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・・昨日の続きです。
本田商店さんの作られるお酒のレベルは もちろん、むちゃくちゃ素晴らしいものがあるのですが、 それにプラスして、この蔵はブランド戦略が上手だなぁ~と いう点でもいつも感心させられています。 龍力・本田商店の大吟醸に「米のささやき」というシリーズが あるのですが、これって、とってもいいネーミングだと 思いませんか? ・酒造りの発酵の過程で、米がしゃべっているように 音をたてる事から命名されたそうです。 (ブランドづくりにネーミングは不可欠です) また、米のささやきのプライスリーダー的な商品に 「米のささやき 秋津」があります。 この「秋津」というお酒は 兵庫県特A地区・秋津で契約栽培された 有機農法、低農薬、への宇栽培、稲貴架け自然乾燥と できるだけ自然に近い環境で作られた「山田錦」を 精米歩合35%まで磨き込み醸し出された 純米大吟醸酒なのですが、なんとお値段は1升30,000円もします。 ・もちろん、ただ値札をつけただけでは 30,000円の日本酒が売れるはずがありません。 試飲会でその良さを体験してもらったり、・・と 地道な努力を続けて、その価値をお客様に伝える 事に成功されています。 よい商品が口コミで伝わっていく過程には 「こだわりの素材」「こだわりの製法」「旨い」 といった以外にも、上記のような伝えやすい商品の 「ネーミング」や、「物語」「ひと言で伝えられる特徴」 が必要だと思います。 また、本田商店の素晴らしさは なんと言ってもその商品哲学にあります。 #毎年、毎年、それまでの出来映えに満足することなく より高いレベルのお酒造りをされている姿には 飲み手としていつも感激しています。 (ブランドは日々進化しなくてはいけないと思います) 素晴らしい「商品力」と「マーケティング力」が あってはじめて、現在のブランド構築に 成功されているのでしょうネ。(^^ 本田商店さんには、ただただ脱帽です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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