・、とマイナートラブルもありましたが、それもほぼ解消。妊娠中に１０キロ増えた体重が、出産後わりと早く８キロはもどったのですが、残り２キロがなかなか落ちません。かてて加えて、妊娠前にすでにオーバーウエイト気味だったわたし。日本ではかなり大きい部類に入るわたしも、ドイツでは中肉中背。時には、「すらっとしてる」なんてお言葉もいただけるのですが、現実を見る目はまだ失っておりません。４年前に、第３子を産んで以来、理想体重からは、いつも３から５キロオーバー。日本へ一時帰国の際に、ユニ○ロでジーンズでも買いたいと思っても、わたしのはけるサイズがないの！試着してもみんな、腿までぐらいしか上がらないんだもん。（涙）だから、イトー○ーカドーで、「美脚パンツ」なるものを発見して、その、ミセスにやさしいサイズ展開には感謝感激。丈も幅も、一番大きいサイズを一気に２本買いました。それが、２年前の話で、現在はそこにさらに２キロが加算されたのですから、ちょっともう、日本人女子としてのサイズではなくなっていますね、全体に。２月にはタイに旅行するというのに、これではなにも買えないかも。やはり、スリムにならねば、というわけで、フィットネスを開始です。このスロトレは、ハードな筋肉トレーニングなどのかわりに、ゆっくりと常に負荷をかけた状態で、筋肉を少しずつ育て、成長ホルモンを分泌させつつ、脂肪を燃やす、というもの。ご自身もボディービルダーである、東京大学、身体運動科学の教授が書かれているので、学術的にも納得できます。それに、最近、ドイツのテレビ番組で、アメリカのアンチエイジング医療の最先端として、成長ホルモンを注射する、というのを見ましたが、８０歳の老人でも、最低１０歳は若くなるようです。（若くなっても７０歳か、というのはおいといて）成長ホルモンが、カギのようです。まずは、初心者向けの運動から。これまでも普段から、簡単なヨガやストレッチなどはやっていたのですが、妊娠中はあまり、前屈するポーズや、後ろにそるポーズなどはできなかったので、やっぱりかなりなまっています。始めてから１週間たちますが、肩やわき腹のあたりに、軽い筋肉痛を感じて、そろそろ効果が出てきているのかな、と楽しみです。目標は、ウエストサイズ、１０センチマイナス！アンダーバストも、第１子出産後すでに、「大きくなった子宮におされて、肋骨が広がったのかしら」と思うほど、サイズアップ（アンダーバストではなく、バストがサイズアップすればよかったのに・・・）しているので、これは背中のぜいにくを落とさなくてはなりませんね。来週からは、背中の運動もプラスしようっと。ついでに、「十和子塾」も買っちゃおうかな・・・。

  2007.01.12

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• 再びおっぱいネタ

  ドイツの年末年始（っていっても、１２月３０日まで通常営業、１月２日から普通に会社も始まるんですが）は、スーパーもデパートもお休み。日本のように便利なコンビにもなく、買い物の可能性はまったくありません。そんな、年末にお店が休んでいるときに限って、買い込んだミルクの味が気にいらないのか、飲まなくなった我が家のベビー。しかたなく、不足気味の母乳でがんばるしかない、と気合をいれましたらば、今のところ、なんとかいけております。母乳育児支援のサイトをいくつか拝見しましたらば、４人目の子育てにしてなお、新しい発見がありました。それには、（医学的には裏づけされていませんが）おっぱいには、張り乳とさし乳があるということであります。以下、新米ママのおっぱい入門よりの引用です。********************************************************おっぱいには「張り乳」と「さし乳」があります。産後間もないうちは「張り乳」の人が多く、溜まった物を飲ませています。ですが赤ちゃんとの生活に慣れる事には「さし乳」に変わってくる事が多いのです。赤ちゃんが吸う→乳首が刺激を受ける→母乳が出るんです。今まで「張り乳」だった場合には、母乳は張らないと出てこないと勘違いしています。作ってた物をのませるのではなくて吸われてから急ピッチで作る「さし乳」の受注生産に変わったのです。ふにゃふにゃで授乳をすると、つんつんした感じがしてきます。張って無くても赤ちゃんが飲みたいと泣いたら吸わせて下さい。授乳のリズムが母子間に出来てくると胸は必要以上に張りません。********************************************************わたしが、妊娠・出産のバイブルとあがめるのは、伊藤比呂美さんの「よいおっぱい　わるいおっぱい」。この本の中での比呂美さんは、典型的な張り乳タイプだったようでして、ひっきりなしにおっぱいが張っていたらしいです。一方のおっぱいを吸わせているあいだにも、もう片方からおっぱいが噴水のようにほとばしっていたというから、すごい。うらやましい。わたしも、初めての出産の前は、こどもを産んだら誰でもこうなるのかと思って、わくわくどきどきしておりましたが、あにはからんや。わたしはさし乳タイプのようで、あまりおっぱいが張ってきません。さすがに半日も赤ん坊ぬきで所用で外出していたりすれば、張って来ることもありましたが、自宅にいて、２時間、３時間おきにおっぱいをあげている状態ではめったに張りません。だから、母乳不足なんだなー、と思っておりました。ドイツも、ここ十数年はわりと熱心に母乳育児指導がされていますが、総括すれば、とにかく赤ちゃんがほしがったらおっぱいのつけろ、というもの。日本のように、おっぱいマッサージなどは誰もしてくれなくて、とにかく赤ん坊に吸わせろというのです。吸わせれば吸わせれるほど、その刺激で母乳が作られる、というその理論はわかるのですが。人間の体も、機会ではありませんから、体調によっては、やっぱりどうあがいてもおっぱいの出が悪いときがあって、自分でもわかるんです。で、でないときは、赤ちゃんに乳首を吸われること自体がつらいのよね。しょぼしょぼのおっぱいを吸われていると、痛い、というほどではありませんが、不快感というか、無駄なあがきをしているというか、とにかく、マイナスのイメージ。短い人生、できることなら、マイナスのイメージは少ないほうがいいので、こういうときは無理をしないで、ミルクをあげちゃうのもありだよねー、と個人的には考えています。それでも、可能な限りはおっぱいをあげたいし、がんばりたいと思う、複雑な母心。

  2007.01.04

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  謹賀新年

  ・・・というわけで、ドイツのお正月の様子は、別ブログでご覧いただけます。昨年１１月に生まれた我が家のベイビーも、数え年だったら、ひとつ年をとって、もう１歳ってことになるのでしょうか。（自分のトシは、もうかぞえないことにしました）もうすぐ２ヶ月になる、我が家の王子様。なんだか最近、ぷくぷくと丸くなって、パパからは「ハムスターほっぺ」と言われております。はっきりいって、おでぶになるかも。実はわたくし、この人の生後２週間ごろから、おっぱいが足りないのが気になって、産褥ケアの助産婦さんに、おっぱいの出る鍼治療を受けたりもしたのですが、それでもなんだか足りないようで、ときどきミルクを足しておりました。だって、授乳のすぐあとに、わーんって泣くんですもの。それで、哺乳瓶をあげると、ごくごく飲むんですもの。おっぱいもしょぼしょぼしちゃって、乳首もなんだかひりひりするし・・・。わたしの育児のバイブル、松田道雄先生の「育児の百科」にも、生まれつき乳腺の発達が少なく、母乳がでにくい人もいる、という旨のことが書いてありますし。そんなこんなで、生後６週間検診のときに体重をはかりましたら、順調に出生時体重よりも８００グラムほど増えていましたので、このまま混合でやっていこうということにしておりました。それが、年末の食料品買出しの際に、違うミルクに変えたところ、味が気に入らないのか、二口ぐらい飲んだところで、いやがって、哺乳瓶を舌で押し出せてしまうのです。えー、おっぱいが足りないからミルクをあげているのに、それ飲まなかったらどうなるのよ、と何度もトライして、ごくまれに５０ＣＣぐらい飲んでくれることもあるのですが、やっぱりほとんど飲まないの。ドイツには、日本のように、便利なコンビニなんてありません。休日や祝日で、スーパーなどが休んでいるときには、お買い物の可能性はゼロ。しゃあない、乳首から血が出るまでおっぱい飲ませたる！　と、気合を入れたのがよかったのか、いままでの空腹感はどこへいったのか、けっこうおっぱいだけで満足してくれているもよう。あら、もう一押しすればよかったのかしら。第４子ともなると、なにがなんでも全母乳で！　という気持ちも薄れ、ほかの雑用もいっぱいあるし、哺乳瓶のほうが便利なときもあるし、と、ついつい低きに流れていたかしら、と自分の不熱心さを反省してみました。自分がミルク瓶育ちの反動のためか、赤ん坊にはとにかく母乳を飲ませたい、という希望のあるダーリンは、にっこにこ。遅ればせながら、楽天のじるさんの「魔法のおっぱい」サイトや、ほかにも新米ママのおっぱい入門というサイトでお勉強させていただきましたらば。やはり、ミルクはあげないで、おっぱいをほしがるだけあげるのがベスト、ということを理解しました。よーくわかったんですが、朝、上の子を幼稚園に送っていく時間がせまっているときや、みんながおなかすかせていて急いで夕食の支度をしないといけないときには、おっぱいだけあげてるわけにはいかなくて、ついミルクをあげたりしてしまうのも、やむを得ないかなー。ストレスたまりまくりで、「あー、もういやっ！」っていう時以外は、がんばっておっぱいをあげ続けようと、プチ新年の決意しています。日本の授乳服は気が利いていますよね。ドイツのアパレル関係者には、こんな発想ないみたいです・・・。（涙）

  2007.01.01

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  産後検診、異常なしでほっ

  本日で、産後６週間となりました。赤子といっしょに、婦人科の先生のところへ、産後検診に。問診では、血中ヘモグロビン値が、まだちょっと低め（平常値は１３から１４なのが、１１．１、だからけっこう低いわね。これでも出産直後の７．４から、ずいぶん盛り返したんだけど）だということで、鉄剤の処方を受けました。あと、産後すぐは低くなっていた血圧が、また高くなったということで、これはやっぱり降圧剤のお世話にならないといけないのかなあ。しろうと判断よりも、かかりつけのホーム・ドクターの指示を仰いでからのほうがいいとは思うのだけど、もう診察の予約はクリスマス前はムリ。となると、年明けか。それでもドイツでは、日本のお正月ムードとはちがって、１月２日から通常営業だから、いまから予約を入れておいたほうがいいわね。今日の婦人科の内診のほうも、子宮もちゃんともとの大きさに戻っているし、脱落もないし、高齢出産にしては上等です、と、またほめられました。あとは、将来の尿漏れを避けるためにも、いまからしっかり骨盤底筋をトレーニングしたほうがいいですよ、とアドヴァイスを受けました。そんなこともあろうかと、２週間ほど前から、また自宅でヨガを始めています。マタニティ・ヨガのコースもとっていましたが、まああれはドイツ人が好きなリラックスがメインで、筋肉を鍛えるというようなのもではなかったので、すっかり体がなまっています。妊娠前は楽々とできていた前屈や、スキのポーズ、肩立ちのポーズなどが、で、できない・・・。それでも、ムリをせず、三角のポーズなどから、じっくりまた体をしなやかに整えていきたいと思います。あと、本日の先生とのテーマは、ほかにも「産後の避妊」というのがありました。通常ドイツでは、産後の数ヶ月間、授乳期間中は、ミニピルという低容量のピルを処方してもらいます。で、断乳後、本格的なピルにするか、リングにするかという選択があるのですが。ホメオパシーを学び始めて以来、ホルモン剤は極力使わないほうがいいと思っているので、以前にも使って快適だったリングをつけていただきたい希望を申しましたところ、わたしのように４０代の女性におすすめのリングがあるということ。その名も、ホルモンリング。これは、黄体ホルモンを擁したシリンダーが使われており、銅を使った普通のリングに比べて、ＰＭＳなどの症状も少なくなるし、月経量自体も少なくなるし、授乳期間中にも使えるし、使用期間も５年と長いし、そうこうしているうちに更年期になってお役ごめんになるし、ということで、いいことづくめらしいのですが、ホルモンを使っているというのがちょっと気になります。わたしのホメオパシーの先生にも相談しようっと。

  2006.12.21

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  ホメオパシーで毒出し　シイピア Sepia

  日本のお知り合いのホメオパスさんに処方していただいたレメディを、先週からのんでいます。ドイツでもレメディは、どこの薬局でも売っていて、簡単に手に入るのですが、一般の人の手に入るのは種類が限られているようだし（４３種類）、ポテンシーも低いようなので、日本のプロの方から、イギリス製のレメディを送っていただきました。ドイツのプロの方のところにいけば、それなりのポテンシーで種類も多くあるのかもしれませんが、健康保険がきかないので、もんのすごく高いだろうと思って、こわくて敷居をまたげません。（以前、知らずにチャイニーズ・マッサージの先生のところに予約を取ったらば、こちらも保険がきかず、一回の施術が２００ユーロ、とか言われて、あわてて逃げて帰ってきました。）いま、わたしとおねえちゃんがやっている、毒出しのプログラムは、全部で約２ヶ月ぐらいかかります。まず、最初に一種類のレメディを、一日一回、５日間飲み続けて、５日休みます。いわゆる好転反応が出る場合は、この５日間で出るそうです。様子をみながら、特に好転反応がなければ、３日ぐらいで次のレメディに移ってもいいそうです。うえで、「約２ヶ月」と書いたのは、このため。で、次のレメディをまた毎日一回、今度は４日続けて飲んで、また５日休む・・・を繰り返していきます。現在のところ、まず最初の、ホルモンバランスをよくするシイピア（Sepia）を５日間取り終わったところ。わたしは産後で、ホルモン変化の嵐のまっただなかですし、おねちゃんはティーンエイジャーで、やっぱりホルモン変化の嵐だから、年の差はあっても、おなじ効用があるということなのですね。アメリカのNational Center of Homeopathyのサイトで調べてみると、シイピアは静脈瘤や、出産のあとによく使われるレメディということで、妊娠期間中、静脈瘤に悩んでいたわたしにぴったり。（おねえちゃんには、ここはあてはまらないわね）さらに、ドイツのホメオパシーの本によると、このレメディは、どちらかというと、髪の色がダークなタイプの人、肌の色が黄色みを帯びている人に合う、ということで、ますますぴったり。さらにさらに、更年期障害にもいいのだそうで、あと数年したら、またお世話になるかも？俗に高齢出産したひとは、更年期がくるのも遅くなる、と言われていますがほんとかな？そうしたら、人より長く若くいられる（？）ということなので、高齢出産も悪くないですよね。で、気になる好転反応のほうですが。いまのところ、わたしに関して言えば、お肌がちょっと荒れ気味かなー。最初は、新生児のお世話におわれて、お手入れが悪いのかな、とも思いましたが、ちょっとここ最近にないほど、肌ががさがさしています。毒が排泄されていっているのだと思いましょう。

  2006.12.08

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• やっぱりおっぱいが足りないかな・・・

  先週から、産後の家庭訪問の助産婦さんに、おっぱいのよく出る鍼治療をしていただいてます。もともと暗示に弱いほうなので、治療を受けた後は、おっぱいのあたりがじわーん、むずむずとして効いている感覚強し。ただ、おっぱいのほうは、予期に反してあまり張ってこなくて、ベビちゃんも30分かけて授乳したあと、まだ飲みたいー、と泣くこと多し。しかたない、だからミルクを1日に2.3回足しています。まだ産後一ヶ月たっていないので、飲む量は７０ｍｌから１００ｍｌぐらいなのですが、できたらやっぱり全母乳で育てたいので、どうしても少なめにあげてしまいます。助産婦さんの助言にしたがって、おっぱいがよく出るように１．マルツ・ビール（麦芽ビール、ビールという名前だけど実は甘い清涼飲料で、アルコール分はなし）を飲む２．チキン・スープを飲む３．一日に4リットルの水分を取るなど、がんばっておりますが。

  2006.12.06

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  ホメオパシー事始め

  以前から興味があった、ホメオパシー。ドイツでは、普通に薬局で手に入りますし、実行している人もちらほら。わたしも、数年前から、ドイツ語の本を買ったり、レメディを買ってみたりはしていましたが、そこから学びがふかまっていなかった状態。今回、某ミ○シィでご縁ができたホメオパシー・ジャパン認定のホメオパスさんにお願いして、１５歳のおねえちゃんとわたし、二人でもろもろの毒を出すレメディを処方していただきました。ホメオパシーは副作用がなく、乳児にも安心して使えるので、そんなところもいまのわたしにぴったり。これからどんな変化がでてくるか、楽しみです。

  2006.12.01

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• おっぱいのよく出る鍼治療

  うちのベビーもそろそろ3週間になろうとしています。いちおう、母乳育児が目標でして、それにむかってがんばっているのですが。どうもわたしは、もともと、乳母タイプではないらしく。これまでのこどもたちの時も、おっぱいがあふれて困る、ということはなく、どちらかといえば、いつもかつかつ、ときどきミルクを足すこともありました。特に、現在11歳のおにいちゃんのときは、おっぱいを約３０分かけてあげて、やれやれ、と胸から離したとたんに、ふんぎゃー！　と泣かれてがっくり。あわてて調乳して、それを飲んでようやく満足してお眠りいただく、という繰り返しでありました。今回のベビーも、最初の2週間はなんとかいけたのですが、先週あたりから、母本人としても、どうもおっぱいの製造量が少ないなー、という気がしておりまして。おっぱいのよく出るハーブティー（フェンネル・シード、アニス・シードなどのミックス）などというのも飲んでいるのですが、赤ん坊も、授乳のあと5分もするとぐずりますので、ミルクを足さざるを得ない状況。そんなことを、きのうまた家庭訪問に来てくださった助産婦、サラさんに話しますと、「それなら、おっぱいの出る鍼治療を試してみる？」ということになりました。「いままでの経験だと、だいたい３回やると、胸の張りがちがってきて、おっぱいが出るようになるわよ」とのことなので、ぜひお願いします。さっそく今日からその鍼治療を受けることに。最近ドイツのお医者さまでも、従来のいわゆる西洋医学にあきたらず、鍼などの東洋医学を取り入れる傾向がじわじわと。サラさんも鍼をうってくださるとは、なんだか心強いではないですか。鍼は、使い捨ての専用針を使います。打つ場所は行間（こうかん）　足の甲側、親指と第二指の付け根の間にあるツボと、合谷（ごうこく）　手の甲側、親指と人差し指の間にあるツボです。まずは、足のツボ、行間から。日本人だから、鍼にはなじみがあるとはいえ、はじめての方に打ってもらうときは、やっぱりちょっと緊張しますね。サラさん、手際よく、すっと打ってくださいました。打ったあと、鍼を２,３回ゆすって、うまく入っているか確かめます。続いて、手の合谷。こちらもうまく入りました。そして、じっと待つこと約１０分。そのあいだに、ちょっとおしゃべり。ペルシャ出身のサラさん、ご自身も１８歳の息子さんを持つおかあさま。でも、見た目はとっても若く、そんな大きなこどもがいるようには見えませんでした。いまは１８歳になっているその息子さんも、１３歳から１５歳にかけて、むずかしい時期があったそう。うちのおねえちゃんも、まさにいまそんな時期だから、扱いが大変よねー、などの四方山話をひとしきり。さあ、そろそろ鍼を抜きます。サラさんによると、わたしの足のほうは、とてもリラックスしているけれど、手のほうはちょっと緊張があったみたい、とのことでした。毎日、赤ちゃんを抱っこしているから、凝っているのかな？鍼を抜いた後も、１０分ほどじっとしているように、との指示をいただき、本日の治療は終了。また、明日が楽しみであります。

  2006.11.29

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• 安心！　プラダを持った助産婦さんの家庭訪問

  我が家のベビーもはや2週間となりました。産院から自宅に帰ってきてから今日まで、お医者さんに行くほどではないけれど、ちょっと疑問なことがいくつか。たとえば、退院当日から2.3日ほど、わたしのわきのしたに、親指の先ぐらいの大きさのしこりがあったり、ベビーのへその緒がなかなかとれなくてじくじくしていたり、やっぱりベビーのお通じが10日もなかったり、など。一人で家の中にいると、こういう小さなことでも、けっこう大事件に思えて、もんもんと悩んだりしてしまうのですが。ドイツの健康保険の費用ひきしめ対策が厳しくなったとはいえ、まだありがたいなあと思うのは、こういう場合に備えて、助産婦さんが産後も健康保険の適応内で家庭訪問をしてくれるシステムがあるのです。出産前からお願いしてあった、わたしの助産婦さんは、ペルシア出身の方。わたしたちが退院した翌日に、くっきりとした目鼻立ちに、さらに黒いアイラインをびやーっとひいて、プラダのバッグを片手にハイヒールでさっそうと我が家に現れました。普通、助産婦さんっていうと、やっぱり白衣を着たイメージがどうしてもありますが、このように、家庭訪問をする助産婦さんたちは、資格はきちんと持っているけれど、いわばフリーランスなので、特に白衣など着なくてもよいようですね。それに、助産婦という日本語だと、その仕事内容が出産のときだけに限られるような響きがありますが、ドイツ語でいうところのHebamme（ヘバメ）の方たちの仕事内容は、全妊娠期間を通しての妊婦のケア、出産の立会い、産後の産婦および新生児のケア、人によってはさらにベビーマッサージ、Rückbildungsgymnastikといわれる産後の体操コース、鍼、指圧、などいろいろな資格を重ね合わせて持っている方もあり、母と子の健康を全般的にみまもってくれる、という安心感があります。わたしのわきの下のしこりも、「あー、それは乳腺の延長だから、やさしくなぜてあげればそのうち消えるから大丈夫」ベビーのへその緒もふんづまりも毎日いらしてパウダーをかけたり、おなかのマッサージなどのケアしてくださり、「これで大丈夫」とおっしゃってくださるので、母としては大船に乗った気持ちになれましたわ。それにしても、15年のあいだに、ドイツの出産シーンにも、いろいろ変化があったのを実感。まず、産院での産後のケア。15年前におねえちゃんが生まれたときは、トイレのあとの手入れに、毎回カモミール・エキス入りのぬるま湯で流しておりました。それが4年後のおにいちゃんのときには、「カモミールエキスは粘膜を刺激するからよくない」ということで、なにもいれないさらのぬるま湯で流すことに。赤ちゃんのへその緒のケアも、たしかおにいちゃんのときまでは、おかあさん一人ひとりに処方箋が渡されて、薬局で特別なパウダーやガーゼを購入して、オムツ替えのたびに自宅でケアしていたのですが、いまでは家庭訪問の助産婦さんがパウダーを片手にやってきて、それをぱっぱっとふりかけて終わり。へその緒に関しては、母は特にすることはありません。何事も、よりより方向をめざして変化しつつあるのだなあ、と実感する日々であります。

  2006.11.23

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