409392 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

べるにーにのブログ

February 8, 2013
XML
カテゴリ:オーダースーツ
そうか、もう30年以上も昔の映画なんだ・・・・・

1980年制作の映画「アメリカン・ジゴロ」をご存知の方はおみえでしょうか?

映画の評価はさほど高くはありませんが(笑)リチャード・ギアの出世作でした。



tumblr_lkby7fMnjL1qc9p9mo1_500.jpg



ジゴロ役の彼は、まだ日本では無名だったジョルジョ・アルマーニの

スーツやジャケットを着てメルセデスベンツ450SLに乗っていました。



この映画がきっかけで“アルマーニ”という名前が飛躍的に有名になりました。

80年代中盤にはバブル絶頂の日本、ジョルジョ・アルマーニやジャンニ・ヴェルサーチ、

あるいは、それっぽいスーツを買い求める大人たちが一気に増えました。



日本の既製服メーカーはアルマーニのスーツをバラバラにして構造やパターンを研究。

やがて日本人の得意なそっくりスーツ「ソフトスーツ???」が巷に氾濫し始め

オーダースーツの世界もどうしてもその影響を受けてしまいました。

カラダにぴったりフィットした服は時代遅れ? 人気が無くなりました。

「アルマーニ風のゆったりしたスーツが欲しい!」って人が後を絶ちません。



オーダースーツをよく理解されていなかったお客様からの要求をよく憶えています。

「肩や胸シワができないように! でももっとユッタリにして・・・・・」

当たり前です、カラダに合っていないんです、シワは出来ます(笑)



アルマーニは“デコントラクテ(非構築的)”と呼ばれる、

パッドや芯素材を極力省いた、シャツのような着心地のジャケットを追求していました。



彼は男たちが通勤では上着を着ているのに、オフィスで脱いでしまうことに疑問を抱き

耐久性より安楽さを追求した最初のイタリア人のスチリスタでした。



それは英国に伝統を置くオーダースーツとは真逆の発想でした。

オーダースーツは匿名性を重んじます、誰のデザインとかは関係ないんです。



元々は大英帝国の将校のお抱え仕立職人が店を開いたりしたものが始まり、

古い話、まだナポレオンと英国が戦っていた頃です。



負ける戦争はしない(笑)彼ら、戦勝記念式典などで

将校(貴族の場合がほとんど)たちが正装用の軍服を着用します。



このあいだのウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でも彼は軍服だったでしょ?

そういった人たちの平時用の服がオーダーメイドのスーツだったわけです。

将校たちは威厳に満ち自信に溢れカラダにピッタリした服を姿勢良く

纏うことが大切でした、庶民のお手本にならなければいけない人たちですから。



ここ10年ほどはその揺り戻し現象でしょうか? 

オーダースーツ本来の綺麗にフィットしたスタイルが人気です。

最近のクレームは「もっと細く、ピッタリ仕立ててほしい」です。



昔とは正反対、人はいつも時代に翻弄されて生きていることをべるは痛感しています。


007.jpg

今はボンドがアイコン、でもそんな細いパンツは穿いていないんですがね・・・・・



「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」






最終更新日  February 23, 2013 09:32:34 PM
コメント(0) | コメントを書く
[オーダースーツ] カテゴリの最新記事


PR

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

7年連続年間検索第1… 内装屋サンさん
光の国 most-asaさん
りみCAR-STY… とぱーずrimixsさん
paolonlee ぱおろんりーさん
翻訳会社社長の日々… Oku-chan 1213さん

コメント新着

べるにーに@ Re[1]:Spectre(12/08) だから彼は片目の、シャムネコ好きな男だ…
magadelanrose111@ Re:Spectre(12/08) もちろん、見てきましたよ。いいスーツは…
べるにーに@ Re[3]:Mongolia 7(08/23) かっちゃんさん 何故山羊を指名??? …
かっちゃん@ Re[2]:Mongolia 7 >実は同じグループに独身女性一人と二人…
べるにーに@ Re[1]:Mongolia 7(08/23) かっちゃんさん >4の記事の「影のツー…

プロフィール


べるにーに

フリーページ

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.