2020/03/21(土)20:31
/ ★ ヨウムの和ちゃん ★ 【倒れた御婦人~】エッセイ/自作詩ほか /.(2012.7.12)2020.3.21/
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母の和ちゃんです。
★ ヨウムの和ちゃん ★
和ちゃんは、ヨウムで鳩より大きな鳥です。
グレーで、ちょっと怖そうですが、
とても穏やかで、
甘える時は犬の様にクンクンと鳴きます。
和ちゃんは、オウムと同じ様に、
色々な言葉や音を覚えて、
真似します。
電話の『るるるるるるううう~~~』
は、凄くリアルで騙されてしまいます。
ヨウムの和ちゃんは、
母屋で独り暮らしをしていた母が、
長いこと飼っていました。
*和ちゃん*と言う名前は、
亡き父の一文字を取って名付けられました。
ヨウムの和ちゃんは、
私の口笛を真似たり、
鶯の『ほ~ほけきょ』が得意でした。
母は91歳の大往生を遂げました。
ヨウムの和ちゃんは、
今は、
愛好家の元で、
元気に暮らしています。
By.星原女瑪(2012.7.12)2020.3.21.
(注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい)
以下の写真は、ヨウム - Wikipedia より
【倒れた御婦人~】
3月19日スーパー銭湯での話です。
午後から行ったスーパー銭湯は、
コロナウィルスの所為でガラガラの空き様でした。
何時ものように時間を掛けてシャンプーしたり、
ゆっくりとクレンジング。
そして温泉で何度か温まり、
歯磨きを済ませて脱衣場へ上がりました。
さてさて今日も丁寧にお肌の手入れを...(*'▽')
そんなことを思いながら、
半袖ロンTで化粧台に座りました。
先ずは美容液を付けて、ドライヤーにスイッチオン。
鏡を見ながら気持ちよく髪を乾かしていると、
とんでもない光景が、鏡に映って来ました。
アッ...御婦人が後ろ向きに倒れる姿が映ってました。
倒れ方は、バーンと言うよりは、
ゆっくりな感じでした。
直ぐに起き上がると思いきや、
そのまま動きません。
これは、大変だぁ...。
私はドライヤーを止めて、
立ち上がりました。
振り向きざま5mほど走ると、
御婦人の頭の方へ、しゃがみ込んだ。
その時には、既に3~4人が集まっていました。
(注釈・ここは女湯ですので、全て女性です)
アッ、頭が床についている。何とかしなければ...。
タオルだ!思い付いて化粧台へ走った。 私は大好きなミニーちゃんのタオルを取り上げて、
再びシャガミ込み、頭の下に入れて遣った。
その時、
『タオル、タオルはないの』
大きな声がした。
この場を仕切っているらしい、
元気そうな老婦人の声だった。
アッ、そうだ。
私はロッカーに戻り、
濡れたガーゼタオルを手にして戻った。
私は、ボンノクボを冷やしてあげたかった。
『ダメダメ、湯当たりは首の頸動脈』
仕切り屋さんは言うなり、
洗面器の水にガーゼタオルを浸けた。
私が何時も、湯上りに顔とボンノクボを冷やすタオル。
『アッ、そのタオルも貸して』
仕切り屋さんは、
ピンクのミニーちゃんも濡らし始めた。
あぁ、私のミニーちゃんと、一瞬つぶやいた。 『タオルは無いのですか』私の声に、
『スタッフさんが持ってくると、思います』
すぐ傍の婦人が応えてくれた。
『じゃあ、フロントには連絡して下さったのですね』
気掛かりだった事を、私は口にした。
『ええ、だいぶ前に...』
そうだったのかと、思っていると、
『吐き気がするって言ってますよ』
また別の婦人が言った。
『洗面器を、持ってきますね』
私は言うなり、浴場へ走った。
『これを置いておきましょう』
何時の間にか、私は仕切り屋さんに話し掛けていた。
そうです...。こういう時には、
ある程度知識の有る仕切り屋さんが、必要な気がした。
すると、
『水、水を飲ませなければ。湯当たりには水を』
仕切り屋さんが叫んだ。
私は、化粧台のペットボトルに目を遣った。
私が何時も飲む、麦茶だった。
『あれなら有るのだけれど、今はコロナがね』
『そうそう、駄目よね』
また別の婦人が同調してくれた。
そうか、ある事に気付いて、
私はロッカーへ走った。
小銭入れを手にして、
仕切り屋さんの向こうの販売機の前に立った。
あぁ、何にしようか。アルプスの天然水を...。
500円玉だったから、何でも買える状態だった。
ボタンを押そうと思った瞬間、仕切り屋さんが叫んだ。
『下の段の左のイオン水』
ああ、これね。
私は、ペットボトルを差し出した。
すると、
『ストロー、ストローがなければ』
また、仕切り屋さんの声がした。
そうか、ストローがないと飲ませられないよね。
『スタッフさんが、持ってくるそうです』
その時、誰かの声がした。
それにしても、
フロントへの電話から、だいぶ時が経っていた。
30分は、掛かっていた。
その内に、誰が持ってきたのか、
仕切り屋さんが、ペットボトルの水を飲ませ始めた。
それを見届けた私は、連れの事を思った。
それでロンTにソックス姿で、
小走りに女湯の入り口の内に立った。
連れが見えたので、
暖簾越しに患者が出たことを告げ、
少し遅くなるから待って呉れる様にと、頼んだ。
私はロッカーへ引き返し、
UVファンデを軽くはたき終えて、
また患者さんの元に戻った。
なんと、洗面器に吐いた跡が見えた。
『吐いたのですか...』
『そうなの、脱水症ではなかったみたい』
仕切り屋さんが、直ぐに答えてくれた。
患者さんの唇はに、ほんのり赤味が有った。
顔色は、頬骨当りに薄っすらと赤みが差していた。
私は変だなぁと、思った。
それで、ある病気の事を思い始めた。
★皆さん、疲れませんか~?
LAME39は疲れましたので、続きは次回でね。
m(__)mお待ち下さい。
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