2011/10/02(日)23:33
仙台クラシックフェスティバル
今年も9月30日(金)~10月2日(日)の3日間開催された
仙台クラシックフェスティバル。
震災の影響で、会場が縮小されたけれど、出演者は素晴らしい
演奏家ばかり。
せんくらホームページ
金曜日から行きたかったのですが、悲しい事に9月末は棚卸しの日。
お休みすることは出来ないため我慢しました。(棚卸しは21時半
までかかったので(T_T))
その分、日曜日にいっぱい観にいくぞ!と意気込んでチケット購入。
って、8月にはもう買ってました(^^;)
仙台クラシックフェスティバルは今年で6回目。
そのうち3回も行っているので、結構なファンだと思うのですが・・・。
さて、土曜日も仕事なので、土曜日は1公演だけ取りました。
仕事が終わらなかったら無駄になるチケットなので(;_;)
でも、大丈夫、行けました。
で、昨日の土曜日1公演だけ行ったのが、、、
昨年、どうしても行きたかったのにチケットが取れなかった
TSUKEMEN!!
TSUKEMEN HP
さだまさしが名付けの親のイケメンユニット・・・というのも
さだまさしの息子、大陸くんがリーダーのユニットなのです。
バイオリン2本とピアノで、クラシックから映画音楽、アニソン、
オリジナル曲と様々なジャンルをこなす楽しい音楽でした。
さだまさしが、「お前たちはイケメンよりちょっと落ちるからツケメン
でちょうどいい」と言ったとかなんとか。
でも、自己紹介ではTAIRIKUのT、SUGURUのSU、KENTAのKEからTSUKE、
そしてMEN'SからMENを取ってTSUKEMENです!と言ってました。
約45分、全7曲演奏して¥1000/一人です。
演奏終了後、サイン会があったので会場でCDを購入して、サイン会
に参加。3人にサインを貰って握手してもらいました(*^^*)幸せ~
本日は日曜日最終日、4公演!!かなり意気込んで行きました(^^;)
最初は及川浩治。
宮城出身のピアニスト。ショパンコンクールや海外のコンクールで
色々と賞をとっているので有名ですよね。
及川浩治公式HP
リスト、ショパン、ワーグナーのプログラムだったのですが、
最初の曲を弾いて終わりのデクレッシェンドで音が消えていく余韻を
味わっているときに、いきなり客席からケータイの着メロが(-_-;)
チケット完売だったのであの瞬間約800人の観客が息を飲みましたね。
そして拍手をするタイミングを失いました。
しかもその無礼者は最前列の真ん中に座っていたという・・・。
必死こいてケータイの電源を切ろうとしていたんだろうけれど、
おばちゃんでいまいちケータイの使い方が分からなかったのか、モタモタ
やっていたら、浩治さんが優しくゼスチャーでどうぞ、ってやって
ました(^^;)
で、気にせず2曲目に入り、観客を引き込む凄さ。
楽しみにしていたリストのメフィストワルツは圧巻でした。
なかなか鳴り止まない拍手にアンコールは
シューマンのトロイメライ。
格好良かったです(*^^*)
約1時間の演奏で¥1000/一人。もう格安です!
そして、漆原啓子(バイオリン)デビュー30周年のベテランの
バイオリンを堪能させて頂きました。
漆原啓子HP
プログラムはちょっと変わった内容で、近代作曲家から
シュトニケの古い様式による組曲とストラヴィンスキーのイタリア組曲
どちらも聴いた事がなかったのですが、素晴らしい音楽でした。
そしてピアノは山中惇史くんという芸大作曲課の3年生。
なんでも、お弟子さんの伴奏で来ていたのを見初めたそうです。
息の合った演奏で素晴らしかったです。
こちらも約45分で¥1000/一人。
さて、娘が一番楽しみにしていたプログラムが、
小山実稚恵のピアノコンチェルト。
仙台フィルハーモニーとのコンチェルトです。
と、その前に、荒川洋(フルート)のモーツアルトのフルート協奏曲
がありました。
これもよかったです(^^)
そしてお待ちかねの小山実稚恵のラフマニノフの2番!!
もうカッコいい!!の一言に尽きますね。
渾身の一曲といった感じで、しかも仙フィルとは共演回数もきっと
多いと思われ、息の合ったコンチェルトで感動しました。
小山実稚恵HP
何度も何度もカーテンコールが鳴り止まず、本当はアンコールの
予定がなかったのかもしれませんが、(あったのかな?)
5回目くらいに出て来て、ラフマニノフの幻想曲を弾いてくれました。
そのあとも何度もカーテンコールがあり、次の公演に間に合わず
途中で抜ければよかったと思いましたが、席が最後尾の真ん中で
両脇の人たちがなかなか席をたたなかったので抜けられませんでした。
仙フィルとのコンチェルトということもありこの公演は
約1時間で¥2000/一人。でも聴き応えがあったので満足。
ここで、サイン会もあったのですが、娘は欲しかったようですが、
最後のイリーナ・メジューエワの公演を聴いてからイリーナの
サインを貰う予定でCDを購入していたので、小山実稚恵はいつでも
仙台でコンサートやってるし、次の機会にサイン貰えるから次に
しよう、とだまし?イリーナの会場へダッシュ。
始まってましたが、途中から中へ入り、シューベルトとリストを
聴いてきました。
すごく日本語が堪能で、曲の前には日本語で曲の解説をしてから
演奏するという、凄いなあって思いました。
イリーナ・メジューエワのプロフィール
日本での活動中だったんですね。だから日本語堪能だったんだ~
サイン会に並んでサインをもらって、私たちの仙クラ全日程終了。
とても充実した2日間でした(^^)
来年も行くぞー!!