テーマ:GUNの世界(3807)
カテゴリ:GUN具(マルシン-Model Gun)
さて今回は「マルシン ベレッタM92FS HW 」の続きです。
ベレッタM92系のモデルガンは、MGC、マルシン、KSC(M93R)ともにリアルサイズカートを採用しているので、原則マガジンに互換性があります。画像のようにKSC製マガジンを使って、手動ですが装弾排莢することが可能です。 原則としているのは、特にマルシンの場合は個体によってマガジンのガタツキやキツさが異なり、使用できない個体もあるからです。今回の赤箱モデルは最終弾後にホールドオープンしないで、持病のマガジンフォロアー下にスライドストップレバーが噛み込みました。 症状としてはスライドストップレバーがフレームから浮いてしまい、丸印のようにマガジンフォロアーに接するレバー突起を超えてマガジンフォロアーが上に上がってしまいます。そのため、スライドストップレバーに引っかかったマガジンが抜けなくなってしまいます。 画像では、わかりやすくするためにフレームからスライドストップレバーを大きく浮かせていますが、レバーを引っ張るだけで動いてしまう設計に問題があるのでしょう。後期のモデルは、グリップ裏に出っ張りを作って、スライドストップレバーが浮き出さないような改良が施されています。 ついでにスライドの刻印についても説明しておきます。スライド左側刻印はベレッタUSA製の実銃通り社名の「BERETTA U.S.A. CORP. 」と所在地の「ACKK,MD-MADE IN USA」が入っていますが、ドット 等の細かい刻印は不鮮明です。 フレームのシリアルNOは「BER073707 Z」とこれもベレッタUSA製のシリアルNOの記号が使われています。 右側スライドは冗談の刻印は「MOD 92 FS-CAL 9Parabellum-PATENTED」と、こちらも実銃通りモデル名と使用口径が入っています。2段目はMARUSHINオリジナル刻印「MARUSHIN INDUSTRY CO.LTD」。 刻印等は、今見ると薄くて気になる点も多いですけど、しっかりとした考証に基づいたものでした。個人的には横から見ると平面が大きいような気がしますが、違和感があるほどでは無いので個性みたいなものですね。それよりも問題はスライドストップとマガジンです。 マルシンの改良同様、グリップ裏にプラ板等を貼ってスライドストップレバーの浮きをを抑えるぐらいの事はしておかないとw 今日はここまで!!!!!!! 新しくトイガンサイト始めました→お座敷SHOOTERS.com フェイスブックページ始めました→お座敷シューターのトイガン日記 ミリタリーランキング KSC M93R用スペアカート(CP-HW) KSC M93Rモデルガン用 20連マガジン【エントリーでP19倍】 モデルガン KSC M93R MG ファーストバージョン HW KSC 発火式モデルガン M93Rシリーズ 2nd HW ケーエスシー ハンドガン Beretta ベレッタ M93R-MG セカンドバージョン ヘビィウェイト ヘビーウェイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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マルシンのベレッタのホールドオープン時のスライド・ストップのオーバーランに関しては、私はスライド・ストップの軸の部分のガタを減らす方法としてスリーブを噛ませました。というか0.3mmプラ板を巻きつけながらの現物調整でしたが・・・。あとはマガジンフォロワーにプラ板を貼ってみたり・・・。
(2019.06.09 16:06:07)
WICAさん
どうもです。 自分の場合は、初期のモデルでは付属のオリジナルマガジンを使用している場合は、スライドストップの問題は発生した記憶が無いんです。 記憶が曖昧ですが、気がついたのはHWのドルフィン以降のような気がします。スライドストップやマガジンフォロアーにに大きな寸法の変化は無いようですから、フレームの加工精度ととマガジンのプレスに問題があるのでは?と思っています。 どちらにしても対策は、一緒ですよねw (2019.06.10 00:02:47) |
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