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テーマ:着物生活を楽しく♪(1667)
カテゴリ:キレイに着る
今日は、皆様よりリクエストのあった身幅の合わない着物の着方のついて、
書いて行きたいと思います。 身幅の合わない着物といっても、極端に大きすぎる小さすぎるものは、いくら工夫しても着る事は出来ません。 たとえば・・・ お嫁に来るときに作ってもらった着物を着ようと思ってるけど、その頃より30キロも太ったわ~とか・・・ 母のお下がりがあるのだけど、母は3Lサイズ、でも私は7号サイズ~とか・・・ それは~無理です。 あきらめて仕立て直してくださいね ここでは、着る事はできるけれど、ちょっと合わないからすっきり着られないという程度の場合で、書いて行きたいと思います。 まずは、裾あわせです。 身幅が広い、狭いに拘わらず、上前の幅を優先に着ていきます。 腰骨の位置を基準に、1~2センチ深くあわせるのが基本ですが、着物の格によって多少違います。 普段着は腰骨あたりでもOKです。 身幅が足りないときも、そのくらいに。 背縫い、脇縫いはサイズがあっていれば、それぞれ背中心、脇にぴったり来ると思いますが、 なかなかそこまでぴったりの着物はありません。 下半身の背縫いが左右にずれるのはかまいません。 上前幅が決まったら、下前は腰紐を締めるときに、後にゆるみがないように、しっかりと引いておくことが大切です。 余る場合は巻き込まず前に倒します。 身幅が狭い場合は脇まで来ませんので、脇まであると想定して褄を上げ、あわせます。 次は衿合わせです。 身幅がたっぷりある場合は、思い通りの衿合わせができるでしょう。 問題は、足りない場合です。 どうしても深くあわせることは出来ませんので、シャープな衿合わせになります。 そのときは、長襦袢の衿はしっかり深めに合わせて、半衿を多めに出して、粋な着こなしで楽しみます。 衿を合わせたら、胸紐やコーリンをします。 金具つきの伊達締めを使う場合もあります。(私はこれです) 身幅ぎりぎりの場合は、シワもあまり出ず、処理が簡単だと思います。 身幅が大きい場合は、シワがたくさん出て、ブカブカした感じになっていると思います。 まず、後のしわをキレイに脇に寄せ、身八つ口で前に引きます。 まず左の前のシワを脇に寄せ、前身頃を後身頃にかぶせ、紐や伊達締めの下に引いてから、脇で後ろ向きにタックを取ります。 次に右側も同じように前身ごろを後身頃にかぶせ、下に引いてタックを取り、おはしょりのブカブカ分を引いてきて、上前の中にきれいにたたんで、しまいこみます。 どうでしょう?これ、やってますか? 画像がないので、わかりずらいと思いますので、いつか画像を追加したいと思います。 それでも、もっと余る~という場合は、衣紋ひだというのをとることもできます。 身幅が広い場合、とくにいつもの着方とそう変る事はありません。ただ、しわが多く出てしまいますので、シワの処理をしっかりする事が、すっきり着るコツかと思います。 お試しください。 質問、疑問等ありましたら、お願いします。 人気no1!伊達締めに金具付き!ニューサッシュもうコーリンベルトは要らない!ご使用方法は、ページ下をご覧下さい 金具付きシャーリング入り伊達締め(サッシュ) 超便利な伊達締め!【ニューサッシュ】Lサイズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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