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玩具道楽・・・三昧

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2025.01.16
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テーマ:GUNの世界(4062)
お隣の国では、遂に現職大統領が身柄を拘束されました。今後益々混迷して立派な反日媚中政権がjy立するんでしょう。アメリカのクリスフCEOに代表される黄色人種差別がないだけマシかもしれませんが、日米韓連合なんて、画餅ってヤツですね

さて今回は「タナカ ベレッタ 92SB-F ”Hollywood version」の続きです。



オプションパーツを使用しない状態の「タナカ ベレッタ 92SB-F」は、まだベレッタ92Fシリーズのコマーシャルモデルがアメリカ国内で生産される前の初期型で、イタリア製モデルを輸入したもの。このモデルをノーマルのままプロップとして使用したのが1987年公開の「リーサル・ウェポン」。



このモデルにロングスライドストップと専用グリップを組込み、マガジンキャッチを左利き用に入れ替えたものが1988年公開の「ダイ・ハード」に使われたと言われています。さらにマガジンキャッチボタンにチェッカーを入れて右利き用に入れ替えたものが1989年公開の「リーサル・ウェポン2」に使われたそうです。

ロングスライドストップと専用グリップ、チェッカリング入りマガジンキャチのパーツを加えるだけで3種の映画プロップを再現できるんだから、ある意味お得なパッケージです。



全部のカスタムパーツを組み込んだ「タナカ ベレッタ 92SB-F」。「リーサル・ウェポン2」に使用されたのはこのタイプ。このような着せ替え遊びができるのは、モデルガンの楽しみ方としてはアリですね。この頃の時代までは映画の影響力は大きかったんだと実感します。



左側スライドには社名の「PIETRO BERETTA」所在地と生産国名「GARDONE V.T,ーMADE IN ITALY」、ベレッタロゴが刻印さえています。レーザー刻印らしく、深くくっきりしているのが良いですね。フレームには実際のプロップガンのシリアルNO「C49573Z」が入れられています。スライド刻印とは書体と深さを変えて入れられているのがリアルで良いですね。



右側スライド1行目には「MOD.92F-CAL.9 Parabellum-PATENTED(モデル名-口径表示ー商標済み)」の刻印が。2行目には「BERBEN CORPORATION N.Y.-N.Y.(輸入代理店名-所在地)」が刻印されています。

市販段階でモデル名は軍用トライアル時の「92SB-F」から「92F」に変わっているので、タナカの製品名は初期モデルを印象づけたい意図は分かるけど微妙な感じに思えます。


▲ 左:MGC ベレッタ 92F (イタリア刻印)、右:タナカ ベレッタ92SB-F
因みに、この刻印のモデルは過去に旧MGCがHWカスタムモデルとして発売していて、当時はイタリア刻印モデルと呼んでました。



分解は,トイガンの中でも簡単な部類。マガジンを抜いて、右側フレームのテイクダウンボタンを押しながら、左側フレームのテイクダウンレバーを90度廻して、スライドアッセンブリーを前方に引き出してから、リコイルSPとガイドを外し、バレルを抜き取るだけです。

トイガン的にはスライドを引かなくても分解できるのは便利で良いのですが、リアルな世界ではスライドを引かないとチャンバーが空なのが確認できないので、スライドを引く一手間があった方が良いとされているんだそうです。



スライド内側から見ると、スライドノッチにはガスガンのようなノッチ欠け対策は施されていません。キャップ火薬のブローバックの方が力が強いのでノッチ欠け対策は必要だと思うんだけど、力が強すぎるからに金属板を埋め込む程度じゃ、ノッチ欠け対策にならないって事なのかな。




今回の改良でグリップスクリュー位置を変更したとのことなので、試してみたらMGCのM9でポン付けできなかったベレッタ社純正の木グリやヘレッツ社製の木グリも問題なく付きました。もっともMGC製がポン付けできないといっても、その差はごく僅かで無理に押し込めば入るレベル。

現にVZグリップなんかはポン付けで取り付けられたりするので、アメリカ国内で生産したときのcmをinchに置き換えたときの誤差レベルの違いなんでしょう。


▲ 左:タナカ 92INOX 右:92SB-F
グリップスクリューナットの位置の違いは肉眼では分かりませんが、92INOX辺りまではハトメ状の真鍮ナットをフレーム裏側から差し込んで固定していたのを、フレーム表からナットを入れて固定する仕様に変わっています。ナットが太くなって突き出し量も増えたので、グリップのナットが固定が以前よりも確実になったと思われます。




▲ 上下ともに左から MGC製後期、MGC製初期、タナカ製初期、タナカ製92SB-F用
※ MGC後期グリップは押しピンの位置や縁の厚みが異なったり、R部分が全体になだらかだったりと、他との差違が多いので実銃用グリップの可能性があります

グリップといえば気になるのが92SB-Fとまで言って初期型を強調しているのに、左側グリップの裏には92SF以降のラージハンマーピンが収まる円形の凹みがしっかり入っています。本来はMGC初期グリップやタナカの初期グリップのように裏面左上がフラットになっているのが正しいはずです。

タナカはベレッタ92系を発売してから一貫して92Fをモデルアップしてきて、グリップもベレッタロゴ以外は、ネジ穴を含めてMGCの初期型と同じ形状だったのに何ででしょうね。今後92FS以降のモデルバリエーションを出す予定があるのかもしれないですね。



過去のベレッタ92系モデルとの違いを中心に細部を見ていきましたが、金属パーツに防錆加工がなされていたりエキストラクターが改良されていたり、違いが分かりにくい部分でも細かく改良が施されています。

元々のMGC製ベレッタM9が当時のモデルガン技術の最高峰で作られたモデルだったので、それを現在の技術でアップデートした92SB-Fは最新最高です。

この後のバリエーションモデルにも期待したいです。初の92FSも良いですけど、フレーム変更したM9A1辺りまで展開すると嬉しいですね。

今日はここまで!!!!!!!

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最終更新日  2025.01.16 22:39:53
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