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バサラ・アルファのホノボノ道

バサラ・アルファのホノボノ道

JINー仁ー

仁1巻仁ー5ー

JIN-仁-:作者村上もとか スーパージャンプコミックス1~4巻(続巻):スーパージャンプ不定期連載中


現在の医者が幕末の江戸にタイムスリップ!?  

(あらすじ)
西暦2000年東京。
東都大学附属病院脳外科医局長の南方仁は当直の日。謎の急患から頭蓋骨内封入奇形胎児型の腫瘍を摘出。数日後その患者が腫瘍を持って逃亡するのを仁が止めようとした時、階段から転げ落ちる。
だがその時、突如空間が歪み、仁は見知らぬ場所に転げ落ちていた。 そこはなんと文久二(1862)年およそ138年前の幕末の江戸であった!!。

夢か現実か。わけがわからなくも。
仁は斬りあいで頭に重傷を負った武士、橘恭太郎を外科治療で救う。この時代の医学では助からなかった男を。
それがきっかけで、仁は橘家の居候に。おりしもその年は疫病が蔓延。
仁がやろうとしていることは歴史を変えることになるかも知れない、だが仁は目の前の患者を頬っておけず本来であれば亡くなっているであろう人達を次々と救っていく。
恭太郎の妹橘咲は聡明な女性で、見事な助手を務めてくれる。
麻疹やコレラ、梅毒、敗血症、硬膜下血腫。などの伝染病を始めとする当時不治の病と呼ばれていた病気と現代医学で戦う仁。
近代医療器具の無い世界にも関わらず、良き理解者となってくれた医者や職人や患者たちの協力を得て近代器具に近しい器具を作り、
ペニシリン(フレミングが実証にいたるまで1943年)を精製したり、細菌学を教える(リスター、バスツールやコッホらが細菌学を提唱したのは十九世紀末)。火傷をした女性の皮下移植(皮膚移植はあったらしい)など。歴史が変わるを承知で進み続ける仁。

時代が仁をこの世界に呼んだのか?原因らしき胎児型腫瘍はなんだったのか?
タイムスリップした原因が何であれ、必要としてくれている人達がいるため、この時代に骨を埋める決意をする仁。
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【六三四の剣】【龍(ロン)】【赤いペガサス】をてがけた村上もとかの新作で現在スーパージャンプに連載しています。
私がファンの勝海舟や坂本竜馬。
ヘボン、緒方洪庵と言った医学者を始め醤油ヤマサの濱口儀兵衛(梧陵)等も登場。
歴史好きな人が読んでも面白いですが、いつの時代でも病と闘う人達が居ることを勉強させられる作品でもあります。

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