やっぱり香蘭社派
池袋西武の冬のセール後半、残り物総ざらえ状態の中、 食器売り場に行くと、セールのワゴンにかなり素敵な品が。深川製磁じゃないの~ 綺麗だなぁ~ さすが深川製磁だなあ、何かひとつ買うかな… と、あることが頭をよぎった。 「もしや香蘭社もある??」 池袋西武には、しばらく前迄あまり来なかった。 香蘭社は東急では常設を辞めてしまって、取り寄せになってしまったし、 伊勢丹では元々深川製磁のみで香蘭社の取り扱いは無い。 池袋西武はひょっとして両方ある セール品のワゴンを一周してみると、何と深川製磁の反対側に、ノリタケと並んであったあった!しかも… やっぱり私は圧倒的に香蘭社派だわ。 うっ美しい… こんな美しいもの何でセール品になってしまうのか、売れない何て信じられない… 欲しいのは複数あった。 現代的な面白い図柄を描いたもの、上品な植物柄のもの… 迷ったが、用途も含め、私の家の備品として納得行くとして今回求めたのは、 写真の銘々皿(5枚セット)7,800円。 店員さんを呼んで在庫を出してもらうと、何と汚い薄紙に包まれている…。 どうやら倉庫に眠っていた在庫のよう。 レジに持って行くと、贈答の受付をするテーブル席に通される。 別の店員さんがその汚い包み紙を剥がした。 と…木箱に入っている。 ほー。 木箱を開けると…何と、一枚一枚が緩衝剤に包まれ、更にその中が一枚一枚「うこん染めの布」に包まれていた…。 すごい…高級品だ。 木箱に「磁芸」などと書いてある。 普通の贈答品レベルのもの何だろうが、 こうして倉庫に眠っている間にプチアンチークになった模様。 全数ワレ、カケの無いことを確認してお会計。 やったなかなか良いものゲット これまで使っていた、"景品でもらった"たち吉の小皿はしまって今日からこっち使ってます。 さて、色彩鮮やかな有田の焼き物ですが、わざわざこの藍の染付けの小皿にした理由は「料理が美味しそうに見える」から。 藍の食器が料理をひき立てるのは、昨年のGWに有田陶器市で有田の陶器に入った「焼きカレー駅弁」を食べ、持ち帰ったその容器を家で使ってからです。 何を入れてもちゃんとした料理に見える やはり、昔から愛用されているだけあると、和の文化が少しだけ身になりました。 なので今回もこの藍の食器にしました。