野菜の「ピンチョス」
今回は久しぶりに洋酒に合わせるおつまみの話。洋酒と合わせるおつまみの定番と言えば、ナッツにチーズに生ハム。オリーブなんかもありますが、それでも全体的に野菜を使ったおつまみは、やや少なめなのが実状かもしれません。というわけで、今回は健康が気になるお年頃の皆様のために、野菜が採れて、お酒も美味しくなる「ピンチョス」のレシピをご紹介していきたいと思います。そもそも「ピンチョス」とは何か。Wikipediaによると「小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことである。名称はかつては食材を串や楊枝でパンに刺して留めていたことに由来している」とあります。日本のバルなんかだと、爪楊枝やカクテルピンに刺したフィンガーフードを「ピンチョス」と称していることが多いでしょうか。今回は「ピンチョス=ピンに刺したフィンガーフード」として、「気軽に」「美味しく」楽しめる、野菜を使ったピンチョスを作っていきたいと思います。プチトマトとモッツァレラチーズのピンチョス定番中の定番。チェリーモッツァレラチーズとプチトマトを刺すだけ。オリーブオイルと塩をかけてもいいですし、市販のバジルソースを添えても良いですね。きゅうりとソーセージのピンチョス一口サイズに切ったキュウリとソーセージをそのままピンに刺します。ソーセージは火を通さなくてOK。国産のソーセージは基本的にそのまま食べられるものがほとんどですが、ソーセージ専門店のものや外国産のものの場合は、稀に火を通さないと食べられないものがあるので、ご注意下さい。赤枠の部分のような表記があればそのままでOKです。アボカドとスモークサーモンのピンチョス回転寿司では定番の組み合わせをピンチョスに。写真ではアボカドを小さめに切っていますが、もっと大きく切っても美味しいです。カブと生ハムのピンチョス生のカブは鮮度によっては土臭さがでるので、気になる場合は小さめに切るか、ラップをして軽くレンジにかけると食べやすくなります。ヤングコーンとスモークチーズのピンチョスヤングコーンはラップをかけて、30秒~1分ほど電子レンジ火を通してから切っています。個包装タイプのスモークチーズがお手軽簡単ですが、ナチュラルチーズやプロセスチーズの余りがあったら、それを切って刺しても美味しいです。いかがでしたでしょうか?今回紹介したレシピは、どれも5分とかからずに作れるお手軽なものばかり。その日のお酒に合わせて、好みのピンチョスを作って、お酒とピンチョスのマリアージュを是非お楽しみ下さい。Enjoy your bar life!