フリーカメラマン 杉本祐一の小説
小説 戦場カメラマン 頑張り過ぎてダウンしてしまった。日曜出勤させられ月曜も出勤、仕事を終えブルマンの事務所に帰えったら、夜仕事があるので事務所で待機していてほしいと告げられ、夜5時30分に軽トラックで岸本と2人で福島第一原発に向かった。深夜12時前に作業が終わると言われていたので夕食をとらず。免震棟で2回休憩したが、朝4時胃がきりきりして吐き気を10数回繰り返し、朝5時の休憩で林さんが現場に出ないで、ここ免震棟で体を休ませていろと指示したので、その通りにした。林さん他6~7人で現場へ向かい朝7時30分頃仕事を終え帰ってきた。皆、支度を終えブルマンの事務所に帰ったが、僕だけ残ったのはJビィレッジまでは定期バスで帰れるが、そこから先の足が無いので、同じアパートで共同生活している神川君から車のキーを受け取って帰えなければならないからだ。 8時30分に神山君が免震棟に来て事情を説明しキーを受け取り、定期バスに乗り込むみ夜食用にもらったパスタをアパートの自室で、酒の肴にして食べた。毎日コンビ二の御握りとカップ麺だったので、好きではないがコンビニのパスタを美味しく頂いた。今後は無理をせず毎週日曜日は必ず休むようにしょう、と。火曜日は夜勤明けで休みだったが、水曜日も調子が悪く休ませてもらった。一週間たったが今もいまいち調子が良いわけではない。