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テーマ:プロ野球全般。(13932)
カテゴリ:プロ野球
【ボストン(米マサチューセッツ州)13日(日本時間14日)=千葉修宏】西武松坂大輔投手(26)がレッドソックスと6年総額5200万ドル(約60億8400万円)で正式契約した。14日(同15日)に入団会見が行われる。新人ではコントレラス(ホワイトソックス)の4年総額(当時約40億円)を超える史上最高額となった。入札金が5111万ドル1111ドル11セント、契約金、年俸、インセンティブ(出来高払い)の総額が6000万ドルで、レ軍が松坂獲得へ投資した額は1億1111万1111ドル11セント(約130億円)。ルーキーでは異例の“ビリオン・プレーヤー”誕生だ。
松坂のレ軍移籍劇は何もかもが異例だった。ボストン市内から約32キロ離れたハンスコム空港。空軍基地に隣接し、一般人は普段使用しないエアポートに熱気がほとばしった。レ軍のマークが入った自家用ジェット機が着陸すると歓声が起こった。「松坂がやってくる!」。地元ラジオ局で情報が流れ、軍人を含めた約30人のファン、日米報道陣が早くも集結。到着したばかりの日本のエースを温かく出迎えた。 松坂は黒のダウンジャケットにジーパン姿で迎えの車に乗り込んだ。前夜の徹夜交渉で、やや目ははれていたが、表情はスッキリしていた。「ウエルカム・ホーム・ダイスケ」「ボストンで頑張れ」のボードを持ったファンの声援に、車の窓を開けて手を振った。地元関係者も「VIP」の扱いで出迎えた。地元警察車両が先導し、車列の最後尾もパトカーが警護。まさに「日本の宝」を慎重に誘導した。 空港からメディカルチェック(身体検査)を受ける病院に直行。地元紙は「身体検査もパスして正式契約した」と入団へ問題がなかったことを強調した。この日も松坂のコメントはなかったが、ようやく決着した安堵(あんど)感が漂っていた。米西部時間12日の午前中から徹夜で翌13日早朝までロング交渉。実はロサンゼルス近郊からボストンへ飛び立つ直前の早朝5時半からの極秘交渉で基本合意に達し、フライト中の最終交渉で両者が握手を交わした。 ルーキーでは史上最高の大型契約だった。ボラス氏が主張していた年俸1500万ドル(約17億6000万円)には届かなかった。だが6年で総額6000万ドル。年平均1000万ドル(約11億7000万円)は「メジャーは夢でお金ではない」松坂には“満額回答”に近い条件だったはずだ。 入札金が5111万1111ドル11セントで6年総額を加算すると、投資は巨額の1億1111万1111ドル11セント(約130億円)。一気に“ビリオン・プレーヤー”になった。また11セントは他球団より少しでも高くの意味があったが、松坂にはNO・1の1並びで縁起のいい数字。米国流では「ラッキーチャーム」(幸運のお守り)となるはずだ。 いよいよ背番号「18」のユニホームに袖を通す。14日午後5時(日本時間15日午前7時)には本拠地フェンウェイパークで入団会見を行う予定だ。当初の高級ホテルでの開催は急展開で見送られ、急きょ200脚のパイプイスが搬入されるなど、あわただしく設営が続いた。300人以上の参加が予想され、レ軍史上最大級は確実。フランコナ監督、シリング、主砲オルティスが同席する可能性もある。夢を現実にした晴れの舞台で、松坂がメジャーでの決意を示す。 1億1111万1111ドル11セント~~~~~~~!って、ゴロがいいですね。 しかしすごいですよね。あるところにはあるんですね。 背番号18番。世界1へ向かって樺ってください。 18で良かった。サインボールの番号と同じままで、、、。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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