フレンチオープンもいよいよ終盤を迎え更に盛り上がりを見せていますね。皆さんご覧になっていますか?さて、今回はストロークの打点への入り方を練習していますが、ここで少しフレンチオープンからイメージを作ってみましょう。アンツーカーコートのローランギャロスでは打球の威力がコートに吸収されるので、よくストロークの凄まじい打ち合いが観られます。選手はみんな相手を打ち負かしてやろうと思っていますから一球一球を全力で叩いていますね。その打ち合いに勝つにはコース配球も大事ですが、力の乗ったボールを打つ必要があります。ではどのようにして力強いボールがうてるのか。フレンチオープンに出場している選手の打ち方を思い出してみてください。ほとんどの選手が足を大きくオープンスタンスに開き、腰をしっかり捻ってボールを呼び込み、それを大きく腰、胸を開きながらラケットを大振りしています。いわゆるスクールで教えるような「横を向いて踏み込んで打点を前にして肩を開かないように」と言う打ち方ではありませんね。むしろ全く逆の打ち方です。これは私なりには発想の違いだと思うのですが、選手が打つ打ち方はスウィングに大きな
力が生まれ、ボールをしっかりと潰す事ができるので力強い打球を打つ事ができる。逆にスクール打ちは打点を押す打ち方なのでコートには入れやすい。簡単に言うと「攻撃の選手打ち」と「防御のスクール打ち」。私は攻撃を推奨します。一度試してみてください。
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最終更新日
2004年06月03日 16時29分36秒