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テーマ:本のある暮らし(3300)
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昼過ぎから、急に薄暗くなって雲行きが怪しくなったかと思うと、
雷がなって、大雨が降ってきました。 ふと、久しぶりに、みたくなった写真集。 大好きな写真家、アンリ カルティエ ブレッソン。 パリの写真。 「写真はなにものでもない。私が興味を覚えるのは人生だ」。 彼は、愛用のライカを通して、 むき出しのもの、甘美なもの、こっけいなもの、 人生の瞬間をとらえました。 ひと気のない深夜の駅でキスする恋人達 夕方、水たまりの上を飛ぶ人 犬とそれを見守るおばあさん・・・ お葬式でカメラをまっすぐ見つめる会葬者たち 戦後のパリ、霧のなかで目覚める人たち デモで叫ぶ人々 悲しげな道化師 彼の写真の魅力は、日々のありふれた美しさと、残酷さかもしれません。 「決定的瞬間」をとらえた写真家。 千の言葉に匹敵するつかのまの一瞬をとらえることのできた巨匠であったと思います。 みていると、一枚一枚に物語が感じられます。 物語を読み取るように眺めるのが好きです。 そして、ゴダールやロメールの映画を思い出したり。。。 撮った人の伝えたい思いが迫ってくる写真集です。 でもその思いは高尚すぎるものではなく、 どこかで私たちの生活にリンクするような親しみやすいものです。 “The Decisive Moment” この本は1952年にパリとニューヨークで刊行された 彼の代表的写真集として名高い「決定的瞬間」です。 大判のページの中に126点のモノクロ写真が収録されています。 カバー装丁は画家マチスの切り絵です。 パリのル カトー マティス美術館に所蔵されてます。 BGMはサティしかありえません。 ようやく、つかの間の嵐もおさまったみたい。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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