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カテゴリ:アマチュア無線
バチ抜けシーバスに集中しつつも、時代遅れのままではイカン!だろうと「脱!浦島太郎計画」的な買い物をしました。
先日書きましたが、アマチュア無線の小型トランシーバー購入です。 いや・・・書いていくうちにアンテナの話がメインになってしまったので、ダイポールアンテナ購入&設置を本題としますが・・・結局いつもの脱線が本題になっているパターンですw。 ********************************************** 久々のアマチュア無線ネタです内容的には初心者・初級者レベルの内容ですので、ざっくりしてますが、すっかり無線周波数が空いてしまっている事もあって、無線に興味の無い人にもざっくりとしたマメ知識ネタを含む内容ですww。 コールサインだけは維持してるんだよね~って方はたまにはリグに火入れてみてくださいw。 ********************************************** 引っ越しや生活が変わったりが原因で、無線から離れてはいたのですが、簡易的なアンテナを数本立てて、不調のリグ(無線機)もあったので、手頃なものを購入して飛ぶ飛ばないは別として、HF帯から1200MHzまでは送受信できる環境にはあったんですが、とにかくアンテナがしょぼいので、まともに運用できるものはギリギリ144/430MHz帯程度で、それも無指向性のグランドプレーンアンテナのみですから、無線をやられている方なら、「それは厳しいな…」と思われるはず。w ですが、以前は20mもある支柱的なものがYouあったので、市内ではなかなか上げられないロングワイヤーアンテナ(3.5MHz帯だと全40m)も上げていましたから、以前はアンテナ的には7MHz帯も楽しめたので、まずは比較的アンテナが安く購入できるワイヤーのダイポールアンテナを上げてみる事にしました。 ダイポールアンテナというのは↑に書いた長いワイヤーのアンテナでバランという給電部に同軸ケーブルを接続して、その先に片側1/4波長のワイヤーを繋げて逆V字型やT字型などワイヤーを腕とするなら、手を広げた様な状態で設置するもので、一般的に昭和の頃から屋根に乗っているTVのアンテナとは形状が異なります。 しかし、構造としては似た様なもので、あの魚の骨みたいな形の中の一つはダイポールアンテナみたいなもので、それに指向性を持たせる為に骨の数を増やしたのがTVアンテナに多かった八木アンテナなんですが、周波数帯によって波長の長さが異なるので、7MHz帯の場合は1波長が40Mになるので大きなものになってしまう訳です。 あまり掘り下げても興味の無い方にはつまらない事でしょうけど、マメ知識的なネタとしてもう少し書いておきますと、テレビ東京の場合↓の動画にもありますが、アナログ放送時代の映像・音声周波数は200MHz前後です。 50秒あたり・・・ん~懐かしいw テレビ東京 クロージング 1995.4 厳密なところはよく覚えていないんですが、アンテナの素材の伝導率?とかで補正が必要だったりした記憶もあるんですが・・・まぁざっくりと300を周波数f(MHz)で割ると電波の波長λ(m)が求められると・・・w λ=300/f 7MHzだと300÷7で約42.85mになり、ダイポールアンテナだと全長が1/2λになる21mほどになり・・・というザックリとしたアンテナサイズが出て来る訳です。 この7HHz帯でTVアンテナの様な八木アンテナを作る事も可能ですが、あの骨の1本が20mになるので、それを数本並べるには大変広大な土地が必要だったりしますw。 ついでなので、テレビ東京の200MHzの波長は?というと・・・ 300÷200で1.5mが1λですから、1/2λは75cmほどとなりだいたい屋根の上に会ったアンテナの印象とほぼほぼ一致したのではないでしょうか? えっ?・・・もっと小さかった?? はい!実はそれもあったんです。地方局というか地元局というか・・・ VHF帯とUHF帯・・・こんな言葉も家電量販店のアンテナ売り場あたりで目にした事があるかと思いますが、テレビ東京はVHFでした。 調べてみましたら・・・ VHF 1ch~12ch 90~222MHz UHF 13~62ch 470~770MHz はい!この数字をみてなんとなく波長の長さがピン!と来た人は、この駄文でもざっくりとした波長の事を理解できちゃった天才です!www 再びYOUTUBEの動画を参考にさせていただくと・・・ TVK テレビ神奈川 クロージング 映像周波数645.25MHzですね。 300÷645.25で、1λ約0.464mです。 その1/2ですから23cmほどがアンテナの骨の長さだったんです。 もっとも、UHF13chだと470MHzですから 300÷470で、1λ約0.638mですから、同じUHF帯といえども下の方と上の方では長さが変わって来ますから、都合の良い長さに調整したものが市販されていたいった感じだと思います。 ですからアナログ放送終了の頃に地面に横たわっていたTVアンテナたちのサイズというのはそんな2種類のアンテナが必要だった訳です。 ********************************************** こちらはアマチュア無線144MHZ帯用の八木アンテナですが、こういうアンテナ屋根に載ってましたよね?ww ********************************************** これも厳密に言うともっと掘り下げる事ができるんですが、これ以上の事はアマチュア無線の国家試験でも勉強されるともっといろいろな事が学べます! 私はほとんど忘れてますが・・・w 確か…こういった暗記本で試験受けた記憶が・・・www とひとしきり脱線したところで、話を戻しますが、そんなざっくりとした波長でアンテナが成立するのか・・・というと、NO!なんです。 おいおい・・・ざっくりと都合の良い長さで市販されてるとか言ったじゃないか! ですが・・・それは受信に限ってのお話しで、送信の場合少し話しが変わって来るんです。アンテナ自体の素材については先にも書きましたが、設置する場所によってもアンテナの性能は変わって来たりするので・・・ ・フルサイズのダイポールを地面に置いてもOK? ・ワイヤー丸めて束ねておいてもOK? ・屋上の手すりに絡めておいてOK? ん~~ほぼほぼNGだと思います。www (受信だけならやり方によっては効果があったりもしますが送信は厳しいかな?w) ん~~これまた詳しく説明するのもやめますが、ざっくりと言うと、金属などには特に影響するので、ベランダの手すりに紐で結わいたり、束ねておいては全くダメなんです。 影響を受けにくい空中にある方が性能が発揮されるので、これまたざっくりいろいろな考え方があるんですが、給電部を1/2λ以上地面から離すとか・・・理想はもっともっと高い方がいいはずですが・・・大事なのはエレメントになるワイヤーが建造物などの影響を受けにくい状態で設置する事が理想みたいで、アパートやマンション住まいの方はそういった設置場所が最大の難問になる訳です。 仕方なく送信効率は悪いけど、設置場所が小さくて済むものなど自作で自分の環境に合うものを作ったりと・・・各自頑張っている訳です。 私もダメ元精神で色々自作を試しましたが、強度的にダメだったり、根本的にダメだったりで、市販品に勝った!と思えたものはほぼありませんw。 台風でひん曲がったり、強度求めたら重くなったり・・・w まぁ~それが楽しかったんですけど、今回はそんな自作ではなく市販のアンテナを設置し、送信周波数に合わせてエレメントを短く切って調整するんですが、それもここまでの駄文で理解できる人が居たらいいんですが・・・w 7MHz帯でも7.06MHzあたりで最良の調整にしよう!とか、7.10MHzで調整しようとか、運用する無線家のスタイルに合わせて調整・設置することで、本来の性能が発揮できるかどうかが決まるのです。 で、今回はそんなダイポールでも短縮コイルという省設置場所仕様のアンテナを設置・調整しましたが、調整機器や方法などは省略しますが、補正するアンテナチューナーという機器を使わなくても、良い数値まで調整できたので、7MHzに関しては、以前のフルサイズとまでは言えないのかもしれませんが、無線人口が減っている事も考えると、フルサイズと同等と言えるのかな?という結果になってます。 短縮コイルがダメだったら、フルサイズ張る予定でしたが、当面これで行こうと思っています。 詳しい設置状態の説明は差し控えさせていただきますが、参考までに・・・ 鉄筋造数階のほぼ屋上的な場所に3~4mのマストを立てて逆Vに設置しました。 場所自体は見通しの良いところですが、鉄筋の影響が心配でしたが、極力T字に近い逆Vを目指して設置しました。 7MHzでSWR1.5程度、21MHzでSWR1.2程度です。オートチューナーではなく手動アンテナカップラーで7MHzは調整して1.1程度まで落として使っています。 21MHzについては、設置後交信していませんが、カップラーなしで試してみる予定。 ********************************************** アンテナカップラーってこんな機器です 最近は自動調整できる機器が主流になりつつあるようですが、手動式のカップラーもまだまだ愛用者は多いはずです! ********************************************** ちなみに以前は21MHz帯は3エレの八木だったので、それを考えると21MHzのワイヤーというのは物足りない感一杯なんですが、贅沢は言えませんw。 と・・・なんだか無線に金かけてたんだな・・・という印象を受けたかと思いますが、実は私ではなく、熱心だったのは両親でして、私が幼い頃、無線仲間とのバーベキューなどにも連れて行ってもらったくらい生活に無線が密着していた時期もあり、物心ついた頃にはアマチュア無線の受信音が家の中に響いていた感じだったんですw。 結果、影響を受けたのか時代的にもアマチュア無線がブームになったタイミングもあって、当時友達と車数台で出かけても車同士での会話は怒鳴り合うか使い物にならないFMラジオを使った簡易トランシーバー的な・・・w(10M程度でも通話困難だったw) そんな時も、私の記憶の中では、車同士は無線で話すものだろう・・・みたいなwww 当時パーソナル無線という免許のいらない無線もあり、それを2台購入し、友達の車にそれを積んで通信したりと、車の免許を取得してからは無線に急接近してきた感じです。 今回アンテナを上げたのも、私がするよりも、両親が楽しめるだろうと思って設置したんですが、ついでに私も・・・という事で、全く仕組みも分からないデジタル方式の交信手段があるみたいだし・・・最新の技術を知っておきたいなぁ~と小型のトランシーバーを購入しました。 ですが、これは色々苦労しそうな予感です!。 ハンディ機に関してはまた次の機会に・・・www 前回のハンディ機関連の日記 2017.02.04 またハンディが欲しくなって来た・・・【アマチュア無線 】 http://plaza.rakuten.co.jp/bbsswim/diary/201702040000/ 購入したのはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.19 14:52:04
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