●オールドローズについてOld Rose オールドローズここ100年ほどの間に作出されたモダンローズに対し、19世紀以前のバラをオールドローズと呼んでいます。 優雅な花形や花色、豊かな香りなどが見直され、最近人気が高まっています。 いろいろな系統の品種があり、性質もさまざまですが、一季咲きのものが多いようです。 【現在栽培しているオールドローズ】…3品種 ◎=育てやすく多花性 ○=安心 ●=ちょっと難しいかも… [鉢植向きの評価を含んでます] ●La Reine ラ・レーヌ ●Marie van Houtte マリー・ヴァン・ユッテ ●Fen Zhang Lou 粉粧楼 《 オールドローズの系統 》 ■GALLICA ROSES ガリカローズ ■DAMASUK ROSES ダマスクローズ ■ALBA ROSE アルバローズ ■CENTIFOLIA ROSES ケンティフォリアローズ ■MOSS ROSES モスローズ ■BOURBON ROSES ブルボンローズ ■HYBRID PERPETUAL ROSES ハイブリッドパーペチュアルローズ ■CHINA ROSES チャイナローズ ■TEA ROSES ティーローズ ■FIRST HYBRID TEA ROSES ファーストハイブリッドティーローズ ■OTERS その他のオールドローズ 【GALLICA ROSES ガリカローズ】 ロサ・ガリカをもととする系統で、大輪、紅色、芳香を特徴とする。 花紅色からロサ・レブラとも呼ぶ。 出現は小アジアとされるが、フランスで盛んに栽培されたため、フレンチローズの別名もある。 【DAMASUK ROSES ダマスクローズ】 ロサ・ガリカとロサ・フェニキアの自然交雑種と考えられる。 ダマスク香と呼ばれる芳香が特徴。 現在も香料の採取源とされている。 【ALBA ROSE アルバローズ】 ロサ・ダマスケナとロサ・カニーナの交雑種と考えらている。 花色は白が基本だが、ごく淡いピンクもある。 【CENTIFOLIA ROSES ケンティフォリアローズ】 アルバローズとダマスクローズが交雑されてできた系統と考えられる。 「ケンティ」とは百の意で、その名のとおり花弁の数が多いのが特徴。 【MOSS ROSES モスローズ】 主にケンティフォリアロ-ズから派生した系統。 「モス」とはコケの意で、咢(がく)や花首に多くの腺毛があり、コケが密生しているように見えることにより名づけられた。 【BOURBON ROSES ブルボンローズ】 ロサ・キネンシスとロサ・ダマスケナが自然交雑してできたと考えられるものが、ブルボン島で発見された。 四季咲き性のものが多い。 【HYBRID PERPETUAL ROSES ハイブリッドパーペチュアルローズ】 いろいろな雑種起源の交配によりできた系統。 「パーペチュアル」は繰り返し咲くという意味だが、日本では秋に返り咲きする程度である。 ティーローズとともに、現代バラの親になった系統。 【CHINA ROSES チャイナローズ】 ロサ・キネンシス(コウシンバラ)をもととする系統で、四季咲き性が強い。 【TEA ROSES ティーローズ】 【FIRST HYBRID TEA ROSES ファーストハイブリッドティーローズ】 ティーローズはロサ・キネンシスとロサ・ギガンティアが交配されて確立した系統で、紅茶の香りがするのが特徴。 現代バラ、ハイブリッドティーローズの親となっている。 【OTERS その他のオールドローズ】 オールドローズは現代バラの10倍以上、2000年の歴史があり、それだけに系統も雑多に分かれている。 原種の交配種については、まとめてシュラブローズと表現することもある。 ジャンル別一覧
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