Berkeley st. shoes /clothes

　
新しいレザーブランドにもちょっと興味はあります。
LEON誌やMen’s Club誌で大プッシュされていたFACTOR。
元はサンタクローチェのデザインスタッフが設立したレザーブランドで
今季デビューとのこと。

雑誌で見る感じでは非常にそそられるものがあって
入荷を心待ちにしておりました。

サンタクローチェは1着だけ持ってますが
ここの持ち味である洗い加工をそのまま継承した素材での展開のようです。
サンタクローチェは良かったのですが、サイズ感はちょっと難あり・・・。
通常48サイズの僕でもMでもちょっと大きいサイズ感でした。
タイトに着るならSがいいかなってとこでした。
そんなサイズ感だったのでXSとSサイズの需要だけが高くて
M以上のサイズはあまり需要なし。。。。
XSとSはいつも売り切れなのに、それ以上のサイズは残ってるとゆー・・・。
未だにネットショプ上でもサンタのXLあたりはセールで残ってたりしますね。

そこら辺を払拭してくれてるのだろうか？
期待を胸に入荷したショップへと足と運びました。







シングルタイプ。洗いをかけたあの素材。
新参者らしからぬ異様なオーラを放つブルゾン。

おぉ、すでにカッコいい(^^)

早速Ｍサイズを試着。

ん？

は、入らない。。。。

なんとか体をねじ込んでみるものの全く身動きできません（汗）
それどころかフロントのジッパーはまったく閉まらない。
ボディもアームホールも激激激細なんですっ！

型を変えて、襟にファーがついたボンバージャケットタイプの今度はＬを試着。

うーむ、ほとんどＭと大差なし。
前は閉まらずに、腕が肘から上に上がらない。。。


こちらは某ネットショップさんでのFACTORのサイズ測定値
Mサイズ
着丈59/身幅50/肩幅43.5/袖丈60
Lサイズ
着丈59/身幅51/肩幅44.5/袖丈61.5

参考までに別のショップさんのチンクアンタのライダースの測定値
48サイズ
着丈 60/身幅56/肩幅44/袖丈63

FACTORのLとチンクアンタの48を数値の上で比較してみると
着丈や肩幅には大きな差異はないのですが
問題なのは身幅です。チェスト部分です。
5センチ差。全体で10センチもの差があるんですね。
そもそも身幅が50ってことは胸囲が1メートル以上あったらもうアウトです。

数値だけではわかりませんが、実際FACTORはもっと細かった印象があります。
ブランドとしては小さ目をギッチギチで着て自分の体に馴染ませていってください
というコンセプトのようです。
自分の体にしっかりと馴染んだ自分だけのレザーが完成すると
おそらく買う前、買った直後には完成されてないということでしょうか？
着て、馴染ませて、ようやく完成するという。


何でしょう。なんか靴のブランドでこんな感じのとこありませんでしたっけ？

あのメッチャきついローファーを「それがあなたのサイズです」と言って
痛みと苦痛の先の何年後かにくるであろう夢のような履き心地を売るブランド。


もともと細い人ならイイ感じのフィッティングになるので問題ないかもしれませんが
自分の身体に馴染むまで我慢して着てくださいっつーのはあり得ないと思うワケです。
たしかに革自体は硬いわけではないし、馴染みそうなんですが・・・・。

初めて買った硬い革ジャンを馴染ませようと毎日着たり
着たまま寝てみたりしちゃう思春期の少年じゃないし。

そんなワケでFACTORはカッチョいいんですけど、自分向きではありませんでした。
買ってないものの事を書くのもどうかとは思ったのですが・・・。

本当にタイトで極細なので買う場合には絶対に試着した方がイイです。
WEBショップから試着無しで買うのはかなり高リスクだと思います。


あぁ・・・痩せたい。。。痩せねばならないのであろうか。。。
FACTORが着こなせる人がうらやましい・・・・。


いや、FACTORがすんなり着れるほどのスリムボディだったら
きっとバルスターは似合わなかったに違いない。

人には似合うものと似合わないものがあって当たり前さ。

ちっ。。(-_-メ)