2005/05/02(月)07:34
慎み深さも花?
これほど見事な桜であれば、公園の花見もさぞや派手なものだと思うでしょう?
ところが今でこそ無礼講ですが、昭和40年代までは、どんちゃん騒ぎなどは論外。重箱にご馳走を詰めて、お母さんは和服で盛装、子供は一張羅を着せられ、礼儀正しく過ごすものでした。
そして地元では「お城へ観桜会に行く」と言います。「公園の花見」では、失礼な感じがしてしまうのです。さすが、津軽十万国の御城下でしょう。やはり街に蓄えられた歴史の重みが、人を慎み深くさせるのだろうか?弘前には本州の他の城下町同様、風情ある町名が残っている。しかもその数40以上。紺屋町、鷹匠町、鍛治町、馬屋町、鞘師町、桶屋町、紙漉町・・・。
もちろん今は鷹匠もいなければ、紺屋もないが古い町名を辿って歩くだけで、時間旅行が出来る。そんな歴史的街並みの中で「長勝寺構え」は、藩政のありさまを目の当たりに出来る場所だ。
二代藩主信枚は、城の防衛線として領内の曹洞宗三十三寺を集めて要塞とした。500メートルに及ぶまっすぐな杉並木の両側に、三十三の寺門がズラリと並ぶ様子は、荘厳の一言です。
北の城下町、弘前。そこには厚みのある時間が横たわっている。そして何百回と繰り返されて来た春の一つ一つに、幾多の花守たちの心が降り積もっている。薄紅色の花びらとなって・・・・
下手デジカメで撮った、今日の弘前公園さくらをご覧くださいね。
小さくとも積み重ねから、開く花もある。それは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆夢そして可能性の扉を開けてごらん!
一日コンサルティング
ビジネス相性診断
~ばんたかお講演が『超人気です!』~
経営は想いの強さと覚悟で決まる
◇起業までの「まるごとサポート」
◇あなたも都心に教室が持てる
「繁盛請負人ばんたかお無料相談ページ」
繁盛の種メールマガジン
-------------------------------------------------------