おみやげ
先日、日本からの出張者が来た事を書いたが、やはり旅行にはお土産がつきもの。パティック何とか、フランクミューラの時計が欲しいと言われるので、迷わず羅湖商業城に連れて行く。この羅湖商業城、凄いです。何が凄いって!?それは中国6千年の歴史が味わえるから。それは冗談ですが、建物は7,8階建てで、中には何でもあります。服屋、時計屋、かばん屋、アクセサリー屋、マッサージ屋等々。そして、それらの品物は殆ど偽物!いわゆるコピー商品です。ブランド物は1000%偽物です。羅湖は、深せんの繁華街があり、深せん駅があり、香港との行き来の際の玄関口となっている深せんの象徴とも言える場所。その目の前に、超巨大偽物市場が…。凄いのが、ショーケースに並べて売ってある商品はごく一部で、ヴィトン、グッチ、オメガ等々の膨大なブランド物の商品が写真と共にカタログにまとめられており、これが見たいと言うとその商品をすぐ持ってくるのです(このカタログを見るだけでも価値があります)。で、出張者の方、このパンフを見て、商品を見て、「すげーーよ、すげーーよ」と連発され、「こんなの見たら、まともに作ってるほうはやってらんねえよ」と言われてました。本当にその通りだと思います。と言いつつも、商品にとても見とれて、数十分えらく熱心に見ていらっしゃいました。そして購入したい品が決まり、ここでようやく私の出番。値段交渉スタート!「多少銭?(いくら)」「2,000RMB、あんたの希望は?」「600」「天阿(Oh,my,god)、この商品はどうこうふんぬんで。。。」「あーーー、わかった。もうええ、違う店行くから」店員、私の腕を掴んで行かせない。「ほんで、いくらになんの?」「1,200」「話にならん」店員、私の手を離さない。 : :このような交渉を繰り返し、結局「730」で時計3本をご購入。ありがとうございまーーす。この時、出張者だけでなく総経理も一緒に行った。まさにVIPご一行。総経理は娘さんのため、お財布を所望。それもグッチかコーチの指名あり。上記の時計を買ったところで、財布を持ってくるように言ったのだが、時計の金を払っても持ってこないので、「ちゃうとこ、行くわ」と言うと、「付いて来い」と言う。言われるままに別の店に付いていくと、そこは、偽物のブランドかばんがぎっしり。凄い横のつながり。紹介料をもらうのであろうか。今度は実物を見ながら、「良いのないねえ、次、行こうか」と言ってると、箱に入ったなかなか良いものが出てくる。総経理3個、出張者2個のお買い上げターゲット決定。さあ、私の出番!!「多少銭?(いくら)」若い兄ちゃん、紙を使って計算中…。「2,450」これはいい材料を使って、ふんだらくんだらと、顔を真っ赤にし、口をとんがらして話す。なぜか、喧嘩口調、これに「ぷちっ」と来た私。「700じゃ」「ぷうかなん!!!」(不可能)これはいい材料を使って、ふんだらくんだら。。。。。。。。「もうええ、次、行くから」その兄ちゃんではなく、なぜか他の小姐(おねいちゃん)が私の腕を掴む。「2,400にしかならんのやって」と顔を紅潮させて言う兄ちゃん。「ふん、次、次」お決まりのごとく、他の小姐(おねいちゃん)が私の腕を必死に掴む。「じゃ、なんぼにしたらええんや」「700、言うたら、700じゃ!!!」「ぷうかなん!!!(不可能)、1,500でどう?」「お前らに、最後に言うぞ!!!よう聞いとけ!!!!!700! 700!! 七〇〇!!!」このあたり、かなりの大声を張り上げて交渉していたらしく、ブースで仕切られた店の中にもかかわらず、店の外にはギャラリーができる始末…。「じゃ、1,200」もう出て行こうとする、私。しかし、手を離さない小姐。「そしたら1,000!」私:「1,000まで落ちました。もう100は落ちると思いますが、ここで買いますか?」総経理:「そうだね、900になったら買うよ」「じゃ、800にならんのか?」「小気(しゃおちい:けち)!」「お前、客に何を言うてるんや」 : : :「900でええよ」交渉成立!しめて1,600RMB(約2万JPY)のお買いあげ。偽物とはいえ、100円、200円ではグッチ、ロレックスは買えません。<注>これは、フィクションであり、実際の事実とは異なり、かなりの誇張、表現を含んでいます!?