不調PC 劣化したCPUクーラーの爪を交換したものの・・・
先日BDドライブの不具合からCPUクーラー破損が発覚し、それを交換したのですが、どうやらどこかがおかしい様子です。Windowsの自動修復に入ったり、Windowsの四角が4つ表示されたままクルクル回っている状態で一晩変化がなかったりと、正常では無いようです。とりあえず起動ドライブのSSDを外して他のPCに接続してみたところ、これといった不具合は無い様でしたから、SSD内のWindowsに不具合があるとも考えにくく、今回修復やWindows再インストールも考え、先日も使ったWindows10のインストール用USBも試しましたが、それがうまく読み込めていない様子。交換したBDドライブにWindows10のインストールDVDを入れても同じで、今回反応が無くなったBDドライブもケースを開けてみたところこれといった破損個所も見当たらず、BDドライブを再度組んで光学ドライブ単独で電源を入れてみたところ動作している様子・・・ん~~~これはマザーボードかCPUかメインパーツの不具合だろうか?念のため内蔵電池も交換してみたが、これも変化なし・・・SSDの接続SATAコネクタを替えてみてもダメこのままでは故障個所の判断も手間暇かかりそうです。さすがに10年戦士だと細かくチェックしていったら半田が浮いている箇所があったりもするのかもしれません・・・ただ厄介だと感じるのは、起動時に本来なら正常であるはずのビープ音というか起動時のピッ!という単音一つは確実に鳴っているので、どこかに異常があればそれも別の音として確認出来たような気がします。そんな訳で、一旦修理は諦めようと思います。そして使えるケース、電源、メモリ、記憶ドライブなどを使って修理というよりも、1台組みなおす事にしました。ですが、ここでまた問題が・・・一応メインとなるCPUとマザーボードはコスパ優先でざっくりと2~3万でいいかな?・・・GPU内蔵CPUにするか?グラボを買うか・・・グラボも発熱量が多く、起動できなくなって、Windowsのクルクルのままでも排熱はかなり熱かったので、途中グラボの不具合も考えてクーラーの掃除とグリス交換もしましたが、やはり旧型とは言えゲーム向けのGPUなので消費電力が多く、たまにTVを見る為のPCとしてはあまりバランスが良いとも思えないので、今後今回の様なトラブルの時にはCPU内蔵グラフィックの場合、CPU自体が異常なのか、マザーボードが異常なのかが判断しにくいとも思うし・・・でもあまり高価な部品構成にするつもりもないので、その時はまた怪しいパーツを交換すれば済む事かもしれませんが、丁度今はAMDのRyzenが面白そうなので、そのあたりで考えようと思っています。話が少し変わってしまいましたが、そのあたりのパーツ構成で考えていると、今回動作不良になった3rdPCの時代はUSBの規格も1.0だった頃かな?たぶんそんなはずで、USB3.0用のフロントパネルコネクタなども無いし、以前ケースを廃棄した事があるんですが、その時は樹脂製パネルの爪なども劣化から折れたりしていて、他に流用するほどでもないと判断したんですが、今回のケースは現状これといった大きな破損個所は無いんですが、10年経過していたらケース外装樹脂パーツに限らず、フロントパネル用配線の小型コネクタやケーブルなども劣化が進んでいるはず・・・あえてそれらを新しく交換するというのも良い策とは思えません、また、安いケースでも配線が取り回しやすいものがありますからね(今回壊れたPCのケースは裏配線ができるほどのスペースが無い)。こう考えると、結局ケースも買った方が良さそうです。もっともケースは今も昔も安いものであっても、そんなに問題らしい問題はありませんし、SHOPのBTOパソコンなどのケースも数千円の物が多い様に思っている私なので、いっそ少し省スペースなものにしてもいいかな?と考えています。以前はこのTV用PCにはグラボと同じように拡張カードでTVチューナーカードが刺さっていたりもしましたが、今はTVキャプチャーはUSB接続の外付けですので、グラボとUSB3.0カードだけ刺さっている状態なので、USBカードはイマドキのPCには最初からついているんだし、拡張性を取り除いて、小型化する事も出来る訳です。以前だとケースが若干割高だったりした事もあった気がしますが、一部のゲーム用PCでなければ、ミドルレンジのグラボであればコンパクトな製品が増えている様にも思えるので、そういう部分も踏まえて、考えてみようと考え始めました。もちろんOSは今のものを使えばいいので、ケチるところはケチっていけるのです。そうそう!今回修理しようとケース開けたら、古いHDDを有効活用しようと、IDEケーブルも健在でしたwww。そういった古い規格も混在する時代のマザーボードですから、今や様々な規格から厳選され生き残り進化してきたものによって構成されたマザーボードでも1万円以下でも十分最新技術が満載なんですから、10年前のものが使えるうちは良いとしても、それを直す意味は無さそうですね。そんな訳で、幸いメインPC、2ndPC(ちょっと怪しいw)と健在なうちになんとか3rdPCの再建に取り組もうと思います。とは言え、少し前までは2ndPCの不調を考えて、2ndPCの組み直しを考えていたので、今回の一件で余る3rdPCのパーツを移植、交換用パーツとして確保しつつメインPCを新規に組んで、現メインPCを2ndPCにという構想も出てきます。昔ほどPCで遊ぶ時間も無くなっているし、現メインPCも当初は音楽の打ち込みで遊ぼうと思っていたのに、その用途にもほとんど使う事なく仕事とたまにゲームをやる程度となってしまっているので、どこまでの性能が必要か?と考えると、今回組み直す3rdPCのスペック程度でも8~10年前のゲーミングPCと同じくらいの性能があるとしたら、今この令和元年にミドルクラスを超えるゲーミングPCが必要なのか?という疑問も湧いて来るので、まずはイマドキのコスパPCの実力を見て今後のPC事情を考えて行こうと思います。ちなみに、3rdPCなどの存在意義の中には複数あるゲーム用アカウントで同時ログインという作業も含まれているので、あまりもっさりしたPCだと後悔しそうなので、グラフィック性能も低価格な方が良いとはいえ、3D表示でFPS10以下などというのも困るのですが、1万円台のグラボでも今は結構優秀っぽい感じがします。以前なら4~5万はグラボに・・・という印象でしたし、価格帯としてはCPUとグラボはある程度覚悟して出費する方が後々長く使えるものと信じて生きてきた私ですからある程度高価なものになってしまうのが当たり前でしたが、結果的に最低でも5年以上満足感を味わいつつ?使えて良かったかな?と思っているのも事実です。www今回のクーラー交換の画像を少々・・・交換したクーラーの上に乗っけてあるのが純正クーラーです。大きさの比較の為並べようと思ったらここしか置けなかっただけですw高さが2~3倍あり、風の向きも上からではなく横向きのクーラーとなしました。ですが、このクーラーの固定方法があまりこのマザーボード(以降MB)には合っていない様で、取り付け取り外しがこの向きが一番良い方向でしたが、ご覧の様に隣のヒートシンクとの隙間が数ミリです。取り付け取り外し作業の際それに接触する事もあったのと、同様に反対側のフックもかなり狭い場所でした・・・、この状態でもシステム起動を試みましたが、なぜか起動できず・・・。取り付け時にMBを痛めてしまった可能性も否めませんが、原因は不明なので、同時に注文しておいた純正クーラーの固定用ピンを使って、純正クーラーを取り付けました。これはintelの純正クーラーを取り付け、元に戻った状態ですが、これでも起動不能となっています。先にも少し書きましたが、そもそもが反応しなくなったBDドライブだったり、書いていなかったかもしれませんが、録画したTVの一覧表示やTVチューナーソフトの動作がとても遅かったりしていた事も考えると、その様な情報が行き来している配線上の接触不良なども考えられない事ではありませんし、今回色々なHDD,SSDなどを他のPCに接続して動作テストをしましたが、一部のディスクに問題がある事でシステム自体がもっさりした動作になっている場合もある様なので、今回のMBには↑の画像左下に見えてるASUSの懐かしいIDE接続用ケーブルなども現役だったりして、原因を究明するにも交換パーツもほぼありませんから、あえて古いパーツを中古で探して、それに換装して動作テストをするというのはどうかと思います。あ!もちろんIDEケーブルなどを外して、起動用SSDのみで起動テストをしたり、USBメモリに入ったWin10のインストーラーだけで起動させたりもしていたので、最低限必要な構成だけで起動する事が出来たり、SSDに再インストールする事ができればそのまま様子を見ていましたが、この状態はかなり厳しいですね。ここ数年でのPCの進化って普通にネット見たりメールやったりブログ書いたりしている程度のユーザーにとっては、必要な伸びしろだったのか?と考えると決してそこまでありがたい成長とも私は感じていません、逆にPCではなくタブレットやスマホといった小型端末の進化によって、それらで事足りる様になった作業も少なく無く、PC離れが進んでるんじゃないのかな?と思える部分もありますが、そんなPCに進化を望むユーザーが多くないであろう時代でさえその進化というのはコスパだったり小型化だったりで間違いなく存在しているのですから、必要十分すぎる性能のPCをこれまでよりも安価に手に入れる事が出来るという事は想像がつきますw。ここ数年OSの関係でノートPCの買い替えには踏み切りましたが、本来5年周期ほどで新しいPCの買い替えをしてきた私が、性能に不満が出る事も無く、満足して使えている事はユーザーとして普通にPCを使う程度ならOSの起動条件などに不足が生じるなどすれば、新たな高性能を必要とするきっかけだったりもしましたが、Win10の時もアップグレードと、一部パーツの換装だけで十分快適に使えたなどの環境だった事も手伝って、ずいぶんと長く使っている様に感じます。あまり性能の良くないPCを買うと、3年ほどで買い替えたくなるからその分多めに投資しておけば5年は使える!という個人的思考を貫いてきたのですが、今はそこまで最新PCの高性能を欲するほどではなくなっています。これは個人的な欲だけではなく、このPCだと〇〇を普通に使う事ができない・・・という「不満」が無いので使えるうちは・・・と古いPCにも鞭打って頑張って来た感じかな?wwwそういった時代の流れやPCの老朽化も考えると修理なのか?買い替えなのか?それがひとつ大事な判断になるんでしょうね。