/.【自作詩.ポエム】 ★ 我朗 ★ {われら} {心ゆくまで}/.(2012.6.17)2017.5.27./
. ☆ ご訪問くださり、誠に有り難うございます ☆ ★ 我朗 ★ 私は富士五湖が好きだ 中でも 梨ヶ原から山中湖にかけて続く 透き通った気配がすきだ 国道から林に入り込んだ所に 【GARO】というレストランが有ったが 男女ふたり連れの客が多く 心の通い合った恋人達が よく似合う店だった 二人はそこで何を語り 何を感じ そして なにを確認し合ったのだろう 以前は『我朗』という名であった 昔あの辺りは もっと静寂で 趣に満ちていた By.星原女瑪.(2012.6.17)2017.5.27. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 懐かしい昔の【富士レークホテル】です。 . 昔の山中湖。 昔の梨ケ原には、深い思い出が有る。 あの頃は静寂が有り、 自然がその侭に裕であった。 私が愛した【我郎】には、 本当に大切な人とだけ、 食事に行った。 姉を失くして8年、 また、行ってみようか...。 *------*------*------*------* クリックしてくださいね。 【【書画肆しみづ】 ★http://www.rakuten.co.jp/sim444009/ 【 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、下段に記載しています。 続きを執筆中です、少しお待ち下さい...🙇. ***------*------*-----*------*------*------*------*** 短編小説 ミステリーロマンスの世界へ、ようこそ。 拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。 ★心ゆくまで★ 其の四の(1) 沙織を抱えた柿谷は、小走りに葬儀場の裏手に周った。 鉄扉を押して道路に出ると、 すぐ近くにステーションワゴンが止まっていた。 こんな感じです... 続く】 By.星原女瑪.2017.5.6.~7. *------*------*------*------* 其の三(3) 柿谷の言葉に少し安堵した沙織は、 優しい陽射しに包まれている様な気分がした。 沙織は、明日は必ず迎えに来ると言った柿谷を、今は信じる事が出来た。 優しい眼差しと、心に染み入って来る穏やかな声が、今は懐かしかった。 軈て沙織は、百合の香を感じながら、いつか深い眠りに落ちた。 沙織がはっと気付くと、音楽や人の声が聞こえた。 目を開けると、母の竹が覗き込んで声を掛けて来た。 『沙織さん、貴女は幾つになっても美しいままね。 死んでしまった今も、なんて美しいの…。』 そこまで言うと、竹の涙がポトポトと沙織の頬を濡らした。 『お母さん、何時までも死人を見ていたらいけないわ。 少し休みましょう。さあ、向こうへ…』 姉の由起子が、丁度いいタイミングで竹を連れて行って呉れた。 沙織は胸苦しいほどに、辛かった。 母親の悲しみは、沙織を苦しみの淵に沈めた。 少しすると、 『ご遺族の皆様、お夕食の支度が整いましたので食堂に起こし下さい。』 アナウンスが流れた。え、私ったら夕暮れまで眠っていたんの…。 驚いた沙織は、思わず呟いた。 暫くして辺りが静まると、柿谷の顔が浮かんだ。 あの時に見た彫りの深い端正な顔が浮かぶと、沙織は何故か物悲しさを感じた。 私ったら、柿谷さんが恋しいのかしら…。 そんなことを想ってみて、沙織は顔が火照るのを感じた。 それは、輝久には感じた事のない感情だった。 少しすると、夕食の香りが仄かにしたが、沙織は食欲を全く感じなかった。 静まり返った部屋の棺桶の中は薄暗く、 保冷剤でヒンヤリしていたが、寒さも感じず妙に居心地が好かった。 その内に、沙織はまた深い眠りに落ちた。 火葬場の炉に火が入り、台に乗せられた沙織の傍らには、 何人もの人が詰め寄って来た。 『ねえ…待ってよ。お母さん、由起子姉さん、お兄さん、私を焼かないでよ。 お願いだから、焼かないで…。』 沙織は必死に叫ぶと、額に脂汗が滲んだ。 心臓がバクバクと悲鳴をあげ、苦しくて気が遠退きそうだった。 『誰か…誰か助けて』しかし沙織の叫びは聞こえないらしく、 誰もが泪したまま沈黙のうちにいた。 『沙織さん、沙織さん、………。』 誰かの呼び声に、はっと目を開けると、柿谷が覗き込んでいだ。 『柿谷さん。私、あと少しで焼かれる夢を見ていたの…。とても怖かったわ。』 『そうでしたか、額の汗はその所為ですね。』 柿谷は言いながら、沙織の額を優しく拭った。 ハンカチの青葉色が、沙織には新鮮に映った。 『沙織さん、迎えに来ました。さあ、僕と行きましょう』 『柿谷さん、お待ちしていました。本当に嬉しいです。』 柿谷は佐織を軽く掬い上げると、走るように出口へ急いだ。 続く】 By.星原女瑪.2017.5.6~7. (注意・文章の転載を禁ずる:ブログのシェアはご遠慮下さい)*------*------*------*------*------*------*------* 其の三(2)花束が揺れた所為か、百合の香が一層つよくなり二人を包んだ。『ねえ、柿谷さん。 どうして私の声が聞こえたりするのかしら…』沙織は正直な疑問を、投げ掛けてみた。柿谷は沙織を覗き込む様に少し身を乗り出して、『そうですね。僕にも確かな事は言えませんが、 僕にとって沙織さんは、生きた人なのですよ。』『そう…。』『不思議なことですが、僕の中で貴女は生きているのです。 だから声を聞くことも美しい瞳の様子も、僕には感じられるのです。』『そう…。』会話が途切れると、柿谷は焼香台の小さな遺影を覗き込んで見詰めていた。その柿谷の背中に向かって、沙織は疑問を投げ掛けた。『柿谷さんか私のことに気付いたのは、いつ頃からなのですか』 すると柿谷は、静かに向き直り、『救急車の中で、沙織さんに付き添っていた時です…。 僕が沙織さんの手首に触れたら、 凄い勢いで脈打っているのを感じました。 僕は驚きましたが、嬉しさのほうが先走って…。 咄嗟に笹本さんに声を掛けたのですが、 相手にして貰えませんでした。』『そうだったのですか…。どうも有難う。』沙織の微笑に、柿谷は優しい眼差しで頷いた。『沙織さん。それでは、僕は帰ります。もう30分が過ぎてしまいました。 実は、防犯カメラに細工をしたもので、長くは居られないのです。 増して、警察の安置所ですからね。』『そうだったのね。寂しくなるわ。』沙織が思わず弱音を吐くと、『大丈夫ですよ。沙織さん、よく聞いてくださいよ。 明日は午前中に葬儀場へ移されます。 しかし、心配しないで僕を待っていて下さい。 貴女が火葬場で焼かれる事はありません。僕が必ず迎えに行きますから、 安心して待っていて下さいよ。』柿谷は力強く言うと、沙織の肩にそっと手を置いた。『そう…。私は柿谷さんを信じて、待っています。 本当に有り難うございます。信じています。』沙織の言葉を聞くと、柿谷は間も無く帰って行った。 続く】 By.星原女瑪.2017.4.21 (注意・文章の転載を禁ずる:ブログのシェアはご遠慮下さい) ★宜しかったら 又お立ち寄り下さい★ ★【ブログの書き込みに返信しないを、基本にしている事を、ご承知ください】 返信は、プロフや相手の書き込み欄で、済ませる様に努力しています。 未だ返信が滞っている方、ごめんなさい。 ご訪問くださり、誠に有り難うございました。 ランキングに参加しています。ポチお願い致します。 .小説もこちらにお願いします。 応援有り難うございました . .菊正宗 日本酒の美容液 150ml 弱酸性・無着色・無鉱物油(4971650800776) 価格:1535円(税込、送料無料) とっても潤う美容液。LAME39の愛用品です。 . サンカット ウルトラUV アクアリィジェル 無香料 ポンプタイプ SPF50+ PA++++ 160g【楽天24】[サンカット UVジェル]価格:1209円(税込、送料別) . .パンテーン クリニケア ハリ・コシが足りない髪用 シャンプー 550ml【楽天24】[シャンプー SP Pantene Clinicare]【olm6】 楽天kobo.愛用しています。 このクレンジングシート、大好きです。 美容液でクレンジング オールインワンコットンシート 50枚【楽天24】[美容液でクレンジング …価格:679円(税込、送料別) ナットキナーゼα 増量版 180粒入【ゆうメール送料無料】 .とても美味しい紅茶です。 茶葉が大きく広がります。 LAME39は、ミルクティーで楽しんでいます。http://ping.blogmura.com/xmlrpc/qv94i9tevul1 http://blog.with2.net/link.php?1832603