罰金!罰金!!罰金!!!
タイムカード押し忘れ 5元(70JPY)名札の未携帯 5元仕事上で確認を怠った 5元何のことかわかりますか?これは、ウチの工場で工員がミスを犯したときにかける罰金です。工場内の規則、風紀並びに円滑な業務遂行のため、これらに反する行為を行った場合は、罰金を取られることになります。驚くことは,皆、罰金制度に従って、ちゃんと罰金を払う(給与から控除)んですよ。今まで見た罰金の中で、印象的なものを上げると、一番笑ったのが、食堂でのご飯を殆ど食べ残し、もったいないと言うことで罰金5元! 子供やないんやからって感じですが…。時節柄、だいぶ寒くなってきましたが、宿舎では、シャワーを浴びるとき、お湯はプロパンガスを使って瞬間湯沸し器でお湯を使います。しかし、ある部屋では電気湯沸器(ポットで湯を沸かすようなもの)を使っているのがバレました。各部屋が電気湯沸器を使うと過電力になり、火災の危険もあると言うことで、この違反者は50元の罰金、掲示板での貼り出しと言う、厳罰?に処されました。50元という、罰金額で言えば、事務室を最後に出る者がエアコンを消すことになっていますが、そのエアコンを消し忘れた者に対しても、同じ50元が科されました。50元は、日本円に換算すると700円位ですが、この金額、こちらではかなり痛い金額なんです。仮に、1,000元の給与をもらっている工員とすれば、50元は1,000元に対して5%になるわけです。仮に日本で30万の給与の5%は、15,000円になります。これはかなり痛いっしょ!同じ50元でも、安いなと思うのが、宿舎で起こった喧嘩に対する罰金です。これも50元でした。一つの部屋に6人が集団でずっと住んでいるんですから、そら、喧嘩の一つや二つ起こると思います。ただ、これを許すと大きな事件になる可能性大です。他の会社では、宿舎内の争いがこうじて殺人事件にまで発展したことがあると聞いたことがあるからです。よって、喧嘩に関しては、起こせばクビ!位でもいいんじゃないのと個人的には思っています。この罰金制度は、どこの工場でもあるようです。このような制度を作ることで、工員を管理し、中国は発展していきます。