出不精淡水魚

キーボードを早速掃除しました。

なぜなら、またCtrlキーが押されている状態になった様で・・・

そして、気づいた事その２は、そういったキーボード入力がおかしくなると、IEのスクロールができなくなり、マウスホイールを回すと、画面がズームするという・・・。

今その謎を思い出して、清掃後Ctrlキー押しながらマウスホイールを回してみると、ズームしましたｗｗｗ
このショートカットは普段使った事がないので、なるほど・・・納得しました。

で、分解しつつ型番とかメーカー見ようと思ったら、メーカーの記載がありませんでした。
てっきりエレコムとかロジクールあたりの売り出しキーボードを使っているのかと思っていましたが、もしかしたらBTOパソコンを買った時に付属でついてきたのか、その場しのぎでノーブランドの格安キーボードを購入していたのかもしれません。

一応型番らしきものを検索してみると「KB-3920」というのはNEC製みたいです。富士通のPCを以前使った事がありましたが、それにはWEBブラウザの起動ボタンだとか、一般的な１０９キーとは違い、メーカー製のキーボードはそういった機種依存の専用ボタンなども付いているのかな？と思ったものですが、その後そういった特殊なキーを専用のユーティリティーで便利に使えるものがある事を知りましたが、私にはあまり必要のない機能です。

結局、そういったキーの進化したのが、ゲーム用の特殊なキーボードなどなのでしょうね。
１ボタンで複数キーを連続で入力できたり、連打になったりと・・・
そういった複雑な操作が必要なゲームも私はやらないので、WASDなどの左手で動きを操作し、数字キーやファンクションキーでショートカットに登録したスキルを操作したり、POTを使ったりする程度です。

そんな私には高価なゲーム用キーボードや、ゲームパッドは必要なく不意に連打になってしまうとか、何度か叩かないと入力できないなどの不良が無い限り、売り出し商品でもあまり気になりません。


欲を言えば、以前使っていたパンタグラフ式が好きではありますが、店頭で色々叩いてみても、ストロークの深さと音くらいの差しか実感できないのと、そういったゲームをすると、どうしてもそれらのキーから反応が悪くなったりしていたので、壊れたら買い替えた方がいいし、移動方向がうまくコントロールできなくなったり、セカンドライフなどのちゃっとでも、１つキーがおかしくなるとイライラするストレスはとても大きいので、今回の様にとりあえず掃除して、ダメだと思ったら、とりあえず予備を繋げておいて、翌日買いに行くという感じです。


で、検索すると実際に同じキーボードを分解している記事がありました。
が・・・既に組み上げた後だったので、参考にする事もできなかったのですが、以前キーの下に隠しネジ的なものがあったのが記憶にあったので、それを忘れない様に、写真でも撮っておこうと思ったのですが、今回内部の壊れている状況によっては、交換かもしれないし、次回分解する事はたぶんないだろうと思ってはいたのですが、似たような構造のものもあるかもしれないので、そんな写真もいくつか撮りながら作業していました。

分解マニュアル的なものではなく、私の覚え書きです。
参考に！という意図もなく、興味があればこんな感じになっていたのか！？という感じで中身の画像でも・・・ｗ

また、その型番で他の形のキーボードの形もあったので、内部の機能部品の型番で、ケースなどはまた違う物があったりするのかもしれませんね。

まず、キーボード本体を分解するには裏面に８個、前面に４個のネジがあります。



目視で確認できますが、一応どの辺にネジがあるか記録。


キーを全て外さずに作業する事も不可能ではないのかもしれませんが、私の場合は全てのキーを外して丸っと洗いたかったので、いつもガチャガチャと外してしまいます。


この全外しクリーニングは一部大きなキーには金属の補助バーみたいなものがついているものもあって、可動部にグリスが塗ってある場合もあるので、ガッツリ洗剤であらってしまった場合はグリスをぬり直した方が方が動きが重くなったりしないので、注意したほうがいいかも。

そして、ネットで検索すれば似たようなキー配列はすぐに見つかるかと思いますが、念のためスマホなど、PC以外の機器で確認できるような写真を撮っておくと安心です。

また、全外しに限らず、先に書いた金属のパーツがある箇所にはそれが引っかかる爪があるのですが、キーを外す時に無理をしたり劣化で折れる事があるので、注意が必要です。
構造としては難しい物ではないので、画像から想像してみてください。







外せば、それらを元に戻さないといけないのは面倒ですが、慣れればそんなに面倒でもないです。１０分では無理かもしれないけど、のんびり音楽でも聞きながらやっても３０分もかからないでしょう。
問題なのは、個々のキーを洗う作業と、脱水というか乾燥です。歯ブラシ片手に汚れをとったり、指でこすったりしながらすすいで乾燥・・・待ってるのが面倒で、１つずつ摘まんではタオルに叩き付けたり、ブロアーで水を飛ばしたりしてティッシュでふいたりと、すぐに終わらせたいと思うと作業が増えます。
すすいだ後、タオルなどで軽く水分をとったら、新聞紙の上にでも広げて数時間放置した方が利口かもしれないけど、私にはそんな余分なスペースがないので、一気にやっつけます。ｗ

ついでに構造について書いておくと、中身は透明なフィルムが３枚重ねてあって、その上にシリコン？のボコボコシートが重ねてあって、小さな基盤もありますが、フィルムを挟んだりすると断線する可能性があるので、組み上げる時には基板やケーブルはもちろん、そのフィルムなども注意です。

ずらしてみると、こんな３枚


一番下


見にくいけど２枚目を重ねた状態


フィルムはこの３枚がセットになっている


その上に凸凹シートがのっている


めくってみると分かりやすいかな？
カップの裏側の突起がフィルムを押す感じなのかな？


簡単な構造ですが、たぶん３枚のうち２枚が電極で、間の１枚が厚み分の隙間を作っていて、キーを押す事で、わずかな隙間が無くなって通電する様な感じなんだと思います。

今回自分の様に押しっぱなし状態になるというのは、一番下のフィルムの下にゴミが入ってしまって、キーを押さなくても接触している状態になっていたか、フィルムに変な織り目でもついて間のフィルム分の隙間が無くなってしまっていたのだと思われますが、見た所変な癖もついていませんでしたから、前者のゴミなどによる誤動作であろうと考えます。

ゴミの画像はどうかと思ったので撮りませんでしたが、案の定、ルアーの削りかすのバルサの木片やホコリ・髪などがありました。

入力装置なので、多少汚れていても、正常に動作していれば気にしないで使えるズボラな性格ですが、やるぞ！と思うと一歩踏み込んでやってしまうのですが、キーボードはクリーニングすると気持ちいいですね。

２～３日すると、すぐにホコリが目立ってくるんですけどねｗ

しかし・・・綺麗に掃除しても、かなりくたびれておりますｗｗｗ。



ブラインドタッチなんてできないので、たまにキーの文字を見ないとダメなのですが、K/M/Nキーは既に英字が消えてしまってます。

今回バラして見て、まずネジが１つバカになってた。上の写真にもありましたが爪が折れています、動作には問題ありませんが、他にもケースの裏側で基板フィルムを押さえる感じなのか補強なのか板状の形状があちらこちらにありましたが、一部折れていました。
次は分解しないで、買い置きのキーボードに交換か・・・もうひとつ買いましょうかね？

まぁ～機能的に上位機種が必要でないのなら、こんな作業に数時間かけるくらいなら９８０円で買った方が安上がりという気もしますが、こういった事で愛着が湧いたりするものです。ｗ

構造が複雑になって高額なものになってしまうと、分解が面倒になりますが、これくらいだと失敗しても掃除しなければ役に立たない事もありますから、とりあえず分解掃除！という壊れてもいいからやってみよう精神ですかね？ｗ

その「勿体ない！」精神が部屋を狭くしている要因でもあるだけに複雑です。ｗｗｗ