カテゴリ:アニメ・コミック
こんばんは。
最近、USBメモリー内にデータ保管をしている、昔書いた黒子のバスケに関するBL風小話のデータを見て、このままデータとして残しておくのはなんか勿体無いかなと思い、今回その黒バス小話を掲載することに決めました。 実は10年前ぐらいにブログに掲載したことがあるのです。ですが、文章が拙いだろう等、掲載するのが恥ずかしくなり、消してしまいました。 当時、この小話に対して感想を下さった方がいました。具体的にどういう感想をおっしゃって下さったかは正確には覚えていませんが、確か、良いと褒めて下さっていました。 今更ですし、感想を下さった方はこのブログを見ないかと思いますが、この場を借りて、その方にはお礼を申し上げたいです。良いという感想を下さり、ありがとうございました。 今現在、Switchゲームソフトの「バディミッションBOND」に関する創作した小話をいくつかブログに書かせて頂き掲載していますが、初めてブログ上に小話を書いたのが、今回再掲載する黒バス小話です。 文才ではないので文章が拙いかもしれませんが、お許しくださいませ。また、黄黒の腐向け要素が含まれていますので、BLが苦手な方は気をつけて下さいませ。 もう黒バスブームは去ったかもしれませんが、少しでも楽しんでもらえれば幸いです。 長々となりましたが、黒バス創作小話(黄黒)「誕生日 -黒子side-&-黄瀬side-」を以下記載します。よろしくお願いいたします。 ■黒バス創作小話 「誕生日 黒子side」■ ※黒子の語りで進めていく -夜、部屋にて 今日は6月18日。…確か、黄瀬君の誕生日ですよね。 そういや、中学の頃…… 多くの女の子がいると見ていたら、その中心に黄瀬君がいた。 何だろうと少し眺めていたら、黄瀬君と目があって、僕のもとに一目散にやって来て、キラキラとした笑顔をこちらに向けながら、 黄「黒子っちぃ~!!! 今帰りっスかぁ? 一緒に帰ろう♪」 黒「…………」 黄「黒子っち? どうしたんっすか?…もしかして一緒に帰れないんスか?(悲)」 黒「いえ、一体何のイベントかと思って。」 黄「イベントって、今日、俺の誕生日なんスよ? だから、女の子からプレゼントいっぱいもらったんスよ♪ 黒子っちからは何かくれないんスか? 一番楽しみにしてるんスよ?(スマイル)」 黒「今日、黄瀬君の誕生日だったんですか? 知らなかったです。」 黄「えぇ~?! 言ったじゃないっスかぁ! 6月18日は俺、黄瀬涼太の誕生日だって!!!」 黒「そうでしたか?」 黄「そうッス!!!(怒) ヒドイっスよぉ~!(悲)」 黒「別にいいじゃないですか。たくさんプレゼントもらっていますし。他に何がいるんですか。」 そう言うと、黄瀬君が目をウルウルさせてさらに悲しい顔をした。ほんと、黄瀬君は犬みたいな人だ。 黒「何もあげるものありませんが、黄瀬君、お誕生日おめでとうございます。」 黄「!! ありがとう、黒子っち!!! すごく嬉しいッス!!! お祝いの言葉が欲しかったんっスよぉ? ホント嬉しい…(喜)」 黒「そうですか、そんなに喜んでもらえると思いませんでした。何か僕も嬉しいですね。」 黄「黒子っちも嬉しいっスかぁ?(喜) ハハハハハー、ほら、黒子っち、寄り道して黒子っちの好きなバニラシェイクを飲みに行くっスよぉ♪(喜)」 黒「えっ?…ちょっと黄瀬君、そんなに引っ張らないでください。」 ただ「お誕生日おめでとうございます」と言っただけで、黄瀬君はあんなにも幸せな顔をした。 …お祝いメール、送ってみようか。 「最後に黒子っちと一緒にバスケできたしね。」と言って帰って行ったとき、なんか切なそうでちょっと気になりましたし。 僕は黄瀬君に誕生日お祝いメールを送る。 1分もしないうちに、着信音♪Perfect Copy? no no もうそれ以上さ~が流れる。電話だ。 「はい、黒子です。」 ……彼の声を聞いて、あの時のように嬉しくて、幸せな顔をしていると思った。いや、黄瀬君は普段から僕の前では嬉しそうだった。 …どうしてなんだろうと時々疑問に思う僕、黒子テツヤでした。 ■黒バス創作小話 「誕生日 -黄瀬side-」■ ※黄瀬の語りで進めていく -夜、部屋にて 今日、6月18日は俺の誕生日。 だから、女の子からいっぱいプレゼントもらったッス。 バスケの練習中に、そんな女の子たちに対応していたら、笠松先輩にしばかれたなぁ~(笑) そりゃ、女の子たちに祝ってもらったのは嬉しいっスけど… 俺には最も誕生日を祝ってほしい人がいるんっスよ。 今、その人からのお祝いメールを待っている。 すぐにそれが見れるように携帯を手元に置いているんスけど… こないなぁ~……そうッスよね… 「帝光中で一番仲良かった」と言ったら、「普通でしたけど」と言われ、誘いには断れ、フラれるわ、練習試合に負けるわ… 所詮、俺はそんな大したヤツじゃないんっスよね? その人にとって。 はぁ~、黒子っち…………… -着信音 ♪君の光が強いほど~僕は自由になれる~が流れる。 ハッ!……黒子っちから!(喜) 「件名:☆祝☆ 本文:黄瀬君、お誕生日おめでとうございます。」 -プップップ、トゥルルル~トゥルルル~ そう、すっごく嬉しくて黒子っちに電話した。 黒「はい、黒子です。」 黄「黄瀬ッス! 覚えてくれたんっスね! 嬉しいッス、ホント!!! まだかまだかと待ってたんスから…(涙)」 黒「そんなに僕からのお祝いメールが嬉しいんですか? 泣くほどに(呆)」 黄「当たり前じゃないッスかっ!!! ものすごく嬉しいんッスよ?……ありがとう、黒子っち。俺は最高に幸せっスよ♪」 黒「そうですか…黄瀬君がそんなにも嬉しいと僕も嬉しいです。たかがメールですけど。」 黄「ホントっすか? 黒子っちも嬉しいっスか?!…♪♪♪♪♪~」 黒「あの、黄瀬君、黄瀬君?」 黄「…あっ!ゴメン。えっと、あのさ………」 今は幸せな時間。これ以上に最高の誕生日プレゼントはない。 この時間がこのまま続けばいいのに…と思う。……彼の事を想い続けている俺、黄瀬涼太でした。 -おしまい- 【あとがき】 改めて上記の小話を読みますと、今だとスマホでLINEして誕生日をお祝いする感じでしょうね。 10年前、スマホはありましたが、まだまだこれから普及されていく段階でしたよね、スマホ(間違っていましたら申し訳ありません)。 着信音はキャラソンです。黄瀬君のキャラソンはシャララ☆ではなく、カッコイイ曲のPerfect Copyにしましたね(笑) シャララ☆にするとお笑いになりますし。原作者の先生もツッコんだシャララ☆よ。普通に真面目で良い話にしたかったですしね。 ちなみに、シャララ☆の曲名、もう忘れた(笑) 以上です。ここまで読んで下さりありがとうございました。 TVアニメ『黒子のバスケ』Character Song Best Collection [ (アニメーション) ] TVアニメ『黒子のバスケ』第3期 第2クール 帝光編 キャラクターソング [ (アニメーション) ] TVアニメ「黒子のバスケ」キャラクターソング SOLO SERIES Vol.3 黄瀬涼太(cv.木村良平) [ 黄瀬涼太 ] TVアニメ『黒子のバスケ』キャラクターソング DUET SERIES Vol.2 [ 黒子テツヤ(cv.小野賢章) 黄瀬涼太(cv.木村良平) ] TVアニメ「黒子のバスケ」キャラクターソング SOLO SERIES Vol.1 黒子テツヤ(cv.小野賢章) [ 黒子テツヤ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月30日 15時14分06秒
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